週刊誌からみた「ニッポンの後退」
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男も惚れたアラン・ドロンの魅力…引き裂かれた“日本人妻”に最期まで会いたがっていた
世の男たちをして、その美貌に嫉妬させた“世紀の二枚目”アラン・ドロンが亡くなった。享年88。 私が映画「太陽がいっぱい」(日本公開は1960年)を初めて見たのは20代初め。悲しいまでに美しい…
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週刊誌2誌で評価は真っ二つ…悠仁さまがそれでも「東大に合格」できる仕組み
秋篠宮家の長男・悠仁さん(17)の「東大合格」がほぼ決まった。週刊新潮(8月15・22日号)は巻頭でそう打った。同日発売の週刊文春は「悠仁さまは筑附高では“異例の成績”」だと、東大への推薦入学に疑問…
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無名の自民党参院議員だった広瀬めぐみを“主役”に押し上げた性欲と金銭欲
このところ週刊文春の後塵を拝してきた週刊誌の“老舗”週刊新潮が報じた、広瀬めぐみ自民党参院議員(58)の連続スキャンダルが、東京地検特捜部を動かす事態になった。同慶の至りである。 永田町でも…
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悪夢なら覚めてくれ…綾瀬はるかファンを襲った“衝撃”
私は吉永小百合の次に綾瀬はるかが好きだ。 「おっぱいバレー」で、映画の中の中学生部員たちと同じように、いつ綾瀬のオッパイが見られるのか、ドキドキしながら見たときから好きになった。 “オ…
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米大統領選「ハリスの楽勝はないのか」を考えてみた…バイデンが巧妙なアシスト
「もしトラ」が「確トラ」に──。日本の多くのメディアはバイデンが大統領選から撤退した日の朝、そう報じた。 トランプが銃撃された直後、星条旗を背景に血を流しながら拳を突き上げたトランプの姿を捉え…
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尾行、妨害、不倫、元女性誌編集長…松本人志vs文春の裁判がスゴいことになってきた
松本人志は焦っている。 自分が“世界でいちばん悲しい、忘れられたお笑い芸人”になってしまうことを。 週刊文春が松本の性加害疑惑を報じたことに対して、松本側は名誉毀損だとして5億500…
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仲が良すぎる小池百合子と三井不動産…都知事選後も残る素朴な疑問
小池百合子が291万票を獲得して3選を果たした。だが、2位の石丸伸二の165万票と3位蓮舫の128万票は小池批判票である。小池都政に嫌気がさしている都民が半数いるということである。 さらに小…
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悪名高い「人質司法」を訴えた角川歴彦KADOKAWA元会長の勇気
多くの冤罪を生み出してきた元凶「人質司法」は検察による“犯罪”といっていい。 最近では、生物兵器の製造に転用可能な噴霧乾燥機を経産省の許可をとらずに輸出したとして化学機械メーカー「大川原化工…
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大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ
1994年9月24日、私は英国のアスコット競馬場にいた。 武豊が騎乗するスキーパラダイスを見るためだった。同馬は前走でフランスのGⅠムーランドロンシャン賞を勝って人気になっていた。雨が降り続…
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事件から1年たって見えてきた…ススキノ頭部切断事件の深層
昨年7月のことだ。札幌ススキノのラブホテルで首なし遺体が発見された。その3日後、田村浩子は娘の瑠奈(30)から「見て」といわれる。普段と変わらない自然な口調だったため、彼女は浴室に入った。目に飛び込…
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私も関わった東京都知事選の古い思い出 そして小池百合子を推したくないワケ
私は今回の都知事選を「口先女」対決と命名している。 小池百合子も蓮舫もワンフレーズで耳目を集めるのはうまいが、その実行力には疑問符が付く。見てくれの良さだけで政治の世界へ飛び込んだ2人だから…
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皇室と週刊誌の“不幸な関係”はどんどん進む…悪いのはどっちなのか?
この国の皇室とメディアは以前から不幸な関係にあるが、それが最近さらに悪化してきているように思う。それを感じさせたのは週刊新潮(5月30日号)の報道だった。 政府の有識者会議は2022年1月、…
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「男の器量」は不倫がバレた時にわかる…声優・古谷徹(70)の場合はどうか?
不倫がバレた時、メディアにどう答えるかで、その人間の“器量”がわかる。 週刊文春(5月30日号)は声優・古谷徹が30代女性と4年半にわたる不倫関係にあったと報じた。 古谷は「巨人の星…
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明けても暮れても「大谷翔平」で毎日バカ騒ぎ…日本メディアにファンも辟易
この国のワイドショーやスポーツ紙は大谷翔平の追っかけ、チアリーダーに堕している。 私が取っているスポニチを例にとれば、5月11日から21日(13日は休刊日)までの10日間で、大谷が1面を飾っ…
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大阪万博批判は出尽くした感があるが…即刻中止すべき決定版が出た
吉村洋文大阪府知事が、大阪・関西万博(以下万博)を中止または延期せよという世論にかたくなに耳を傾けようとしないのは、兄貴分の松井一郎や橋下徹が決めたことだから、間違っていても背くわけにはいかないとい…
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進む「ジャニーズ帝国」の復活…英BBCにケンカを売った東山紀之の狙い
この国の言論の自由度は世界で70位。もちろんG7参加国中最低で、プーチン援護派のハンガリーの下でもある。 だが、性加害を受けた被害者たちを誹謗中傷する自由度は、世界のトップクラスである。 …
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宮澤博行議員の潔さは評価したい 言い逃ればかりの自民党の中で異色の“性事家”三冠王
「わたしはコレで会社を辞めました」 この「禁煙パイポ」のCMが一世を風靡したのは1984年。流行語大賞大衆賞を獲得している。 会社員の世界は相変わらずだろうが、政治家は年々劣化してきて…
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小池都知事の学歴詐称疑惑は底なし…「モンスター」にしてしまった大手メディアの罪
その女(ひと)は屋形船のへさきに座り、夜の大川の流れをじっと見ていた。 彼女は、私が主催した納涼懇親会に知人に連れられてやってきた。だが、酔客たちのバカ騒ぎの輪の中には入らず、口数も少なかっ…
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小林製薬は“サプリ大国”に冷や水浴びせた…日本は「紅茶キノコ」の時代から進歩なし?
テレビや新聞、雑誌には、「ひざ関節の悩みにグルコサミン」「アンチエイジングにコエンザイム」「ダイエットにカプサイシン」とうたうサプリ広告があふれている。 今回、多くの死者まで出した小林製薬の…
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女性誌が突き止めた 小室圭&眞子夫妻の新居とリッチライフ…年収6000万円、送迎はハイヤー?
小室圭&眞子夫妻はしばらく行方不明だった。 昨秋、それまで住んでいたニューヨークのマンションの賃貸契約が終了し、そこを引き揚げたまではわかっていたが、その後、杳(よう)として2人の行方がつか…