語り部の経営者たち
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メンタルヘルステクノロジーズ 刀禰真之介社長(1)若乃花・貴乃花兄弟を育て上げた明大中野相撲部監督が担任教師
厚生労働省の調査によると、メンタルヘルスの不調によって連続1カ月以上休業、もしくは退職した従業員がいた事業所の割合は13.5%。企業の損失は休職者の年収の3倍にも及ぶとされ、対策は急務になっている。…
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リブセンス 村上太一社長(4)退職後も保有できる社員持ち株制度「リブシェア」を導入
アルバイト求人情報サイト「マッハバイト」、転職口コミサイト「転職会議」、ITエンジニア限定の転職サービス「転職ドラフト」などで成長するリブセンス(東証スタンダード)。 村上太一社長(38)は…
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リブセンス 村上太一社長(3)トップダウン経営をやめた…社長ひとりの頑張りより全社員の少しの変化
2006年に19歳でリブセンス(東証スタンダード)を設立した村上太一社長(38)。アルバイト求人情報サイト「マッハバイト」、転職口コミサイト「転職会議」などのウェブサービスを手掛け、今年で19年にな…
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リブセンス 村上太一社長(2)不便と課題の解決が事業の基本 転職口コミサイト「転職会議」が急成長
成功報酬型という独自のビジネスモデルのアルバイト求人サイト「マッハバイト」などを展開するリブセンス(東証スタンダード)の村上太一社長(38)は、早大1年の時に大学内のオフィスで創業し、25歳で東証マ…
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リブセンス 村上太一社長(1)不安を解消するには行動…学生時代に創業し史上最年少25歳で1部上場
アルバイト求人情報サイト「マッハバイト」、転職口コミサイト「転職会議」、ITエンジニア限定の転職サービス「転職ドラフト」を主要事業とするリブセンス(東証スタンダード上場)。 村上太一社長(3…
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富士フイルムホールディングス 後藤禎一社長(8)「地球上の笑顔の回数を増やしていく」
2021年、後藤(66)が社長に就任した時、「イメージング事業(写真関連)はどうするつもりなのか」と、投資家から聞かれた。 「もちろん、積極的に取り組みますよ」と、後藤が答えると、「ええっ!?…
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富士フイルムホールディングス 後藤禎一社長(7)赴任先の国を理解しようと読み始めた世界史本にハマる
後藤(66)は無類の世界史好きであるが、そのきっかけとなったのも、ベトナム赴任だったという。 「異文化の中で、まさに未知との遭遇の日々でした」 仕事をスムーズに行うためにも、ベトナムと…
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富士フイルムホールディングス 後藤禎一社長(6)新興国医療の向上を目指して健診センターを開設
1995年から4年間にわたるベトナム赴任中、後藤(66)は主力の写真フィルム以外にも、レントゲンフィルムなどの販売にも携わっていた。 各地の病院を回る中で、ベトナムの医療体制がまだ発展途上に…
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富士フイルムホールディングス 後藤禎一社長(5)5年後、10年後を目指してタネをまく
2021年6月、後藤(66)は富士フイルムホールディングスおよび富士フイルムの社長に就任する。 「私はこの時、『富士フイルムの未来をつくる』と宣言したのです」 同社にとって、2000年…
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富士フイルムホールディングス 後藤禎一社長(4)メディカルシステム事業の10年先を描いた“マンダラ図”
30代後半のベトナム赴任は、後藤禎一(66)にとって大きなターニングポイントとなった。 日本人は自分ひとりしかいないのだから、何でもひとりで考えて、ひとりで実行するしかない。後藤は、ベトナム…
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富士フイルムホールディングス 後藤禎一社長(3)ベトナムの市場開拓は暗中模索で始まった
1995年、後藤禎一(66)にベトナム赴任の辞令が下る。86年に始まったドイモイ(刷新)政策によって、ベトナムはめざましい経済成長を遂げていったが、当時はまだその途上にあった頃だ。 現地には…
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富士フイルムホールディングス 後藤禎一社長(2)全面車両広告の「フジカラー号」を走らせ、大評判に
1983年、後藤禎一(66)は関西学院大学社会学部を卒業すると、富士写真フイルム(現・富士フイルムホールディングス)に入社する。 「世の中を幸せにする会社に入りたい」と、後藤は考えていた。 …
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富士フイルムホールディングス 後藤禎一社長(1)写真事業で培った技術で多角化を推進 5期連続で最高益を更新
2021年3月31日、富士フイルムホールディングスはCEO交代の記者会見を行った。 写真フィルム市場の失速による本業喪失の危機に向き合い、21年間にわたり同社を率いてきたカリスマ、古森重隆会…
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DHC 宮﨑緑社長(5)組織の縦割り意識に悩んだ
健康食品や化粧品などで成長を遂げたDHCは、2023年1月、オリックスが創業者から過半数の株式を取得したことで、体制が大きく変わることになった。 23年1月、創業者で代表取締役会長だった吉田…
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DHC 宮﨑緑社長(4)不採算部門を再建 「指示待ち」社員の意識をどう変えたのか
健康食品や化粧品、翻訳事業など、さまざまな事業を手掛けて成長してきたDHC。 しかし、多角化を進めれば、不採算事業も生まれる。そのとき再生するのか整理するのか、難しい判断を迫られる。 …
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DHC 宮﨑緑社長(3)適材適所を考えてきた その人に向いた仕事ならスムーズに進むと体験
化粧品、健康食品の「通販」会社として急成長したDHC。いまでは、ドラッグストアや大型スーパーでもよく売れ、「直営店事業」でも台頭している。その礎を築いたのが社長の宮﨑緑(57)だ。 意外かも…
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DHC 宮﨑緑社長(2)係長時代に連日、部下にごちそうしていたら思わぬ反応が
健康食品や機能性表示食品などで急成長を遂げているDHC。社長の宮﨑緑(57)がDHCに入社したのは1993年3月、25歳の時だ。半年間の英国留学を終え、帰国した後だった。 「語学を生かせる仕事…
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DHC 宮﨑緑社長(1)アルバイトで220万円を貯め、20歳のとき英国に語学留学
美容や健康のためのサプリメントでは国内有数のブランドとして知られるDHC。陣頭指揮をとっているのが社長の宮﨑緑(57)だ。 宮﨑は1967年11月11日、鉄鋼会社に勤める両親のもとに、千葉県…
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WOOC 阪谷泰之社長(4)空室再生は社会問題ではなく、可能性を秘めた資源です
WOOCの経営理念は「空間にバリュー(価値)とデザインを」だ。阪谷泰之(46)はこの理念に込めた思いをこう語る。 「単に空いている場所を埋めるだけでなく、そこに新しい価値やデザイン性を加えるこ…
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WOOC 阪谷泰之社長(3)全国に173拠点「コワーキングスペース」を作ったのが当たった
レンタルオフィス「ビズサークル」の事業は、創業1年余りで軌道に乗り始めた。 「1年間で200~300戸を管理するようになりました。私自身もがむしゃらに営業しましたよ。今の営業マンより私の方が物…