赤沢亮正
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裏金議員からの包囲網でついに白旗…無残な石破退陣の自民党と命運(中)
「選挙の責任は総裁の私にある」──。7日の会見で石破はそう強調していたが、だったら、なぜここまで粘ったのか。7月の参院選では必達目標の「自公50議席」をクリアできなかった。石破自身も進退をめぐって気持ちが揺らいでいたはずだが、「『退陣...
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「対米投資80兆円」にくすぶるトランプ政権の罠…関税合意に正式署名も波乱含み
〈全集中の呼吸で目的完遂目指します〉──。日米関税の交渉役である赤沢経済再生相は4日、通算10回目の訪米に向け、自身のXにそう書き込んだ。翌5日(日本時間)、トランプ米大統領が日本車などへの関税引き下げに関する大統領令に署名。今後2週...
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トランプ氏が大統領令に署名でもナゾのまま…日米交渉最大の焦点「対米投資81兆円」が本当に意味すること
7月22日に妥結した日米合意がおおむね反映された格好のようだ。 米国のトランプ大統領(79)が4日、自動車関税を現在の27.5%から15%に引き下げるなどとした日米関税交渉の合意を履行する大統領令に署名。改正規則や各種政府通...
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終わらないトランプ関税交渉…踊らされる赤沢大臣、土壇場の訪米中止の深層と日本の今後
ざわ……ざわ……。日米間で合意したはずの関税協議に再び不穏な空気が漂い始めた。交渉役の赤沢経済再生相は28日から3日間の日程で10回目の訪米を予定していたが、出発直前になってまさかの取りやめ。合意内容をめぐり、米国との間に横たわる「...
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赤沢経済再生担当相が訪米を急遽取りやめ…日米関税交渉“ナンチャッテ合意”がドタバタでハッキリ
一体何があったのか。 政府は28日、日米関税交渉を巡り、赤沢亮正経済再生担当相(64)が予定していた10回目の訪米を取りやめたことを明らかにした。 「米側に対し可及的速やかな相互関税の修正措置、自動車関税の引き下げを強...
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対米80兆円投資「言いなり文書」作成…関税合意“口約束”の大き過ぎるツケ、ますます深まる従属姿勢
〈任務完了しました〉――。日米関税合意を受け、交渉役である赤沢経済再生相が自身のXに、そう投稿してから早1カ月。合意内容を巡る日米間の溝は深いまま、赤沢はきょう(28日)から30日までの日程で訪米する予定だったが、今朝になって急きょ取...
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合意文書交わさず口約束がアダに…見えない自動車関税の引き下げ時期で、国内大手7社の損失は2カ月で2000億円に
ダブル更新だ。12日の東京株式市場は、日経平均株価が取引時間中も終値も昨年7月以来となる史上最高値を更新した。株価上昇の要因は、トランプ米政権の関税措置への不透明感が薄らいだことだ。 連休前の8日、訪米した赤沢亮正経済再生相...
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米大統領の支離滅裂いよいよ拍車…相手がトランプじゃ、赤沢が何度訪米しても無駄なだけ
ピストン赤沢と揶揄されているが、そのたびに閣僚から言質をとったところで、ひっくり返すのがトランプだ。文書がなければなさおさらだし、最近の言動には専門家からも「自己崩壊」との指摘がある。したたかな対米包囲網外交が必要なのだが、この政権...
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「適時」っていつよ? トランプ関税「修正協議」めぐる混乱を招いた赤沢大臣の緊張感のなさ
「言った、言わない」「すれ違い」「水掛け論」……。言い回しはともかく、グダグダな展開になっているのは間違いない。 7日に発動されたトランプ政権による新たな「相互関税」のことだ。 日本政府はこれまで、関税率が15%未満...
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15%上乗せ「トランプ関税」発動で日本経済に壊滅的打撃…「石破おろし」に拍車どころか退陣の決定打に
「話が違うじゃないか」──と、多くの国民が思ったに違いない。7日トランプ関税が発動されたが、これまで石破政権が説明していた内容とまったく違うものだったからだ。日本は想定以上の高い関税を課せられることになった。このままでは日本経済は壊滅...
