「低金利だから」と借りた奨学金が…卒業時には金利6.6倍、返済総額「128万円増」の衝撃
この第二種貸与型奨学金のうち、返済終了まで利率が変わらない固定方式で借り、26年3月に貸与が終了し返済を始めた場合。適用利率は2.423%となる。22年3月に貸与が終了した学生の0.369%と比べると、約6.6倍となっている。 月10万円を4年間借りて、その後20年間で返す際の返済総額が相当膨らむ。仮に大学の4年間に月10万円を貸与され、卒業後に総額480万円を20年かけて返す場合、19年度卒業者と比べて総額は約128万円増える計算だ
奨学金は多くの学生の修学を支えている。日本学生支援機構の第二種奨学金の場合、物価高や学費増も進む中、その奨学金を借りた人の結婚や子育て、老後など将来の経済生活への影響も考えると、無視してよいことではない。日本学生支援機構によると、大学学部(昼間部)の学生のうち、同機構や大学、民間団体など何らかの奨学金を受給している割合は、24年度で51.1%となっている。1990年代後半は2割台だったが、2010年度以降は5割前後で推移している。最近は理工系重視の動きが強まり、大学院進学も一般化しており、大学生の修学状況も変わりつつある。

















