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小林至桜美林大学教授

1968年、神奈川県出身。91年ドラフト8位で東大からロッテに入団。93年に引退し、94年から7年間米国在住。コロンビア大でMBAを取得し、江戸川大教授を務めながら、2005~14年にソフトバンクホークスの取締役を兼任。現在は、一般社団法人大学スポーツ協会理事、一般社団法人スポーツマネジメント通訳協会会長。YouTubeチャンネル「小林至のマネーボール」も好評配信中。

引退試合・引退セレモニーの裏話…やる、やらないの線引き、球団と選手の収益は?

公開日: 更新日:

【Q】19日に引退セレモニーを行った中日中田翔(36)。シーズンも最終盤に入る、この時期の風物詩でもある。球団によって引退試合やセレモニーを行う選手はさまざまだが、する選手、しない選手の線引きなどはあるのか。球団や選手の収益などはどうなっているのか。

【A】1947年から75年まで野球協約にはFA制度の前身とも言える「10年選手制度」があり、引退試合はこの10年選手だけに認められた特権でした。当時の規約をかいつまむと、「11月15日以降、エキシビションとして引退試合を主催、収益金を取得することができる」とあります。収益金はチケット代から試合開催経費を差し引いたもの。時代によってチケットの価格は変わりますが、最大で現在の1億円に相当する収益を得られたと推察します。

 大相撲の断髪式やJリーグの引退試合は現在でもこの形式で行われています。Jリーグ規約第72条には「引退試合は当該選手の功績を称える目的で開催」「各クラブチームがJリーグに申請し、承認を得る必要がある」「開催場所はホームタウンのみ」「引退試合は選手1人につき1回のみ」など、明確な制度が定められており、2024年に引退試合を行った元日本代表の槙野智章氏は約8000万円の収益があったといわれています。

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