医師が教える“正しい”水の飲み方 「1日2リットルで健康に」は誤解? 心不全や腎臓病がある人は要注意
「健康のために、毎日2リットルは水を飲もう」という言葉をSNSなどで見かけたK男さん(37歳)。それ以来、のどが渇いていなくても大きな水筒を持ち歩き、飲み切ることを日課にしていた。
ところが、最近はトイレの回数が増え、夜中に目覚めることも増えた。それでも「水を飲まなければ」と、無理に飲み続けていたという。
水は生命維持のためには欠かせない。しかし、必要な量には個人差があり、全ての人が飲料水を毎日2リットル摂取しなければならないわけではないのだ。
■「1日2リットル飲む」必要はない
成人男性が日常を過ごした場合、1日に必要となる水分量は約2.5リットルだ。この数字を見て「毎日2リットルの水を飲まなければ」と言う人がいるが、その必要はない。
約2.5リットルのうち、1リットルほどは食事から摂取できる。さらに、約300ミリリットルは栄養素が体内で分解される際に算出されるので、飲料として補う量の目安は約1.2リットルだ。
飲み水だけで無理に2リットル飲む必要はない。食事内容や体格、活動量、発汗量によって調整していいのだ。


















