【あのパンダは今こうしている】浜家のグレートマザー「梅梅」
子どもたちをあやした口には丈夫そうな歯がそのままに
「メイメイ!」通りすがりの人々が、名前を呼んで立ち止まる。彼女は和歌山・アドベンチャーワールドでグレートマザーと呼ばれたパンダ・梅梅(メイメイ)。2000年に来園し、永明との間に6頭の子どもをもうけ、さらに飼育下で世界初となるふたごの育児を成功させた。
08年に永眠した梅梅は、日本で骨格標本となり中国へ渡った。いまは成都基地の南大門カート始発駅の近くにある、成都大熊猫博物館の一室でみんなを迎えている。爪の先まで丁寧に保存され、子どもたちを優しくくわえてあやした口には、丈夫そうな歯がそのまま残っていた。
アドベンチャーワールドの元パンダ飼育員・熊川智子さんは、「梅梅は私にとって先生みたいな存在でした」と懐かしそうに振り返る。
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