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日米関税交渉は本当に合意?「文書なし」「ちゃぶ台返しOK」「裏で言いなり」…トランプ大統領は「日米貿易協定」で味を占めたか
ホントに「合意」したのだろうか。雲行きが怪しくなってきた。8回の交渉を経て“合意”に至ったとされる日米関税交渉のことだ。 米政府が6日に公示した「相互関税」に関する官報で、新たに設ける特例措置についてはEU(欧州連合)のみが...
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食い違う日米合意、「相互関税」も日本は特例対象外…トランプ関税は「持久戦」待ったなし
♪文書もねえ 縛りもねえ 引き下げ時期は分からねえ 訪米9回ぐーるぐる──。地元の演芸会でカラオケを披露したことのある赤沢亮正経済再生相には「俺ら東京さ行ぐだ」に合わせ、反省を込めて、そう歌ってもらいたい。 合意文書もない、...
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盗人に追い銭ではなかったのか 日米関税合意文書は「出さない」ではなくて「出せない」のだ
臨時国会で日米交渉の合意文書をなぜ出さないのかと突っ込まれて、相手が普通じゃないからとは驚くべき答弁だ。今後も話が違うとなれば、相手のせいにするのだろう。それでなくても米国産米の輸入優遇はWTO違反。ますます怪しい関税交渉。 ...
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日米関税合意“ご破算”の予兆…赤沢大臣は言い訳連発「法的拘束力ないが…」フワフワ答弁の情けなさ
「相手(トランプ米大統領)は普通の人ではない、ルールを変える人だ」──。日米関税合意に関する集中審議を実施した4日の衆院予算委員会で、石破首相はそう言い放った。トランプ大統領が「普通ではない」のは衆目の一致するところだが、国政選挙で惨...
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日米関税引き下げは「合意文書なし」の口約束…チラつくトランプ大統領の“ちゃぶ台返し”
「日米合意の履行状況の進捗をしっかりと管理してまいりたい」──。「米国の関税措置に関する総合対策本部」の副本部長を務める林官房長官は29日の閣議後会見で、そう意気込んだが、不安は拭えない。何せ関税引き下げは合意文書すら存在しない口約束...
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トランプ関税交渉が暗礁に…石破の無策も酷いが、自民から上がる「安倍だったら」も幻想だ
赤沢関税交渉の舞台裏を見ていくと、完全にすれ違いだったことがよくわかる。参院選の最中の「振り出し通告」に自民党内からもさまざまな雑音、悲鳴が聞こえてくるが、安倍なら国を売っただけ。もはや右往左往するしかない場当たり政権の限界と今後。...
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「トランプ関税25%」通知が石破政権を直撃! 自民の参院選にも大逆風
極めて厳しい関税を突きつけられた。トランプ米大統領は、日本時間の8日午前1時すぎ、自身のSNSで石破茂首相宛ての書簡を公表し、日本からの輸入品に対し、25%の関税を課すと通知した。相互関税の上乗せ分の停止期限を今月9日から8月1日に...
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脱米国の経済政策ができるのか? 関税交渉決裂…媚びるよりマシだが問題はその先だ
どうやら赤沢大臣は米国を完全に怒らせたようだ。裏を返せば妥協しなかった証拠で、それはそれなりに評価できる。問題はその先の処方箋だ。防衛費も含めて、法外な要求をしてくる暴君にどう対応するのがいいのか。その知恵と戦略が石破政権にあるのか...
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トランプ大統領が関税交渉で日本に「最後通牒」…赤沢経済再生相は“お役御免”必至でも自民から新交渉役が出ない不思議
予想されていた以上の展開に衝撃が走っている。 トランプ米大統領(79)が7月1日、日本との関税交渉について「合意は難しい」との見方を示したと報じられたからだ。 トランプ氏は大統領専用機内で記者団に対し、「日本と交渉し...
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進まぬ日米関税交渉で日本が迫られる「悪魔のディール」…防衛費大幅増が膠着打開の取引材料に?
五里霧中の日米関税交渉の霧は一体、いつ晴れるのか。米国による「相互関税」の上乗せ分(14%)の猶予期限が7月9日に迫る中、担当の赤沢経済再生相は7回目の協議のため26日から訪米中。交渉が始まった4月16日から約10週間で7回にわたる...
