メジャーリーグ通信
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労使合意で「選手間格差の拡大」は是正 MLBの若手がNFLやNBAより恵まれている“2つの理由”
昨年12月2日から続いていた新労使協定を巡るMLB(オーナー側)と選手会による交渉が3月10日に急転直下で合意。今季メジャーリーグは例年通り162試合制で実施されることになった。 この新協定…
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清原和博氏だけじゃない! 大リーガーによる「人命救助エピソード」3選
日本では清原和博氏の人命救助が話題になっているが、メジャーリーグでも現役の有名選手や元スター選手の人命救助がニュースになったことが何度かある。 2013年当時レッズの主砲格だったトッド・フレ…
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高梨沙羅はスーツ規定に泣いたが…大リーグでも誤審が優勝の行方を左右する
北京冬季五輪では高梨沙羅の不可解な「スーツの規定違反」を筆頭に次々と疑惑の判定が発生している。 大リーグでも、不可解な判定は枚挙にいとまがないが、特にひどいのが次の5つのケースだ。 …
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元楽天のメキシコ人右腕には厳罰下ったが…大リーグ「治外法権」の仰天
メジャー通算13勝右腕で楽天に在籍したことがあるセルジオ・ミトレは、一昨年7月に当時同棲していた19歳のメキシコ人女性リリアーナさんの1歳10カ月になる娘イネスちゃんを何度も殴打したうえ、性的な暴行…
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メジャーリーグの組閣事情「カネも出すがクチも出す」オーナーの弊害
メジャーリーグはロックアウトで1カ月以上FA選手の契約やトレードが止まっている。 コーチの獲得や移動は対象外のため、ここにきて動きが見られた。メッツが年明けからコーチ陣の人選を開始したのだ。…
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大谷翔平がFTXアンバサダーに就任 ギャラを株式で受け取るメリット
先月16日、大谷翔平が暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するFTXという企業のグローバル・アンバサダーに就任した。 役割はブランド・イメージの向上に寄与することだ。ギャラは公表されていないが、…
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大谷翔平の通訳・水原一平氏の貢献度はいくら 日本語の年俸はスペイン語の約2倍!
大谷翔平の大ブレークの陰に通訳を務める水原一平氏の貢献あり――メジャーリーグの通訳への関心が高まっている。 2015年まで通訳は日本、韓国、台湾出身の選手にだけ許された特権だったが、16年か…
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大谷翔平は満票だったが…メジャーで不可解なMVP選出は過去にごまんとある
メジャーリーグのMVP投票の結果が18日に発表され、大谷翔平が満票で選出された。大谷は当初から本命視されていたので順当な選出だったが、これまでのMVP投票を振り返ってみると、首をかしげたくなるケース…
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今年のワールドシリーズは父親に軍配…メジャー歴代「ファミリー対決」の人間模様
今年のワールドシリーズを盛り上げるネタとしてメディアが盛んに取り上げたのは、ブレーブスのスニッカー監督と、その長男アストロズ・スニッカー打撃コーチによる親子対決だ。 この2人には、メジャーで…
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大谷翔平オフはCM王が確実 気になるメジャー有名選手の出演事情と評判
大谷翔平は日本で7社とCMスポンサー契約を結んでいる。米国では昨季までMKBやエンゼルス球団のCM(シーズン開幕を告げるCM)に駆り出されたことはあったが、一般企業のCMに出演したことはなかった。そ…
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大谷に沸いたエンゼルスは「観客動員数」では負け組…二刀流の活躍でもファン呼び戻せず
今シーズンはコロナ禍が終息しない中で開幕したため、メジャーリーグ全体で見ると1試合当たりの観客動員数は1万8652人。一昨年に比べ(昨年は無観客)34%減少した。 この数字だけ見ると、どの球…
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MLBではファンが順守すべきルールを明文化 人種差別と色仕掛けは「永久追放」に
メジャーリーグではファンが順守すべきルール(ファン・コード)を明文化しており、球場で著しい違法行為があれば、永久追放処分を受けるケースが少なくない。 よくあるのは、①フェンスを飛び越えてグラ…
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MLBの審判は訴訟が大好き アンパイア歴40年の“誤審王”は選手を名誉毀損で訴え
訴訟大国アメリカではトンデモ訴訟がよく起きる。2016年には現役のヘルナンデス審判が「55歳になってもMLBが私をクルーチーフに昇格させないのはヒスパニック系である私への人種差別だ」としてMLBを告…
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中田翔のようなチーム内暴力でお払い箱になるケースは、メジャーにはごまんとある
チームの後輩に暴力をふるって無期限出場停止になっていた日本ハム・中田翔が巨人に無償トレードされた。これは事実上の追放処分である。メジャーリーグでもチームメートに暴行した選手が追放されるケースが時々あ…
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「カナダの上野由岐子」が姉という投手も…オリンピアンを身内に持つ大リーガーたち
メジャーリーガーにはオリンピアンだった母親から高い身体能力を受け継いでいる選手が少なくない。 その代表格がメッツの長距離砲コンフォルトだ。彼の母トレーシーさん(旧姓ルイーズ)はシンクロナイズ…
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大谷フィーバーに沸く裏で…エンゼルスが抱える「深い闇」
2019年7月1日、エンゼルスの先発左腕タイラー・スキャッグス(享年27)が遠征先のホテルで突然死した。 それから2年が経過した今年6月29日、スキャッグスの遺族がエンゼルス球団と元広報部長…
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メジャー投手は失点急増…粘着物質取り締まり強化の余波
ピッチャーに対する粘着物質の有無を調べる検査が始まって2週間が経過した。 粘着物への依存度が高かったピッチャーは、この検査の導入で使用を控えざるを得なくなり、大きなダメージを受けているケース…
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MLB滑り止め使用禁止をすり抜ける「ブレンドテクニック」
MLBは先週30球団に通達を送り、今後はルールブックにある通り、投手が指先に異物(滑り止め)を付けて投げる行為を全面的に禁止し、違反者には10試合の出場停止処分を科すことを伝えた。 これは、…
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マイナーで新ルール試験導入 適用で割食うのはDHの大谷
MLBのマンフレッド・コミッショナーは、ホームラン中心の野球では人気回復を図れないと悟り、方向転換して、ゲームを動きのあるものにつくり替えようとしている。 その第一歩として、今季、マイナーリ…
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筒香にレイズ復帰の可能性 トレード「後日発表選手」とは
11日にレイズを戦力外になった筒香嘉智が、4日後にトレードでドジャースに移籍した。ド軍が急遽、筒香を獲得したのは、レフトのポロックが太ももの肉離れで戦列を離れたため、穴埋めに使う人材が必要になったか…