トランプ再来でガザは停戦も…ロシアで死闘を強いられる北朝鮮兵の非道すぎる扱い

公開日: 更新日:

 あれから4年。米国のトランプ前大統領がついにカムバックする。トンデモ言動に世界が身構える中、パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐって朗報がもたらされた。トランプの要求通り、20日(=日本時間21日未明)の大統領就任式の直前に停戦合意の第1弾が発効。イスラム組織ハマスによる人質解放、イスラエル軍の一部撤退やパレスチナ人釈放の着実な実行が期待されている。一方、北朝鮮も首を突っ込むウクライナ戦争は暗澹としている。

 侵攻開始から3年が迫り、ロシア軍の猛攻はエスカレート。キーウなど各地を無人機や弾道ミサイルで攻撃し、死傷者を増やしている。ウクライナ軍の越境攻撃によって占領された南西部クルスク州の奪還も急ピッチだ。ロシア国防省によると、約1268平方キロのうち、63.2%にあたる801平方キロ(17日時点)を奪い返したという。前線で文字通り死闘を強いられているのは、北朝鮮兵だ。

■ようやく捕虜確保

 プーチン大統領との蜜月に浸る金正恩朝鮮労働党総書記は、昨秋あたりから軍事技術供与などの見返りに兵士1万人超を派遣。ゲリラ戦を得意とする精鋭部隊「暴風軍団」を送り込んだものの、すでに3000人以上が死傷したとされる。ウクライナ軍が2人を捕虜としたのは、悪戦苦闘の末だった。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  3. 3

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 4

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 7

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  3. 8

    保守系の週刊新潮・週刊文春にも叩かれる高市早苗の薄っぺらさ

  4. 9

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する

  5. 10

    高市政権ゴリ押しの“夫婦別姓潰し”政策「旧姓使用の法制化」が法律面でも大混乱

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン