後の「位置情報認識技術」につながるアイデアは出来上がった。今いる会社で実現できないのなら、起業しよう。当時、会社設立には1000万円が必要だったが、25歳だった山本敬介(51)には大金だ。幼なじみたちから借りても足りない。最後の頼みの綱は女手ひとつで育ててくれた母親だった。
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