株
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円安止まらず…株価の追い風が逆風に変わる日は来るのか?
円安が止まらない。3月28日にはほぼ6年半ぶりとなる一時125円台を付け、3週間で10円(約9%)もの円安が進んだ。理由は、日米の金利差の拡大である。 では株価はどうなったかといえば、輸出関連株中心に買われ、さらに売り方の買...
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「アルバック」真空技術で半導体製造を支える、売上高は世界トップ10入り
半導体不足はなかなか解消されないようです。昨年11月に給湯器が故障し、販売店に注文したところ、「設置できるのは2022年2月ごろ」と告げられた知人がいます。ベトナムなどで製造する半導体の工場がコロナ禍で数度にわたり閉鎖。その後もウク...
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3月「腕力相場」を演出した自社株買い…“ロシア包囲網”でも株価上昇
日経平均株価は、3月9日の安値2万4717円から、29日には2万8252円と「中国包囲網」に続く、「ロシア包囲網」の形成など投資環境が好転しない中でも上昇。2021年3月末の2万9178円に向けた水準訂正が進んだ。 これは、...
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半導体製造に欠かせない超純水を扱う「オルガノ」高成長性でさらなる株高期待
半導体が経済、政治の“武器”になってきた。需給逼迫による半導体不足から工場停止に追い込まれる事態も発生。深刻度は増している。 ロシアのウクライナ侵攻や米中関係の緊迫などで、世界的なサプライチェーン再構築は急務だ。こうした背景...
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将来の労働力不足に挑む「ツナググループ・ホールディングス」
相場は常に生まれ変わる存在。だからデータで分析すると遅れる。でも今日の値動きの中に明日の相場の芽がある。「踊らない。騒がない。慌てない。諦めない」。言葉は違うが、言おうとしていることは一緒で重要なことだ。 3月26日に15周...
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モーターコアで圧倒的シェア誇る「三井ハイテック」に注目
欧州でハイブリッド車(HEV)がバカ売れしていることは先週の当欄でも指摘した。かつて新車販売の6割を占めたディーゼル車は2割以下に落ち込み、昨年はHEVの販売比率が2割弱とディーゼル車を上回った。 日本も純粋なガソリン車は年...
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ロシアが木材輸出を禁止「ウッドワン」の価値が高まっている
国連難民高等弁務官事務所のウクライナ緊急支援寄付を見ると、最低単位が1万1000円となっている。1万円に消費税が10%ついているわけではなく、100ドルに換算した金額。3月第4週に円は6年ぶりに121円台まで下落、28日には一時12...
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「スリー・ディー・マトリックス」証券コード7777、株価は大フィーバー?
日経平均株価は、3月11日の再度の2万5000円割れから、先週末(25日)まで驚異の9連騰で、2万8000円台を回復するなど、一気のリバウンド相場となりました。 ロシアによるウクライナ侵攻は、開始後1カ月が経っても、膠着状態...
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「共立メンテナンス」快適さを追求した“住むホテル”を展開、社員寮のドーミーも
まん延防止等重点措置が解除され、桜咲く春の訪れとともに、心和らぐ日が訪れようとしています。お出かけのプランニングを楽しまれる人も増えてきたかもしれませんね。 そこで今回は、ホテルや学生寮・社員寮などを展開している共立メンテナ...
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「旭ダイヤモンド工業」はダイヤモンド工具で国内シェア4割
地球上で最も硬いダイヤモンド。最高峰の宝飾品だが、ものづくりに欠かせないダイヤモンド工具としての価値も見逃せない。 旭ダイヤモンド工業(6140)は、ダイヤモンド工具の分野で国内シェア4割を誇るトップ企業だ。「切る」「削る」...
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「ランドコンピュータ」業績堅調、40年以上黒字経営のIT企業
コンピューターを通じて常に最新のITを研究し、社会の発展に寄与しているのがランドコンピュータ(3924)だ。 学校法人を起源として1971年に創業。創業3期目以降40年以上も黒字経営を実現してきた。金融の銀行系システムや流通...
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この環境下で株価上昇!「エスイー」は落橋防止装置の売り上げが好調
プーチンの首に懸賞金がかかっているとよく聞くが、ウクライナ国民だけでなく、懸賞金に寄付したいと考えている株式市場関係者も多いだろう。 昨年の米国株式市場のスター、テスラ株は11月のピークから約35%下落している。日本でも一時...
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ウクライナ危機で起こった世界の株価暴落が限定的で短期収束する根拠
2月24日に始まったロシア軍のウクライナへの侵攻はやまず、世界の株式市場の大混乱が続いている。 ところで、世界的な株価暴落にはざっくりした経験則が存在する。それは世界経済、金融の本丸である米国が危機の震源地だった場合、世界の...
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「ゼンリン」が新事業を展開、他企業と地図データを利活用
車でドライブするときに、今どき大きな道路地図を眺めながら目的地を目指す人は少ないでしょう。ほとんどの人が自動車に搭載されている、カーナビやスマホを使うはずです。そんな地図データを提供しているのが、今週AIが選んだ地図業界断トツのゼン...
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「クミアイ化学工業」独自開発の除草剤は世界から引っ張りダコ
異常気象や人口爆発などで、2050年の世界人口は100億人を超すと予測されている。世界的に食料の増産が喫緊の課題だが、農地の拡大には森林伐採など環境破壊への負荷も避けられない。 農地拡大に頼らず食料を適切に使用するには、生物...
