語り部の経営者たち
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インターネット・アカデミー 西洸人社長(1)祖母が教えてくれた「自分のことより人を先に」が仕事の本質
ウィンドウズ95が発売された1995年、インターネットという言葉すらまだ一般的でなかった時代に、日本初のインターネット専門スクールとして開校したインターネット・アカデミー。 IT教育業界で唯…
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クリーク・アンド・リバー社 井川幸広会長(7)出資ベンチャー元日野自動車会長の下義生氏が采配を振るうワケ
現在、事業承継事業に力を入れている井川幸広氏(65)。後継者難による企業の倒産が増加するなか、どのように展開しているのだろうか。 「ゼロイチで起業するにはその業界に精通していなければなりません…
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クリーク・アンド・リバー社 井川幸広会長(6)事業は「ロマンと算盤」のバランス 消滅危機のサガン鳥栖の再生へ
クリーク・アンド・リバー社(C&R社)を中心としたC&Rグループの事業に邁進する一方、井川幸広氏(65)は2004年から佐賀のプロサッカーチーム「サガン鳥栖」の経営に取り組んだ。 「その頃のサ…
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クリーク・アンド・リバー社 井川幸広会長(5)医師を病院に紹介する「民間医局」事業に着手
クリーク・アンド・リバー社(C&R社)を起こし、クリエーターの価値向上に尽力してきた井川幸広氏(65)。今後、より力を入れていきたいと語るのがビジネスライセンスの問題だ。 「以前は映画の製作に…
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クリーク・アンド・リバー社 井川幸広会長(4)フリーランスの権利とギャラを守るために90年に29歳で創業
自身のディレクターとしての限界を悟った井川幸広氏(65)は、起業を考えるようになった。事業のヒントになったのは、日米合作のドキュメンタリー映像を制作した時の経験だ。 「日本の中小企業に焦点を当…
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クリーク・アンド・リバー社 井川幸広会長(3)“天才”ジェームス三木の企画を前に悟った、努力だけでは埋めがたい領域
フリーのディレクターとして頭角を現した井川幸広氏(65)は、次々と話題作を手掛けた。1985年に制作した「国際科学技術博覧会」(つくば万博)の記念番組は、裏番組で圧倒的人気を誇っていた「11PM」の…
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クリーク・アンド・リバー社 井川幸広会長(2)次に通らなかったやめる…すべてつめ込んで書き上げた“勝負企画”
東京に上京した井川幸広氏(65)は大学進学を目指すかたわら、専門学校に通い始めた。しかし、夏休みに入り転機が訪れる。 「同じ下宿に住む友人が風邪をひいてしまい、代わりに彼のアルバイト先に行くこ…
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クリーク・アンド・リバー社 井川幸広会長(1)プロフェッショナル人材の生涯価値の向上を掲げて全面サポート
少子高齢化による労働力人口の減少、働き方の多様化がもたらす人材流出などによって人手不足が深刻化するなか、プロフェッショナルな人材の重要性が増している。そこにいち早く着目してきたのが、株式会社クリーク…
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アートアベニュー 藤澤雅義社長(4)M-1グランプリに3回連続出場、2024年は1回戦を突破
藤澤雅義(64)は2018年、沖縄・宮古島に「株式会社アートアベニュー宮古島」を設立し、不動産だけでなく、観光、飲食、メディアなどの事業を展開している。 きっかけは13年に知人から土地を紹介…
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アートアベニュー 藤澤雅義社長(3)人事や評価をフェアにするための「特別会議」
藤澤雅義(64)は、賃貸物件オーナーの資産を管理するプロパティーマネジメント(不動産経営管理)会社「アートアベニュー」に続き、2001年に同社で培った賃貸管理のノウハウを全国の不動産会社に広めたいと…
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アートアベニュー 藤澤雅義社長(2)不動産業はずるく儲けることもできるのですが
アートアベニュー社長の藤澤雅義(64)が「人生で忘れられない出来事」を経験したのは、新宿の小さな雑居ビルから今の「新宿NSビル」に引っ越した2013年のことだ。以前、このビルで働いたことがある藤澤に…
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アートアベニュー 藤澤雅義社長(1)会社は遊びに行くトコロ 社員が自由であることが大事
不動産の賃貸管理会社「アートアベニュー」は、東京都庁すぐ近く、副都心の象徴的な建物のひとつである「新宿NSビル」の中に本社を置く。 社長の藤澤雅義(64)は、1996年の創業当初から「楽しく…
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フルッタフルッタ 長澤誠社長(4)“アマゾン人脈”からたどり着いたアサイーとの運命的出会い
カカオの代替品となるクプアスのサンプルを送ってもらい「これは使える」と確信した。ブラジルではこのフルーツを実の部分だけ食べ、チョコレートの原料となる種は捨てているという。しかもカカオと違って、カフェ…
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フルッタフルッタ 長澤誠社長(3)京セラ“フィロソフィ”とも通じる経営理念 経済と環境が共存共栄する持続可能な社会の実現
京セラの入社試験で面接官に逆に質問を浴びせた長澤誠氏(64)。「同社が叩かれている経緯の真相を教えてもらえれば、卒論のネタになるかもと思っていた」と明かす。 合格できるとは期待していなかった…
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フルッタフルッタ 長澤誠社長(2)アメフト強豪校で学んだ「石橋を叩かず可能性に賭けるクセ」
せっかく関西学院の高等部に合格したのに、念願のアメフトをすぐには始められなかった。関西学院は大学だけでなく、高校も日本一を決める「クリスマスボウル」で他校を圧倒する実績を残していた。だが、長澤誠氏(…
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フルッタフルッタ 長澤誠社長(1)アマゾンフルーツの“スーパーフード”アサイーをいち早く日本に紹介
2010年代前半に全国を席巻したアサイー。最近、Z世代を中心にアサイーボウルなどに注目が集まり、人気に火がついている。ポリフェノールや鉄分を多く含むスーパーフードとして知られるこのアマゾンフルーツを…
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Geolocation Technology 山本敬介社長(6)便利さの裏にある誠実な技術を知ってほしい
後の「位置情報認識技術」につながるアイデアは出来上がった。今いる会社で実現できないのなら、起業しよう。当時、会社設立には1000万円が必要だったが、25歳だった山本敬介(51)には大金だ。幼なじみた…
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Geolocation Technology 山本敬介社長(5)プロバイダーに転職して手繰り寄せたアイデア
早く、もっとインターネットに触れたいという思いは募るばかり。1996年3月、22歳で自衛隊を辞め、地元の静岡で最初に立ち上がったプロバイダーに営業職として転職した。 時代はまさにインターネッ…
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Geolocation Technology 山本敬介社長(4)ビル・ゲイツの「未来を語る」が未来を決定づけた
「将来どうしたいんだ?」──1991年、高校3年の夏、静岡県の沼津市立沼津高校に通っていた山本敬介(51)は、たまたま前を通りかかって誘われた自衛隊の募集事務所でそう聞かれた。 「実はゲームが大…
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Geolocation Technology 山本敬介社長(3)同級生の甲子園出場で心の奥に火がついた
IPアドレスから位置情報を特定するIP Geolocation事業などを手がける山本敬介(51)は元自衛官→IT企業の社長という“変わり種”。小学生の頃からファミコンに夢中で、学校の勉強は大の苦手の…
