本の森
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ニュー・ジャーナリズムの巨匠の戸惑い
ゲイ・タリーズといえば、ニュー・ジャーナリズムの旗手として有名だが、中でもアメリカのセックス革命を赤裸々に描いた「汝の隣人の妻」は大きな評判を呼んだ。 その「汝の隣人の妻」刊行前の1980年…
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眼の確かさに思わず笑み
埴谷雄高から、「天衣無縫の文章家」と称えられた武田百合子が亡くなったのは1993年5月27日。もう四半世紀近く経つ。それでも「富士日記」をはじめとするその著作はいまだに読み継がれている。とはいえ、本…
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「味覚の窓」が開いているうちに食べさせよ!
日本の子どもの嫌いな食べ物といえば、ピーマン、セロリ、トマト、ニンジンといった野菜が昔も今も上位を占めている。こうした傾向は日本ばかりでなく、欧米でも子どもの野菜嫌い(芽キャベツ、ビーツ)、ジャンク…
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江戸時代には「母乳」という言葉はなかった
母乳ミルク論争というのをご存じだろうか。ネットを中心に、自分の産んだ子を母乳で育てるのがよいか、それともミルク(人工乳)のほうがよいかをめぐって、さまざまな論議が交わされている。 もっともこ…
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小沢さん、長生きしてくださいね
このところ松坂屋の跡地にGINZA SIXができたり、長年親しまれたソニービルが閉館となるなど、銀座が様変わりしている。そのソニービルが面する外堀通りを新橋方向に行くと、土橋交差点の手前にリクルート…
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詐欺師の父に翻弄され続けたル・カレ
いささか旧聞に属すが、「ツバメ号とアマゾン号」シリーズでおなじみの英国の児童文学作家アーサー・ランサムが、英国秘密情報部MI6に属してスパイ活動をしていたことが暴露された。MI6といえば、007シリ…
