著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米でコロナ感染者が増えているのに死亡率が下がっている理由

公開日: 更新日:

 10月末の時点で新型コロナ感染者の累計が900万人を超えたアメリカでは、1日の感染者数も8万人を超え、新たなピークを迎えています。ただ現在の1日の死亡数は1000人。今年4月の感染者は1日3万3000人、死者2700人だったので死亡率は激減しています。その理由について論争が起こっています。

 感染者が増えた理由として、検査体制が大幅に拡充したことが挙げられます。死亡率が減ったのは、若者の感染が増えたからだという説がこれまで最も有力でした。当初、高齢者を中心に多くの患者と犠牲者を出したコロナは8月下旬以降は感染者の平均年齢が40歳以下に下がっています。

 そうではなく、「効果的な治療法が発達したからだ」と主張するのが、ニューヨーク大学の医療研究チームです。医学誌「ジャーナル・オブ・ホスピタル・メディシン」に発表された調査結果によれば、入院したコロナ患者は年齢や性別、既往症の有無にかかわらず、3月には25・6%だった死亡率が、8月には7・6%まで下がっていることが分かりました。当初は未知のウイルスに対して手探りだったのが、経験値により効果的な治療法や薬の選択ができるようになってきたことが大きいとしています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網