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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

見え始めたニューヨークの新型コロナワクチン接種計画

公開日: 更新日:

 新型コロナワクチンの実用化が現実のものとなり、米製薬会社ファイザーが開発したワクチンがイギリスで西側諸国として最初に認可されました。

 アメリカでも早ければ12月中旬に認可、接種が始まるだろうと報道され、ニューヨークでも具体的な接種計画が少しずつ明らかになり始めています。

 クオモ州知事によれば、ニューヨーク州では12月15日に米食品医薬品局(FDA)の認可が予想されているファイザーのワクチン17万回分がほぼ同時期に供給され、またニューヨーク市に対しては48万回分が1月初旬にも供給されるとのこと。そのうち半分がファイザー製、残りがモデルナ製と伝えられています。

 では、これらのワクチンの接種を最初に受けるのは誰か? 米疾病対策センター(CDC)の提言では、最優先はコロナ治療を行う医療従事者としています。ニューヨークに23の病院を持つノースショア・ヘルスは、「実際に何回分が供給されるかは不明だが、ファイザーのワクチンがミシガン州の物流センターから送られてくる場合、48時間前に通知されることになっている」と公表しています。

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