18歳で“就職先”まで選ぶ? 韓国で大企業直結「契約学科」が人気、日本では28年から「神戸大×川崎重工」が始動
韓国では、大企業の採用と連携した契約学科が増え、受験生は大学や専攻だけでなく、卒業後に入社する企業まで考慮して志望先を決める傾向が強まっている。契約学科とは企業が資金を提供して大学と共同研究をする学科だ。企業研究者が学生に実務的指導を行う徹底した産学連携の学位プログラムで、企業と大学が共同で教育課程を設計し、授業料や奨学金、現場実習などを支援したうえで、一定の基準を満たした学生の採用につなげる制度である。
契約学科が多い大学では、受験そのものが将来の就職先を選ぶ過程になっている。韓国企業も人工知能(AI)や半導体など先端分野の人材を確保するため必死だ。4年後に入社することになる新卒人材を2026年の大学入試段階から早めに囲い込もうとしているのだ。韓国の大企業採用連携型の契約学科は13大学にあり、その参加企業はサムスン電子、現代自動車、LG電子など世界的に知られた大企業が多い。
■28年には日本にも登場
日本でも2028年4月、神戸大学と川崎重工業の連携で創設される特別プログラムが、契約学科となる。大学院において、歩行ロボットなどのAI開発、災害対応やインフラの維持や管理、物流の改善など社会課題の解決につながる次世代モビリティの実用化を目指す。

















