ラサール石井 東憤西笑
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権力を維持することに汲々とするあんたらこそ「老害」だ!
菅総理がGo To トラベル一時停止を発表した夜に8人と会食していたことを批判され、翌日そのことを謝罪した(いつもの「誤解があったなら」の枕ことば付きだが)その夜に、また3人と4人に分けてはしご会食…
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小池知事は国に丸投げするだけ 傲慢な"やってる感”に唖然
ついに全国的にGo To トラベルが一時停止になったが、思わず二重に「遅っ」とツッコんだ。さんざん分科会やら医師会から指摘されていたのに聞く耳持たず。今になって突然の停止は遅すぎる。しかも実施日はま…
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ゴミ出しができない高齢者 20世帯に1世帯はゴミ屋敷に…
「ゴミ屋敷」と聞けば、ワイドショーの定番の、ゴミをため込み、取材するインタビュアーに水をぶっかけて追い返す変わり者の住人を思い浮かべる。 つまり、ゴミを捨てられるのに、わざと捨てない異常な人間…
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NHK“商品名NG”遍歴 瑛人「香水」のドルガバは紅白でOKに
今や紅白歌合戦をどれほどの人が見るのだろうか。いや、我々の子供の頃は絶対に見なければいけないものだった。視聴率が60%ぐらいあった。 そこで起こったことは明石家さんまさんが「昨日見ましたか紅…
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時代と社会の歪みの中で不幸にも交差してしまった2人…
なんとも痛ましい事件である。 ホームレスの老人女性が、渋谷区のバス停で殴り殺された。犯人は付近に住む46歳の男性。「殺すつもりはなかった」と自首してきた。あっという間に殺人事件は解決した。 …
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「淡路島にゴジラ出現」自然と調和した一大リゾートだった
東宝特撮もので育った私はゴジラをこよなく愛している。好きが高じて実際にゴジラ映画にも出演した。「ゴジラ対メカゴジラ」でゴジラが初登場するシーンで「ゴ、ゴジラ!」と叫ぶ役をいただいたのが自慢だ。 …
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公人は理想を掲げ、子供に希望を与え、実務を現実的に行え
混迷を極めた米大統領選挙も、ついにバイデン氏の当選確実が出て大勢は決した。多くのアメリカ国民はほっと胸をなで下ろした。と書きたいところだが、「多くの」というのはある意味正しく、ある意味正しくない。 …
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闇が深かった大阪都構想住民投票 特別区の再編成が反対に
少し遅れた古い話ですみませんが、大阪都構想の住民投票の結果が出ましたね。賛成反対が拮抗してましたねえ。まあ本来なら同じ拮抗でも、アメリカ大統領選の話が旬なんでしょうが、そこは締め切り等、大人の事情で…
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50年ぶり復活「老人と子供のポルカ」に見る世相移り変わり
「老人と子供のポルカ」という歌を覚えているだろうか。黒沢映画などで名脇役であった左卜全さんと子供たちが、世の中の怖いものに対して「やめてけれ」と歌い「助けてー」と叫ぶコミック・プロテスト・ソングだ。お…
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学術会議問題の根幹は菅首相の「反教養」「反知性」にある
菅政権が始まって1カ月。いまだ所信表明演説もないまま総理は外遊に出かけた。国民にこれからの方針、政治のビジョンを説明するのが先だと思うのだが、これでは順序が違うのではないか。 以前はあれほど…
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“好き”が高じて筒美京平トリビュートミュージカルを作った
作曲家の筒美京平さんが亡くなった。80歳。昭和歌謡という呼び名はこの人の作品のためにあったのではないか。それほどに、あらゆるジャンルの音楽を取り入れ、これも、これも、え、これも、と心に響く名曲、ヒッ…
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「犬笛」を吹いてあとは知らんぷり…絶対に謝らない人たち
「犬笛を吹く」という言葉がある。「犬笛」とは特定の周波数で犬にだけ聞こえる音を出し、犬を操る時に使う。その意味から選挙戦などで政治家が自分の支持者にだけわかる言葉や表現で差別的なニュアンスを伝えること…
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日本全体が緩やかに劣化 元凶はベテラン排除した小泉改革
仕事柄若い頃からタクシーを利用することが多いのだが、運転手さんの仕事ぶりやサービスの質も随分と様変わりした。乗車拒否やわざと遠回りするなどといった悪徳タクシーは鳴りをひそめ、接客態度や言葉遣いも悪く…
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逆境に負けぬ演劇界 コロナ禍を逆手に取った朗読劇が出色
イベントなどの入場者数がまた一段階緩和されたが、演劇はまだまだ慎重で、やはり今はまだ客席は半分。稽古から本番までかなり厳しいコロナ対策を行っての公演を続けている。それでも予定されていた公演は粛々と上…
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黒マスクでV 大坂なおみは「マッドマックス」のC・セロン
「MADMAX 怒りのデス・ロード」が地上波で放送された。久々に見てやはり映画史に残る名作だと納得した。 話はこうだ。水と石油が希少価値である核戦争後の未来。その世界を牛耳るのは王であるイモー…
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菅氏を半沢直樹に重ね礼賛ムードを煽るTV局に強烈な違和感
今週のサンデー・ジャポン(略してサンジャポ)は、コロナで欠席の爆笑問題田中に代わって、せいやが登場。見た目だけで代役MCというサンジャポらしい始まり。 今回のメインテーマは自民党総裁選。同じ…
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藤原正彦氏のユーモアに文藝春秋巻頭コラムの“品格”を疑う
大方の予想を裏切り、今回は安倍総理退陣の話ではない。 もうすでに著名な方の安倍政権の総括は一通り語られ、いちいちうなずかされる。それに対して「感謝しろ」「病人を叩くな」「悪口をやめろ」と擁護…
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安倍首相が検査後の会見で「これからまた」と言い直した訳
さて今日このコラムをお読みの8月26日水曜日の段階で、安倍総理はまだ総理としてその任を遂行しているであろうか。 事ほどさように、永田町には刻一刻と流動的な政局の噂が飛び交っている。 …
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ネトウヨよ、そのエネルギーを他のことに向ければいいのに
私はツイッターでもたまに発言している。 いつもは他の人の呟きにリツイート(以下RT)して書くことが多い。これはただでさえ制限された字数の中で真意を伝えるため、前提状況の説明を省けるからなのだ…
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コロナ禍に芝居5本観劇 「今」を映す舞台に心揺さぶられた
8月に入っても、演劇の中止が続き、私はまだまだ絶賛自粛中。なので今週は立て続けに芝居を5本も観劇した。 どの劇場もコロナ禍の下、少しずつ観客を入れながら配信も併用しての公演を模索している。 …