ニューヨークからお届けします。
-
病院うるさすぎ…警報音1日700回の8割が間違いという現実
アメリカの病院で問題になっているのが「病院の騒音」です。調査によれば、病室の昼間のノイズレベルは57~72デシベルで、WHO(世界保健機関)が定めた数値35デシベルを大きく上回っています。 …
-
「銃乱射の原因は心の病」トランプ発言に医療関係者が反論
8月最初の週末に起きたテキサスとオハイオ2つの銃乱射事件では、合わせて少なくとも31人の命が失われました。 それに対しトランプ大統領から「銃撃の原因になっているのは心の病など精神疾患」という…
-
電子たばこの安全性に疑問 継続的吸引で炎症や肺にダメージ
電子たばこに使われる「ベープ・ジュース」と呼ばれる液体の一部がアセタールという刺激性化学物質をつくり出し、継続的に吸引すると炎症を起こしたり、肺にダメージを与えるかもしれない――。そんな研究結果が大…
-
フォロワー300万人以上!米国で医療者のSNSが人気の理由
アメリカでは今、医師や看護師によるインスタグラムなどのSNSが話題になっています。 「インスタグラム・ドクター」として有名になったドクター・マイクは300万人以上のフォロワーがいて、テレビなど…
-
米大学の実験でHIVウイルスが消えた エイズ完治へ一歩前進
エイズの原因となるウイルス「HIV」に感染したマウスのDNAから、ウイルスを除去する実験に初めて成功したと発表され、大きな反響を呼んでいます。エイズが完治できる可能性に一歩近づいたからです。 …
-
米で大反響 バクテリアが「がん細胞」を破壊し完全除去
遺伝子を再プログラムされたバクテリア(細菌)を使い、がん細胞を破壊できることがマウス実験で証明された――。医学誌「ネイチャー・メディシン」に発表され、大きな反響を呼んでいます。発表したのはコロンビア…
-
米国人が牛肉消費は減らせても…ベーコンが減らせない理由
ハムやソーセージ、ベーコンなどの加工肉の消費量が、アメリカでは18年間変わっていないという調査結果が発表され、波紋を広げています。 調査は、米国全国健康栄養調査(National Healt…
-
65歳以上に医療大麻の使用者が急増…その背景にあるもの
65歳以上のアメリカ人の医療大麻使用が大幅に増加していることが、米政府による年次調査で分かりました。 アメリカで最初に医療大麻が合法化されたのはカリフォルニア州で1996年のこと。2019年…
-
「ローファットダイエット」で乳がん死亡リスクが21%低下
食生活を野菜や果物を中心にする「ローファットダイエット」に変えた女性は、そうでない女性に比べ乳がんによる死亡率が下がったという調査結果が発表され、大きなニュースになっています。 この調査は全…
-
アメリカ2州で妊娠中絶がほぼ全面禁止 避妊を制限する州も
アメリカの各州で非常に厳しい妊娠中絶法が次々に成立し、全米に衝撃を与えています。 アラバマ州では15日、妊娠中絶を全面的に禁止する法律が成立。レイプ、近親相姦などの例外もなく、妊娠中絶の手術…
-
「昨日一日で多くのストレス」米国人は世界4番目だった
「昨日一日で多くのストレスを感じた」というギャラップの調査でアメリカが世界4位だったことが分かり、波紋を呼んでいます。 ギャラップは世界140カ国の15万人を対象に聞き取り調査を行い、昨日一日…
-
シリコンバレー勤務の親が子供に“スマホNG”とする理由
3歳から5歳までの間に、1日2時間以上タブレットやスマホ、テレビなどのスクリーンを見て育った子供は、ADHD(注意欠陥多動性障害)の診断基準を満たす確率が、30分以下の子供に比べ7倍以上高いというシ…
-
昔の病気を蘇らせ流行させるアンチ・ヴァクサーとは?
前回、はしかの大流行について紹介した時、予防接種を受けない子供たちが流行を悪化させていると触れました。宗教的な理由以外に、親が「予防接種は自閉症の原因になる」などと信じており、子供に受けさせないので…
-
NY市郊外ロックランド郡に「はしか」で非常事態宣言発令
ニューヨーク州ロックランド郡といえば、ニューヨーク市のすぐ北の通勤圏で30万人が住み、富裕層の高級住宅地も多いエリア。ここで、「はしか」の大流行による非常事態宣言が3月26日に出されました。 …
-
米国では9人に1人が発症…深刻な産後うつに新薬が初の承認
アメリカではお母さんの9人に1人が産後うつになるといわれています。重いケースでは自殺など命に関わるほか、お母さんと新生児の結びつきにも影響を与える恐れがある病気です。この産後うつを治療する画期的な新…
-
ロボットが余命宣告する時代 医師と患者の関係良好の期待も
AIやロボットが私たちの生活を豊かにする一方で、多くの職を奪うという論争は日々絶えることがありません。医療現場では、「ロボットから余命宣告された」との訴えがニュースになり波紋を呼んでいます。 …
-
胃の中でインスリン注射 小さなカメ型カプセルが米で話題
一日に何度もインスリン注射が必要な糖尿病患者のために、飲むだけで胃の中で注射してくれる小さなカプセルが開発され、大きな話題を呼んでいます。体内で十分なインスリンが作れない糖尿病患者は、常に体外からイ…
-
買えず命を落とした人も…米はインスリン価格が5年で2倍に
アメリカの医薬品の値段の高さは以前から社会問題化していますが、有効な手が打たれないまま、また薬の高騰が問題になっています。 1型糖尿病の治療に欠かせないインスリン製剤の値段が過去5年間で2倍…
-
NY市衛生局の横やりで…マリファナ由来のCBD大流行に陰?
去年の夏ごろから全米で大ブームになっているマリフアナからの抽出成分CBD(カンナビジオール)。リラックスはできるけれど、嗜好用のマリフアナのように、ハイにならない――ということで、CBD入りのさまざ…
-
インフルエンザ対策にマスク ファッショナブルと称賛の声も
アメリカでもインフルエンザが猛威をふるっています。8万人が亡くなった前シーズンの大流行ほどではないとのことですが、米疾病対策センターによれば、全米50州のうち、36州で大流行。昨年10月から1月中旬…