著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

佐々木朗希の完全試合が注目された裏側 MLBは「20歳でデビュー」が最高の勲章

公開日: 更新日:

 日本で佐々木朗希が完全試合をやってのけたことは、米国のスポーツメディアでも大きく報じられた。注目されたのは佐々木朗が20歳の若さで快挙を成し遂げたことだ。

 メジャーリーグにも20歳以下の年齢でデビューし華々しい活躍をする選手はいるが、日本と比べると極端に少ない。メジャーではどんな有望選手でも2~5年、マイナーでプレーするのが普通なので、飛びぬけて優秀でないと20歳でメジャーに上がることはできないからだ。

 実数でいうと昨年20歳でメジャーデビューしたのは1人、一昨年は2人しかいなかった。それゆえ米国のスポーツメディアは、佐々木朗が完全試合を達成した時、20歳の若さでやってのけたことに注目したのだ。

「20歳でメジャーデビュー」した投手はホープ中のホープである。その後、サイ・ヤング賞投手になった者も少なくない。その代表的なケースがサイ・ヤング賞に4回輝いたマダックスと同賞に3回輝いたカーショーだ。この2人は20歳でエース格になっても、おごることなく努力を重ねて効率よくアウトを取る投球術を身につけて球史に残る投手になった。将来のメジャー入りをめざす佐々木朗にとって、この2人の求道者的な姿勢は、多くのサジェスチョンを与えてくれるだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外