世界陸上マラソンで金メダル谷口浩美さんは年金もらい、炊事洗濯の私生活。通学路の旗振り当番も日課に
谷口浩美(世界陸上マラソン金メダリスト/65歳)
かつて日本のマラソンは強かった。1991年の世界陸上で優勝した谷口浩美さんは、東京国際やロッテルダムでも優勝し、五輪に2度出場。期待された92年のバルセロナ五輪では「こけちゃいました」のコメントで一躍人気者に。今どうしているのか。
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「今日は新橋にあるヨネックスの東京ショールームでイベントがあり、ジョギング愛好家の方たちと皇居周辺を走ってきました。2014年からヨネックスのランニングシューズのアドバイザリースタッフをしていまして。こうして年5回くらい宮崎から東京に来ています。それにしてもみなさんは選手でもないのに、なぜそんなに熱心に走っているんでしょうね(笑)」
東京・銀座の喫茶店で会った谷口さん、まずはこう言った。谷口さんは宮崎出身で、今も宮崎在住なのだ。
「日体大時代や、48歳で東京電力の長距離・駅伝チームの監督に就任したときなどは東京に住んでいましたけどね。今は宮崎を拠点に、ヨネックスの仕事のほか、講演や各地のマラソンのゲストランナーとして、全国に年10回ほど出かけています」
どおりで、よく日焼けしているわけだ。
出身地の宮崎を拠点に、ヨネックスの仕事のほか、講演や各地のマラソンのゲストランナーとして、全国に年10回ほど出かけているという谷口さん。どうりで、よく日焼けしているわけだ。
「いや、これは地黒なだけ(笑)。現役ではないですから、走るのはイベントなどの予定が入ると、その1、2週間前から走るぐらいです。去年65歳になりましたから、年金をもらい、洗濯や皿洗いなどの家事をして、子どもの通学路で安全のための旗振り誘導をする毎日です(笑)」
私生活では“専業主夫”だと自称する谷口さん。旗振り当番までしているとは驚きだが、実はまだ小さな子どもがいるのだ。
22歳年下のリラクセーションサロン「ICHI」を経営する夫人と再婚し、中学1年生の娘と小学校4年生の息子に恵まれている。ちなみに、前妻との間にもうけた3人の息子は鍼灸師、農家、看護師になり、女の子の孫が3人いるという。
「今の嫁との間の息子が、孫と同じ小学校に通っています。孫は僕になついてくれていますよ」
離婚問題を乗り越えた谷口さんだったが、24年1月には脳梗塞で倒れたことも。
「息子と釣りに行ったとき、左手の感覚がおかしくなり、『脳梗塞だ』とすぐに気付いて救急車を呼んでもらったので後遺症はありません。高校の陸上部の先生の教えで、様子見などせず“早期発見・早期治療”を心がけたからこそです」
もっとも、狭くなった頸動脈から血栓が飛んだのが原因とのことで、その後、頸動脈の外科手術を受けたのだとか。お大事に!


















