小林至教授のマネーボールQ&A
-

危うい均衡で成り立っているドラフト制度の実情...今後は制度設計の見直しを迫られる局面へ
【Q】23日に開催されるプロ野球ドラフト会議。ドラフト指名選手は契約金1億円、年俸1500万円、出来高5000万円が上限とされ、順位が下がるごとに金額が減るのが一般的だ。とはいえ、同じ球団、同じ順位で…
-

“金のなる木”クライマックスシリーズを徹底解説 主催球団が1試合で得る利益はどれくらい?
【Q】セ・パともに11日から始まるクライマックスシリーズ(CS)。ファーストステージは2位球団、ファイナルステージはリーグ優勝球団が主催し、収益はすべて主催球団に入る。球界では「金のなる木」といわれて…
-

引退試合・引退セレモニーの裏話…やる、やらないの線引き、球団と選手の収益は?
【Q】19日に引退セレモニーを行った中日の中田翔(36)。シーズンも最終盤に入る、この時期の風物詩でもある。球団によって引退試合やセレモニーを行う選手はさまざまだが、する選手、しない選手の線引きなどは…
-

日本のスポーツ放送はいったいどうなる?“黒船”NetflixのWBC独占配信がもたらす大きな波
【Q】球界はもちろん、国内の野球ファンに衝撃を与えた、ネットフリックスによる「WBC独占配信契約」。これまで地上波で視聴できたWBCが、来年春開催の大会はサブスクに加入、つまり金を払わなければ見られな…
-

プロ野球の「グッズ販売ビジネス」の儲けはどれくらい?
【Q】 プロ野球に欠かせないもののひとつが選手グッズ。レプリカユニホームやタオルをはじめ、さまざまな商品が売店を彩っている。グッズの売り上げが大きい選手は年俸の査定にも影響するのか。グッズ販売による球…
-

なぜ「パ・リーグTV」見放題があって「セ・リーグTV」はないの?
【Q】パ・リーグファンに人気のインターネットチャンネル「パ・リーグTV」。加入すればパ6球団の試合が見放題とあって、人気を博している。しかし、セの全試合が見られるプラットフォームはなく、同様に12球団…
-

外国人選手の契約で最重要「サイドレター」の中身と金額は?年俸と別に3000万円超に上ることも
【Q】今季もシーズン途中の助っ人補強がかまびすしい。DeNAは元中日のビシエドに加え、昨季まで所属していたフォードを再獲得。阪神も2019年まで在籍したドリスと再び契約を結ぶと、前メッツ傘下3Aのハー…
-

日本屈指のメガイベント・甲子園大会の収支は?「全米大学の1%、まだまだ工夫の余地あり」
【Q】8月5日に開幕する第107回全国高校野球選手権、通称「夏の甲子園」。すでに日本全国で地方大会が行われ、球児たちが白熱した勝負を繰り広げている。そこで気になるのが、大会の収支だ。甲子園大会はスポー…
-

セ・パ交流戦は球団経営的に儲かるの?パ救済も兼ね、セ側が渋々合意したのが背景だが…
Q.2010年以来となる15年ぶりのパ・リーグ6球団の上位独占で幕を閉じた交流戦。05年に導入された当時は、セ・リーグ側から「球団経営的にメリットがない」と反対意見も多く、過去、セが勝ち越したのはわず…
-

MLBはなぜNPBの9倍稼げるのか…放送権だけじゃない公設民営“球場改革”のビジネスモデル
【Q】2024年シーズン、MLBの売り上げは約1兆8800億円。一方、NPBは推計2000億円と、9倍以上の差がある。前回の講座では放送権収入に格差があることがわかった。それ以外の要因はなんですか? …
-

MLBは30年で10倍超の市場拡大を実現…なぜ日米球界でこうも“経済格差”があるのか
【Q】今年4月にプロ野球選手会が発表した今年度の支配下選手の平均年俸は昨年より4.1%アップし、過去最高の4905万円だった。一方、メジャーも開幕時の平均年俸が過去最高となったが、こちらは文字通りケタ…
