語り部の経営者たち
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プラザクリエイト 新谷隼人社長(2)銀座の蕎麦屋で運命的な出会い
高専から大学の経営学部への編入は、新谷隼人(39)にとって新たな世界の扉を開くことになった。 高専時代に図書館で読み漁った京セラの稲盛和夫氏やサイバーエージェントの藤田晋氏の本から「自分で事…
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プラザクリエイト 新谷隼人社長(1)コテコテの大阪で培った営業の原体験
1988年に設立され、写真プリント店チェーン「パレットプラザ」を全国に約165店舗展開するプラザクリエイト。 写真事業からモバイル事業、DIYキットブランド「つくるんです」まで、時代とともに…
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湘南ベルマーレフットサルクラブ 佐藤伸也社長(6)地域や人をつなぐ“ハブ”になる
一般企業が自社の商品やサービスで社会貢献をしたり、SDGsを体現したりするのは簡単なことではない。 取り組みたいという気持ちはあっても、やり方が分からず、みんなでゴミ拾いをするという程度の活…
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湘南ベルマーレフットサルクラブ 佐藤伸也社長(7)人・もの・金がいつも不足している
2007年のFリーグ開幕時に比べると、湘南ベルマーレフットサルクラブのパートナー企業は20社から130社に増え、予算規模は4倍以上に伸びた。 スポーツの魅力にひかれる人も多く、入社希望者やイ…
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湘南ベルマーレフットサルクラブ 佐藤伸也社長(6)児童養護施設の支援に多くの企業を巻き込む
「子どもたちの服がなくて困っています」 児童養護施設の支援プロジェクトは、湘南ベルマーレフットサルクラブでインターンとして働く女性が雑談の中で発した一言から始まった。 女性は児童養護施…
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湘南ベルマーレフットサルクラブ 佐藤伸也社長(5)久光重貴選手の遺志を継ぐ
佐藤伸也(48)が湘南ベルマーレフットサルクラブを率いる際に、地域社会課題の解決という方針を打ち出すようになったのは、ある選手の存在が大きく影響している。 2008年から12年間、同クラブに…
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湘南ベルマーレフットサルクラブ 佐藤伸也社長(4)5年で160の社会課題を解決する
2007年、佐藤(48)は湘南ベルマーレフットサルクラブのGMに就任する。 クラブが立ち上がってから最初のテーマは、「まずは湘南ベルマーレフットサルクラブが地元のチームだと認知してもらうこと…
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湘南ベルマーレフットサルクラブ 佐藤伸也社長(3)ビジネス経験を買われてGMに抜擢される
2007年、フットサルのトップリーグ「Fリーグ」創設に伴い、神奈川県南部の地元フットサルチームをベースにして、湘南ベルマーレフットサルクラブが誕生する。 その頃、総合建設会社に勤務していた佐…
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湘南ベルマーレフットサルクラブ 佐藤伸也社長(2)Jリーガーの夢破れ、建設会社に就職
佐藤(48)は、小学1年から大学までサッカーひと筋だった。 1993年にJリーグが開幕したのは、佐藤が高校1年の時だ。Jリーガーを夢見て、サッカーの強豪・国士舘大学に進んだ。佐藤が在籍した4…
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湘南ベルマーレフットサルクラブ 佐藤伸也社長(1)選手とともに地域の社会課題に取り組む
湘南ベルマーレフットサルクラブは、日本のフットサルのトップリーグ「Fリーグ」に加盟するクラブであり、同名の運営会社である。小田原市を拠点に3市8町の神奈川県西部をホームタウンとしている。 J…
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千房 中井貫二社長(4)“心の触れ合い”も売る外食産業に求められる労働環境改善
大阪を代表するお好み焼きチェーンでありながら、地域や社会への貢献活動にも力を入れる千房。会社を実質的に10年近く切り盛りしている中井貫二氏(49)に、“経営の極意”があるのか聞いてみた。 「コ…
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千房 中井貫二社長(3)トップ社長就任後すぐにコロナ禍に直面…「3年持たせる」と資金繰りに奔走
大阪のお好み焼き業界と日本の外食業界を力強く牽引する千房の社長・中井貫二氏(49)。創業者の後を継ぐはずだった長兄が病に倒れ、2014年に急きょ、千房に入社した。 ところが、学生時代に居酒屋…
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千房 中井貫二社長(2)“2代目”を継ぐ予定はなく就職氷河期に慶大から野村證券に入社
お好み焼き屋でありながら百貨店やホテルに出店するなど革新的な戦略で事業を拡大してきた千房。創業者の政嗣氏から千房を引き継いだ2代目社長の中井貫二氏(49)は、「幼稚園の頃から父には敬語で話をしていま…
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千房 中井貫二社長(1)“高級お好み焼き店路線”で「コナもん」との差別化戦略に成功
大阪の「コナもん」といえば、お好み焼き。大阪を代表するお好み焼きチェーン・千房株式会社の2代目社長、中井貫二氏(49)が創業からの歴史を語る。 「私の父は、大阪の長居というところで、老夫婦がや…
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アシスト 大塚辰男社長(4)利益は社員に還元 ボーナスは年に4回!
ビル・トッテン会長が創業したソフトウエアの販売、技術サポートを行うアシスト。「会社は将来の社員からの借りものである」と考える2代目社長の大塚辰男(69)は、現在約1300人の社員を率いているが、その…
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アシスト 大塚辰男社長(3)「めげない、逃げない、あまり儲けない」…株主のために働きたくないからです
世界中から優良で汎用性のあるソフトウエアを発掘し、日本企業が有効に活用できるよう提案・サポートするアシスト。取引企業は6000社を超える。 2012年に社長に就任した大塚辰男(69)が、そん…
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アシスト 大塚辰男社長(2)「狙いを1つに絞り、みなのベクトルを一つにして」業績を伸ばす
ソフトウエアの販売、技術サポートなどを行うアシストの2代目社長、大塚辰男(69)が同社に入社したのは1983年。 「仕事内容は、弊社が独占販売権を取得した海外の製品を企業に提案して導入していた…
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アシスト 大塚辰男社長(1)働いたスナックでお客さまに教えてもらった「機を捉える力を養う」が自分の羅針盤
アシストは、日本経済に関する著作も多いビル・トッテン(現会長)が1972年に日本で創業した、ソフトウエアの販売、技術サポートなどを行う会社。 2012年に2代目社長に就任したのが大塚辰男(6…
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メンタルヘルステクノロジーズ 刀禰真之介社長(4) 社員のメンタル不調で一般人と精神科医の「普通」に乖離を思い知る
創業後、右肩上がりで売り上げを伸ばしていたが、4年目に入ると成長は鈍化。「業績だけではなく、組織も崩壊しだした」と刀禰真之介氏(45)は振り返る。 「わずか20~30人しかいないのに、社内にい…
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メンタルヘルステクノロジーズ 刀禰真之介社長(3)投資会社で必死に働いていたら急にダウン 診断された聞き慣れない病名
刀禰真之介社長(45)は自身の会社を立ち上げるまでに3度、転職している。2度目は2007年、エンジェルジャパン・アセットマネジメントという投資顧問会社だった。企業や市場を分析し、投資の意思決定をサポ…
