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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

コロナ変異株に対するマスク着用法 CDCがガイドライン発表

公開日: 更新日:

 CDC(米疾病対策センター)が新たなマスクのガイドラインを発表し話題になっています。

 今年に入って1日30万人近い感染者、4000人以上の死者を出していたアメリカのコロナ感染カーブはようやく下がり始め、2月中旬になって1日の感染者が10万人、死者も1日2000人台で推移しています。

 年末年始の人の移動の影響がようやく減ってきたと考えられていますが、主にイギリス発の変異株が猛スピードで広がっているため、再び感染が広がる前の嵐の前の静けさと言う関係者もいます。

 一方、現在のワクチン接種規模は全米で1日に150万人まで拡充、接種率は一度でも打った人が10%を超え、このままいけば集団免疫の基準となる70%に達するのは夏の終わり頃とみられています。

 そんな中、CDCはマスク着用に関して新たなガイドラインを発表しました。特に感染力が高い変異株に対応するためと考えられています。

 コロナウイルスを含む飛沫(ひまつ)に対し最も効果の高いのが医療現場で使用するN95、それに準ずるKN95であることは間違いない事実ですが、一般人には推奨していません。代わりにマスクは顔にぴったりつけて着用することを呼びかけています。

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