巻頭特集
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懐疑的報道が目立つ米朝会談 ご破算になったらオシマイだ
「期限・具体策に触れず」(朝日新聞) 「共同声明 具体策盛らず」(毎日新聞) 「具体策示さず」(読売新聞) 「時期や検証 先送り」(日経新聞) 「北、検証なき半島非核化」(産経…
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米朝会談をどう見るか 変化を望まない人々の批判と難クセ
12日の歴史的な米朝首脳会談。際立っていたのは、トランプ米大統領と金正恩北朝鮮労働党委員長が終始、互いを称賛する言葉ばかり発していたことだ。 共同声明の署名式で、金正恩が「今日のために努力し…
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「米朝歴史的和解」の舞台裏と取り残された日本の命運<下>
60年以上も休戦状態にある朝鮮戦争の終結も、米朝会談のテーマだ。トランプは会談前、終戦宣言について「何らかの合意に署名できるかもしれない」と明言している。朝鮮戦争の終結は日本の安全保障を百八十度転換…
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「米朝歴史的和解」の舞台裏と取り残された日本の命運<中>
2011年12月に父の金正日総書記が死去して権力を継承して以降、徹底した秘密主義を貫いてきた金正恩。その動静は、北朝鮮の国営メディアを通じてしか知り得ず、強権的で狂気の独裁者というイメージが定着して…
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「米朝歴史的和解」の舞台裏と取り残された日本の命運<上>
世界中が固唾をのんで見守った。シンガポールのリゾート地、セントーサ島のカペラホテルで12日、史上初の米朝首脳会談がついに始まった。 トランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長が歴史的な対面を果た…
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新潟県知事選も右往左往 安倍政権で日朝会談ができるのか
与野党候補の事実上の一騎打ちとなった新潟県知事選は、自公与党が支持した前海上保安庁次長の花角英世候補(60)が辛勝した。ウソとデタラメでモリカケ問題の幕引きを図る安倍首相に審判を下すべく、野党6党派…
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「圧力」から「懇願」へ 世にもバカバカしい日米首脳会談
「米朝首脳会談が成功し、核、ミサイル、拉致問題が前進するよう米国と緊密に連携したい」――。安倍首相の口から「日米緊密連携」という言葉が出るのは、何度目のことだろう。ハッキリ言って、もう聞き飽きた。 …
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トランプ頼みのトンチンカン 拉致解決には安倍退陣が必要
12日にシンガポール・セントーサ島の「カペラホテル」で開かれる初の米朝首脳会談まであと4日に迫った。重装備で警戒に当たる警察官が目立ち始めた現地には、日本や中国、韓国などのアジア諸国はもちろん、欧米…
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新潟県知事選の結果次第で政局も 奢る政権には鉄槌が必要
安倍政権の面々の頭の中をのぞいてみたいものだ。世論を完全に見くびっているのか、あるいはオツムの程度によるものなのか。政権の恐るべき非常識が一段とエスカレートしている。 森友学園への国有地売却…
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これでは佐川と同罪 安倍、麻生降ろしに動かない自民党
こんな形で幕引きできると考えているとしたら、国民をナメるにも程がある。 森友学園との土地取引をめぐる決裁文書の改ざん問題で、財務省は4日、佐川前理財局長が事実上、改ざんを指示していたなどとす…
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破廉恥政権の恐るべき幕引き 佐川氏が勝手にやったのか
佐川宣寿前理財局長が事実上、指示をした――。やはり、予想された通りである。佐川氏にすべての責任を押し付け、巨悪の中心の安倍首相と麻生財務相はのうのうと居座る。これほどの破廉恥政権が過去にあっただろう…
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歴史の転換に「蚊帳の外」 安倍“圧力”“遠吠え”外交の虚無
北朝鮮問題について、日米は「最大限の圧力で完全に一致」していたのではなかったのか。 史上初の米朝首脳会談の中止を米国のトランプ大統領が突然、通告してから1週間。会談は当初の予定通り、シンガポ…
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安倍政権で戦前と同じ道 上から下まで良識が壊れた国の末路
「再発防止に全力を傾注する。これが膿を出し切ることだ」 「麻生財務相には厳正な処分を行った上で再発防止に全力を挙げてもらいたい」 1日の参院本会議での安倍首相の答弁である。相も変わらぬ居…
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誰のための文書改ざん?安倍“居直り”首相のドス黒い厚顔
森友学園への国有地売却に関する疑惑で、大阪地検特捜部は5月31日、佐川宣寿前理財局長ら財務省職員を全員、不起訴にした。 「安倍首相を守るために公文書を改ざんし、虚偽答弁で国会と国民を欺いても何…
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安倍首相と加計学園の否定に疑念 焦点は15年2月25日の真実
安倍首相が「ドリルの刃」となって打ち破った岩盤規制の穴を通れたのは、“腹心の友”ただひとり。国家戦略特区とは“奢り奢られ”の関係にある40年来の友人が熱望するビジネス拡大のためだったのか――。加計学…
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与野党はグルなのか 悪辣政権が“逃げ切り濃厚”の茶番国会
問題の深刻さを全く理解していない。29日の衆院財務金融委。立憲民主党の川内博史議員が森友問題の決裁文書改ざんを取り上げ、今も「書き換え」と表現している財務省を批判すると、答弁に立った麻生太郎財務相は…
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米朝首脳会談はゲームなのか “核のポーカー”に興じる狂気
まさに二転三転だ。トランプ米大統領が全世界に「中止」と宣言した米朝首脳会談が、わずか数日で再び「開催」の流れとなってきた。すでに米朝両国は事前交渉を再開。28日も、金正恩朝鮮労働党委員長の「執事」と…
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まるで三文推理小説 登場人がみんな嘘をつく喜劇の国会
“犯人”とその周辺がどれだけ取り繕っても、誰が嘘を言っているのか、国民は先刻承知。嘘でゴマカせると思っているのは本人たちだけだ。とっくにネタバレしているのに、必死で嘘のストーリーを続けようとする。ま…
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国民はもう唖然ボー然「総辞職」すべき政権が「強行採決」
いったい、サラリーマンの命をなんだと思っているのか。 25日の衆院厚生労働委員会。「質疑は終わっていない!」――と野党が委員長席に詰め寄るのを無視して、安倍自民党は審議を一方的に打ち切り、数…
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政治史上空前の悪辣 このまま逃げ切りを許していいのか
森友学園への国有地売却をめぐり、財務省が国会に提出した約4000ページのペーパーにはア然ボー然だ。交渉記録、改ざん前決裁文書、本省相談メモの3本立てで、交渉記録だけで957ページ分にも及ぶ。 …
