ヤンキースまさかの2連敗でMLB大誤算…ドジャースとの“ドル箱ワールドシリーズ”消滅危機
実際、ドジャースがヤンキースを破って4年ぶり8度目の世界一になった24年のWSは、史上12度目の直接対決とあって大盛況だった。
視聴者数は米国内外で好調で、国内の1試合平均視聴者数は1580万人と、アストロズがド軍を下して球団史上初の世界一を成し遂げた17年以来となる1500万人超を記録した。日本、韓国、台湾などのアジア諸国を合わせると、3000万人に達した。
チケット収入をはじめとするWSの売り上げも好調で、第4戦までの収益の分配金総額は史上最高の1億2910万ドル(当時約206億円)。WSでの活況もあってこの年のMLBの収益は121億ドル(約1兆8800億円)で、23年の116億ドル(同1兆8000億円)を上回り、こちらも史上最高額となった。
不人気球団同士のカードでは、ここまでの収益は見込めないだけに、MLBがヤ軍とド軍の対戦を切望するのは当然だ。
今オフの労使交渉ではサラリーキャップ(年俸上限)制の導入などを巡って議論が紛糾するのは必至。選手会側は来季開幕からのスト実施も辞さない構えを見せている。
仮にストが長期化すれば、損失は計り知れない。果たしてMLBの思惑通り、WSでのドル箱カードは実現するか。


















