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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

秋野暢子さんは疑問を投稿 がんのステージは進行度、では余命との関わりは?

公開日: 更新日:

 皆さんは、どう思われるでしょうか。女優の秋野暢子さん(65)は18日、自らのブログにがんのステージにまつわる疑問を投稿。「頸部食道癌、下咽頭癌、ステージ1~3、リンパ転移が認められる」と診断を語った上で、「ドクターからステージを言われたとき、患者はどう理解すればいいのか? ステージって何!? ず~と謎なんです」と結んでいます。

 秋野さんも触れているように、ステージ1で早く亡くなる方も、ステージ4で長生きされる方もいて、そこに余命宣告が重なると、同じように思う人は少なくないでしょう。

 ステージは0~4までの5段階で、数字が大きくなるほどがんが進行した状態です。がんが周りの組織に広がっていくことを、医学用語で浸潤といい、早期とは浸潤していない状態を指しています。

 具体的には、食道がん大腸がんなど粘膜から発生して粘膜下層、筋層へとより深くに伸びていくタイプでは、粘膜にとどまっているか粘膜下層までの状態が早期で、ステージ0か1。筋層より深くに浸潤しているステージ2から進行がんとなります。ほかの臓器に転移した状態が、ステージ4です。

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