米朝首脳会談はゲームなのか “核のポーカー”に興じる狂気

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 まさに二転三転だ。トランプ米大統領が全世界に「中止」と宣言した米朝首脳会談が、わずか数日で再び「開催」の流れとなってきた。すでに米朝両国は事前交渉を再開。28日も、金正恩朝鮮労働党委員長の「執事」と称されるキム・チャンソン国務委員長が、会談予定地のシンガポール入り。ホワイトハウス担当者らとの実務者協議に臨むとみられる。

 それにしても、これだけ短期間で首脳レベルの外交が目まぐるしく動いたことが過去にあっただろうか。トランプが米朝会談の中止を通告した翌25日、北朝鮮が対話の継続を主張すると、トランプは「非常に良いニュースだ」と評価。翌26日に南北首脳が会談すると、トランプは「6月12日のシンガポールを見据えている」と、あっさり“前言撤回”である。

 米朝会談の中止を告げる自身のサイン入りの書簡を公表してから、たった3日。米大統領のサインの価値は羽よりも軽いのかと思えてくるが、トランプはどこ吹く風だ。2度目の南北会談で、金正恩が「完全な非核化」の意思を表明したのは、米朝会談中止の「揺さぶり」が功を奏した結果だと、駆け引きを楽しんでいる節がある。

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