著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

暑苦しくて密がいい!目が離せない現代歌舞伎「半沢直樹」

公開日: 更新日:

 始まりましたね。ドラマ「半沢直樹」。

 いやあ、もうなんだろう。とにかく悪いヤツは徹底的に悪く、善いヤツはひたすらカッコよく感動的に、「くさい」とか「過剰演技」とか、もうそういうことを超えて、このシリーズは今や様式美ともいえる世界を完全に構築したのではないだろうか。

「アップにつぐアップ」「役者の顔芸大会」「必ず裏切り者がいて後半にバーンと登場」「広すぎる社長室や会議室」

 お約束の展開が「いよっ! 待ってました!」と声を掛けたくなるぐらい気持ちよくハマる。「倍返しだ!」は「水戸黄門」の印籠。「思わぬ裏切り者」は「24」。この2つを足したような、これはもう現代の歌舞伎なのではないか。

■これは「演劇怪獣大戦争」

 そもそも「因縁」と「復讐劇」は歌舞伎の十八番だしね。たしかに出演者は歌舞伎界から4人も。そして劇団☆新感線のいのうえ歌舞伎の古田新太

 さらに私がうれしいキャスティングは小悪党の諸田を演じる池田成志。お得意の眼技はもうポスト仲代達矢か。目の血管が赤いのは昨夜の酒のせいかと思ったらさにあらず。他の出演者もみな赤い。これはひょっとしてメークなのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山本美月は九州の女子校で偏差値トップ「筑紫女学園」から明大農学部へ 祖父も生物教師の“リケジョ”

  2. 2

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  3. 3

    ドジャース球団売却の可能性…共同オーナーに当局捜査、レイカーズは買収10カ月で手放す

  4. 4

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 5

    朝ドラ「風、薫る」“シマケン”はブーイングも…Aぇ! Group佐野晶哉には「オファー増」の追い風

  1. 6

    高市政権が国民資産「強奪」計画! 現預金1100兆円を狙い撃ち、放漫財政のツケを庶民のフトコロに押しつけ

  2. 7

    “世界ランク1位”の座を捨てて甲子園へ 享栄・上江滝拓未「将来はプロかバスの運転手」

  3. 8

    特殊清掃員が見た「孤独死」の壮絶現場…発見まで2年、遺体は“粉”に「誰にでも起こり得る」

  4. 9

    “寝てない自慢”だった高市首相が「漢方で熟睡」だって…話が変わっている! と批判殺到

  5. 10

    阿佐ヶ谷姉妹にさらなる飛躍のチャンス!「団地のふたり」視聴者から上がる《通じるものがある》の好反応