ラサール石井 東憤西笑
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ヤラセ寸劇会見でお茶を濁す安倍首相に「最後のお願い」
一瞬目を疑った。 どちらかといえば現政権寄りといわれるあの産経新聞が、「緊急事態宣言の解除後、安倍晋三首相の存在が希薄に映る」と断じ、「自分の言葉で国民に語りかけるべきである」と書いたのだ。…
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暑苦しくて密がいい!目が離せない現代歌舞伎「半沢直樹」
始まりましたね。ドラマ「半沢直樹」。 いやあ、もうなんだろう。とにかく悪いヤツは徹底的に悪く、善いヤツはひたすらカッコよく感動的に、「くさい」とか「過剰演技」とか、もうそういうことを超えて、…
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動画編集に音楽活動…自粛のはずが忙しくなっちゃいました
ユーチューブのチャンネルを開局したのは以前書いたが、それ以来スタンダップコメディーの生配信を2回やっただけで、なかなか更新できずにいた。 動画を作って毎日アップロードするのが理想だが、時間が…
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感染防止策を徹底…劇団カムカムミニキーナを見習うべきだ
7月に入り、演劇界も席数を半分にするなどの対策をしながら、劇場にお客さまを迎えての公演が始まった。自分たちが最初のクラスター(集団感染)を起こしてはならないと、どこの団体もコロナ対策には最善の努力を…
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多数派になびく国民性 都知事選は最悪の厄災でも変わらず
まずは今回の九州地方を中心とする豪雨の被害に遭われた皆さまにお見舞い、お悔やみ申し上げます。 まだまだ梅雨は続き予断を許さない状況、どこぞの「コメンテーターを批判するコメンテーター」の方が「…
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悩ましい都知事選“女帝”に対抗できる勢力が割れてしまい…
都知事選真っただ中である。東京以外の方にはあまり関係ないかもしれないが、オリンピックなどにも影響してくるとなれば、まんざら他人事でもないだろう。 普通に普通にごく普通に考えて、小池氏のこの4…
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生配信ブームに挑戦! 手探りで開局したはいいけれど…
いやあ、やっちまいました。と言ってもたいしたことではないんですが。 自粛に入った4月から演劇やパフォーマンスも生配信ブームでして。私の所属している日本スタンダップコメディ協会(よくアメリカ映…
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翻訳がミスリード 詩織さんの言葉尻を捉えて歪曲する卑劣
伊藤詩織さんが漫画家のはすみとしこ氏ほか2人に、Twitterによる誹謗中傷の損害賠償を請求する提訴を行った。4年間70万件のツイートを調査し、引用リツイートも含め誹謗中傷となる投稿を洗い出したそう…
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もらったはずの定額給付金…また申請書が送られてきた
やっとというか、ついにというか、とうとうというか、我が家にもアベノマスクがやって来た。 長かった。もうこの話題がネタとして古くさく感じるぐらいになってからのご到着だ。 早速、つのだ☆ひろ氏…
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ブルーインパルスの「かっこいい」に利用されないように
ブルーインパルスといえば60代以上の人間にはある種の刷り込まれた思い出がある。1964年の東京オリンピック開会式。会場の上空にジェット雲でキレイに描かれた五輪のマーク。その飛行技術に驚かされ、当時少…
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木村花さんの死 匿名で他人を誹謗中傷する輩は“恥を知れ”
私は「リアリティーショー」というやつが苦手だ。 たいていは何人かの男女が一定の条件下の中で競争したり恋愛したりし、その「リアル」を見せる。しかしそれは「リアル」なのだろうか。 「一定の…
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不条理劇もビックリ“コロナ対策仕様”の新劇場ガイドライン
自粛生活も早くも1カ月半以上、皆さまいかがお過ごしですか。 世の中は自粛解禁ムードですが、私はついに秋の芝居も延期になりそうで、今のところ11月まで予定がなくなって、あと半年間、自主的自粛が…
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岡村はお仕置きだが…お灸を据えるだけでは反省しない人も
「お灸を据える」という言葉がある。昔のお灸はかなりの熱さだったことから、転じて「きついお仕置きで懲らしめる」という意味に使われる。 最近ではナインティナインの岡村くんがきついお灸を据えられた。…
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なぜ検査数発表しない?日本の失政に世界があきれているぞ
毎日ニュースを見ていて不思議なことがある。感染者数だけで検査人数が発表されないのだ。 検査数も毎日一定数ではない。つまり感染者の数は検査の数でいかようにも増減することになる。これでグラフが右…
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自粛下の庶民感情を逆なでした“王様”の無神経なコラボ動画
「しばらくは、離れて暮らす『コ』と『ロ』と『ナ』、つぎ逢ふ時は『君』といふ字に」 ネット上で発見した川柳というかフレーズが秀逸であった。現状をチクリと風刺し未来に希望と連帯を感じさせて、少しウ…
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まるで竹槍持たされて本土決戦に臨む戦争末期の日本と同じ
新型コロナウイルスは私の身近な人にも感染が忍び寄ってきた。つい最近もゴルフ仲間が感染したかも知れず、闘病日記をSNSに上げている。 ゴルフした後サウナに行って、翌々日の朝、すごい悪寒で熱が3…
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志村けんさんは繊細でシャイ 演出の要望も2年間言い出せず
コロナウイルスのバカ野郎。 連載第1回の冒頭に乱暴な言葉で失礼します。でもそんな気持ちです。 コロナウイルスによる演劇界の中止の嵐。そんなことをつづった原稿を書き終えたところに志村け…