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「デジタルハーツホールディングス」DX人材プラットフォーム企業へ
デジタルハーツホールディングス(3676)は創業以来、ソフトウエアの不具合を検出・報告するデバッグのスペシャリスト集団として、さまざまなゲームや、アミューズメント機器などのデバッグサービスを提供してきた。デバッグだけでなくユーザー動...
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新たなバフェット銘柄は? “神様”が新たに投資した企業2社がわかった!
コロナに続いてウクライナ問題が深刻化し、投資は難しい状態が続いている。こんなときは、目先の値動きに惑わされず、5年、10年先を見据えて、リターンの得られる投資先を探すのがよさそうだ。 投資の神様、ウォーレン・バフェットも「1...
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ニッケルメジャーの一角「住友金属鉱山」 相場の暴騰で株価の上値余地は絶大
ロシア軍がウクライナ南部のザポロジエ原発に、ミサイル攻撃を行ったのは3月4日だった。これを機に、ロシアのシェアが高い非鉄金属の価格急騰に拍車がかかった。 中でも異例の暴騰になったのがニッケルだ。ロンドン金属取引所(LME)の...
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ウクライナ危機でも上昇「マネックスグループ」 アクティビストが大量保有報告提出!
来年春に就職する大学生の就活が、3月1日に解禁された。とはいえ、外資系を中心に昨年夏から採用活動は始まっており、既に外資系コンサルティング会社などから複数の内定を受けた学生もいる。 今や構造不況業種ともいわれている証券会社。...
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「ビリングシステム」ウクライナ侵攻でも業績拡大、スマホ決済サービスに注力
先週は、ロシアによるウクライナ侵攻への経済制裁として、米国のロシア産原油の輸入禁止などのニュースから、原油価格や資源価格が大暴騰しました。 インフレ懸念の高まりから世界中の株式が下落し、日経平均株価は3月9日に2万5000円...
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「オリエンタルランド」段階的に入園者数を引き上げ、赤字幅は縮小へ
ロシア・ウクライナ情勢は混迷し、経済制裁の拡大から世界的に金融リスクが拡大しています。資源高、穀物高は私たちの実生活にも影響していますね。 足元ではインフレが進み、米国の金融緩和縮小(正常化)が本格的に始まる中、株式市場は厳...
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「ワールド」脱アパレル依存で構造改革中、社外からブランド経営人材を登用
国内アパレルはユニクロが圧倒的な強さを誇る中、しまむら、西松屋、ワークマンなど低価格路線のブランドが元気です。今回AIが選んだワールド(1959年創業、兵庫県、鈴木信輝社長)はその路線とは一線を画す、「アンタイトル」「インディヴィ」...
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「ジオコード」ブルーオーシャン泳ぐIT企業に、地方創生にも結合
ジオコード(7357)はWebマーケティング&セールステックで集客から受注までのすべてを一社完結。顧客、社会にとって有益なサービスを創造している。オーガニック(自然検索)のアクセスアップから成約率の改善までをワンストップで提供できる...
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ウクライナ侵攻で火力に強い「三菱重工」に猛烈な追い風が吹く
ロシア軍がウクライナ南東部にある欧州最大の原発を攻撃したことで、西側諸国は“平和ボケ”を改める必要に迫られている。 すでにドイツのショルツ首相は先月27日に国防費をGDP比で現状の1.5%程度から2%以上に引き上げると演説。...
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ウクライナ危機にも動じない? 落橋防止装置の「エスイー」
1991年のソ連崩壊以降、機を見るに敏なヘッジファンドは、ロシア株の物色を始め、筆者も90年代半ばにモスクワまで電力株・銀行株の調査に行った。経済的には大変困難な時期であったが、小さな庭を持ち野菜を栽培している一般人も多く、きれいな...
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世界シェア95%の製品を持つ部品メーカー「湖北工業」に注目
ウクライナ情勢が緊迫化していますね。モスクワ証券取引所は2月28日から株式取引を停止し、ロンドンに上場しているロシア株には売りが殺到しています。 ロシア最大手の銀行であるズベルバンクの株価は、2月23日から3月2日までで99...
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「サイバーエージェント」ゲーム事業が大成長、ヒット継続で売上高1兆円も
インターネット広告費が完全に旧来メディアを上回りました。 2月24日に大手広告代理店の電通が発表した「2021年日本の広告費」によると、「インターネット広告費」は2兆7052億円(前年比121.4%)となり、「マスコミ4媒体...
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視界不良の「3月相場」はすでに調整局面入り…企業の株式評価損が続出する恐れ
北京冬季オリンピックの閉会を待っていたかのように、ロシアは隣国ウクライナへ電撃作戦のような侵攻を開始した。一挙に戦線をウクライナ全土に拡大、欧米の想定を上回る速さだった。 外務省などによれば、2001年時点、ウクライナでロシ...
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「東京精密」半導体関連の装置で世界トップシェア
半導体不足が長引くなか、ロシアによるウクライナ侵攻が起きた。産業界は大揺れで、半導体不足のさらなる長期化を懸念する声も出てきている。 東京精密(7729)は半導体の積層化に欠かせない半導体を薄く削る装置で存在感が強い。この分...
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「アイリック」官公庁も採用するスマートOCR(R)に期待感
アイリック(7325)に注目する。 同社は業界唯一の「保険分析・検索システム」を自社開発。そのシステムを活用して来店型保険ショップ「保険クリニック(R)」を全国展開。開発されたシステムは保険クリニック(R)以外の保険乗合代理...