著者のコラム一覧
大岡玲作家

1958年生まれ、東京外大卒。「黄昏のストーム・シーディング」で三島由紀夫賞。「表層生活」で芥川賞。小説執筆の他に書評、美術評論、ワインエッセーなど幅広い分野で活躍。「本に訊け!」「男の読書術」「新編 ワインという物語 聖書、神話、文学をワインでよむ」などの著作がある。東京経済大教授。

【ヴァカンス】自分を許し他者を傷つける少女は私たちの鏡

公開日: 更新日:
(提供写真)

 フランソワーズ・サガンの処女作「悲しみよこんにちは」には、夏のヴァカンスのにおいがこもっている。18歳のサガンは1954年、この作品をひっさげて彗星のごとくフランス文壇に登場し、一躍スターダムにのしあがった。批評家賞を受賞し、ノーベル賞作家のフランソワ・モーリヤックに絶賛され、… 

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