著者のコラム一覧
木村誠教育ジャーナリスト

教育ジャーナリスト。1944年、神奈川県茅ケ崎市生まれ。早稲田大学政経学部卒。学習研究社で「高校コース」「大学進学ジャーナル」編集部を経て、同誌編集長。著書に「沈む大学 伸びる大学」「大学大倒産時代」(ともに朝日新書)など。

大学で増える「共創学部」って一体何を学ぶ? 文系でも理系でもない新学部が注目されるワケ

公開日: 更新日:

 最近、一つの専門だけでは解決できない社会課題を、文系・理系の枠を超えて学ぶ「共創学部」が注目されている。

 私立大学には帝京平成大学や成蹊大学くらいにしかなく、国立大学の寡占状態が続いてきた。そのためか首都圏を中心に受験生に広く共創学部への共通理解があるとは言い難い。イノベーション・コモンズともいい、イノベーションは、新しいアイデアや社会的価値を創造する行為で、市場やサービスだけでなく社会制度や企業など組織など--トルの改革など幅広い分野に及ぶ。そのコモンズ(拠点)を共創学部と呼ぶ。

 ただ医学部や理学部、法学部のように、学びや研究の対象が具体的にイメージできない。入学してから学びの具体的対象や方法論を探求する印象だが、外国語を使いながら文理の枠を超えた学びをするという共通項があるようだ。

 私立大学のように受験生の大学・学部選びの指向を重視して志願者数を伸ばすことを優先する立場から言えば、具体的内容がわかりにくく他学部と併願しにくい共創学部は敬遠されるのだろう。

東京都立大学に共創学部が誕生

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本若菜“シャイニング顔”で奮闘も…「君の好きは無敵」視聴率4.3%からの反撃を阻む“アラ還コンビ”

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    高市首相が長崎被爆者団体に“ガン飛ばし”で大炎上! 会長あいさつ「戦争知らない」に過剰反応?

  4. 4

    消費税減税は内閣支持率V字回復の“起爆剤”にならず…あてが外れた高市自民の大誤算

  5. 5

    真夏の珍事? 共産党が“野党第1党”に大躍進したワケ…潜在読者掘り起こした電子版「赤旗日曜版」

  1. 6

    札幌でクマ出没件数が大幅減少のナゼ? 昨年は秋以降に大量出没したのに

  2. 7

    危うし「高市延命」天王山 “与ゆ党推薦候補”ポンコツ露呈…9.13沖縄県知事選 首相応援要請は見送り

  3. 8

    WEST.重岡大毅の授かり婚の事後報告に“騙された”とファン激怒 あの目黒蓮も…今も難しいアイドルの結婚事情

  4. 9

    NHKの看板報道番組「ニュースウオッチ9」もリオ五輪に浮かれていた

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