ベテラン釣り記者が厳選!いま読みたい釣りの名著ベスト7+1冊
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「鮎釣り海釣り」稲葉修著
「鮎釣り海釣り」稲葉修著 稲葉修は、ロッキード事件の首魁田中角栄に逮捕状を出した当時の法務大臣である。 生まれはサケの町・新潟県村上市。川や海の釣りに精通し、この本を読めば、口も達者だ…
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「九頭竜川」大島昌宏著
「九頭竜川」大島昌宏著 昭和23年の福井大地震で両親と祖母を失った愛子は、生き残った祖父・源造の手で厳しく育てられる。源造は、アユの友釣りにかけては九頭竜川流域で随一の腕前と評判の職漁師。しか…
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「大江戸釣客伝」夢枕獏著
「大江戸釣客伝」夢枕獏著 庶民文化が花開いた江戸元禄時代。主人公は日本最古といわれる釣り指南書「何羨録」を世に出した津軽采女。 無役の旗本小普請組の采女は、退屈な日々を趣味の釣りで憂さ…
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「秘伝」高橋治著
「秘伝」高橋治著 長崎県西彼杵半島。東海岸の茂木漁港には永淵良造、峠を2つ越えた西海岸の式見港には岸浪庸助という名うてのマダイ一本釣り漁師がいた。 両雄は出会ったことはないが、若い頃か…
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「猿猴 川に死す」森下雨村著
「猿猴 川に死す」森下雨村著 雨村は大正9年創刊の雑誌「新青年」の初代編集長。江戸川乱歩、夢野久作、横溝正史らの才能を発掘して“日本探偵小説の父”と呼ばれる。 彼は50歳で、地位も名声…
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「フィッシュ・オン」開高健著
「フィッシュ・オン」開高健著 「地図をひろげる」 冒頭のこの1行から、開高健の壮大な釣りの旅は始まる。地図で地形を見て、そこに魚を見つけ、そして夢を見るのが釣り人である。 小説家…
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「マクリーンの川」ノーマン・マクリーン著、渡辺利雄訳
「マクリーンの川」ノーマン・マクリーン著、渡辺利雄訳 番外として、翻訳ものを一編紹介。ブラッド・ピット主演の米映画「リバー・ランズ・スルー・イット」の原作本である。 ロッキー山脈から流…