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日米関税交渉7回目でも何も決まらず?MAGA“猿マネ”でヒンシュク買った赤沢大臣に問われる交渉人の資質
米国のトランプ大統領が突然打ち出した「相互関税」の上乗せ部分の発動猶予期限(7月9日)まで2週間に迫った。猶予の延長がなければ税率は10%から24%と大幅に引き上げられる予定だ。 トランプ政権はすでに4月3日に輸入車に対して...
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小泉進次郎こそ亡国の農水大臣 輸入米に頼ったら日本の農業はオシマイ
イケイケの小泉大臣が、備蓄米が尽きたら輸入米、などと言いだしているが、その背景に何があるのか。そもそも、日本の農業を潰そうとしてきたのが米国だが、小泉はその手先なのか無知なのか。 米も輸入に頼れば、食料安全保障を米国に握られ...
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日米関税交渉で浮上した「貿易協定の見直し」に動揺する日本だが…「令和の不平等条約」を5年以上放置のツケ
「非常に突っ込んだ話ができた」 米国のトランプ政権が打ち出した関税引き上げを巡る2回目の日米両政府による交渉後、記者会見した赤沢亮正経済再生担当相(64)はこう説明し、手ごたえを感じていたかのような物言いだったが、一体何だった...
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すでに敷かれているスケジュール 赤沢大臣は「米国の手のひら」で踊っている
2回目の関税交渉を終えて、赤沢は早期決着の見通しを喜々として語っていたが、成果を急いでいるのは米国だ。今月中旬にも再び訪米し、6月決着のスケジュールが敷かれている中、相手は「選挙前合意」をやりたい石破政権の足元を見ているぞ。 ...
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2回目の日米関税交渉終了…過去に赤沢大臣が語っていた持論「交渉の鉄則」「非常にまずい交渉」の中身
赤沢亮正経済再生担当相(64)が1日午後(日本時間2日午前)、2回目の日米関税交渉終了後に記者会見。「日米両国間の貿易の拡大、非関税措置、経済安全保障面での協力などについて、具体的な議論を進めることができました」と語った。 ...
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この暴君とどう付き合うべきなのか もう馬脚を現したトランプの虚勢
ウクライナの戦争は終結せず、ガザも泥沼、関税は次々撤回という案の定の「口先ぶり」。そんな中、世界は毅然と対峙する国と2国間ディールで擦り寄る国とに分かれている。関税交渉合意はそんなトランプへの助け舟となるが、脱米国のしたたかな戦略が...
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「トランプ関税は不良のカツアゲ」…米国で立憲議員シンジ・オグマの国会質問動画が大バズりのナゼ
「シンジ・オグマという議員の発言がこちらのSNSでバズっています」 NY在住ジャーナリストのシェリーめぐみ氏からそんな情報がもたらされたのは4月25日のこと。一体、何かと調べてみると、日本では産経新聞など一部で報じられたものの...
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赤沢経済再生相「2回目」関税交渉に早くも不発の予兆…切り札の“ジープ特例”ほぼ効果なしと識者バッサリ
石破首相の最側近である赤沢経済再生相が30日から、3日間の日程で訪米する。今月17日の関税交渉に続き、ベッセント財務長官らと2回目の協議に臨む予定だ。前回の訪米ではトランプ米大統領の「想定外」の出席に泡食ったが、今回も「格下」らしい...
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トランプに媚びれば媚びるほど逆効果…日米関税交渉で「何もやらない」という選択肢
世界中が揺れたトランプ相互関税だが、案の定というか、トランプは次々と撤回、見直しを迫られている。もともと、根拠なしのいい加減な脅しだから、市場の反乱にすぐよれる。だとしたら、交渉以前の石破政権も様子見でどうだ?自動車関税もやがて悲鳴...
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“格下”石破政権は関税交渉本格化前から及び腰…日米貿易協定「米側の約束違反」頑なに明言せず
「深刻な懸念を有している」──。トランプ米大統領による関税措置について、石破政権が国会で繰り返す常套句だ。日米貿易協定で交わした「約束」を一方的に踏みにじられたのに、トランプ大統領の怒りを買うまいと平身低頭。これから交渉が本格化するが...