著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

翻訳がミスリード 詩織さんの言葉尻を捉えて歪曲する卑劣

公開日: 更新日:

 伊藤詩織さんが漫画家のはすみとしこ氏ほか2人に、Twitterによる誹謗中傷の損害賠償を請求する提訴を行った。4年間70万件のツイートを調査し、引用リツイートも含め誹謗中傷となる投稿を洗い出したそうだ。

 会見で詩織さんは亡くなったプロレスラーの木村花さんにも触れ、SNS上の誹謗中傷問題のため、今後も訴訟を続ける可能性を示唆した。自ら重い荷物を背負ったその肩に、他の人々の重荷まで背負うその強さに圧倒された。

 しかしその詩織さんにさらに噛みついてくる人々もいる。

 彼女がBBCのドキュメントで語った「日本社会で育つと誰でも性暴力や性的暴行を経験しているんです」という箇所を捉え、日本人女性全員が性的暴行を経験したような言い方は日本人女性を蔑めているとして、彼女を責め、加害者の山口敬之氏を擁護している(なんでそこに行き着くのかよくわからないが)。

 この発言に何か違和感を感じていたら、舩田クラーセンさやかという方のツイートを見て納得がいった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束