著者のコラム一覧
木村誠教育ジャーナリスト

教育ジャーナリスト。1944年、神奈川県茅ケ崎市生まれ。早稲田大学政経学部卒。学習研究社で「高校コース」「大学進学ジャーナル」編集部を経て、同誌編集長。著書に「沈む大学 伸びる大学」「大学大倒産時代」(ともに朝日新書)など。

「低金利だから」と借りた奨学金が…卒業時には金利6.6倍、返済総額「128万円増」の衝撃

公開日: 更新日:

 9月に日本銀行の政策金利が1.25%程度に引き上げられた。日銀は経済・物価情勢に応じて今後も政策金利を引き上げる方針を示しており、長く続いた超低金利政策は転換点を迎えたと考えてよい。

 金利が上昇する悪影響は、住宅金利の変動ローンだけではない。公的な奨学金システムを担う日本学生支援機構における有利子の利息を上乗せして返す「第二種奨学金」の返済負担が重くなっていく。奨学金を借り始める入学時が低金利であっても、第二種奨学金の利率は貸与終了時に決まるため、その時点で金利が上昇していれば、その影響を受けるからだ。

 有利子の第二種は、無利子の第一種に比べて家計基準などが緩やかで、より幅広い学生が対象となる。文部科学省の2026年度概算要求では、貸与人員は68万6000人を見込んでいる。金利上昇は、第二種奨学金の返済負担にも表れている。奨学金を申し込んだ時期は低金利だったのに、4~5年後の貸与終了時には金利が上昇し、それが適用利率に反映される。低金利だった時期と比べて毎月の返済額が5000円近く増えるケースもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    中日来季監督に元巨人・桑田真澄氏が浮上!「すでに球団の意向はまとまっている」の証言も

  3. 3

    打線強化急務の巨人が今オフ、トレード獲得に舌なめずりする日本ハム2選手の名前

  4. 4

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  5. 5

    梅野隆太郎&糸原健斗は戦力外回避か? 気になる阪神ベテラン功労者2人の処遇

  1. 6

    萩本欽一〈49〉駒沢大学でできた若い親友を「おまえらとなんか付き合えねえ」と怒鳴ったワケ

  2. 7

    近藤真彦に「おまえが言うな」の大ブーメラン! timelesz猪俣周杜容疑者への批判コメントで炎上中

  3. 8

    センスなし! 高市政権「内閣広報官」がまたやらかし…日米首脳会談“写真捏造”疑惑が大炎上

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    10.5召集「消費減税国会」へ狭まる高市包囲網 …デタラメ人気取りに自民応援団もカンカン

おすすめ求人情報

高収入だからしっかり貯金できます !クルマや機械の部品製造
株式会社ジョブスマ 愛知県 日進市 正社員
時給1,400円~1,750円
「賞与年2回」最高年収900万円の実績あり!未経験から高収入を狙える電気工事士・土日休み
有限会社原田電機 千葉県 八千代市 正社員
月給25万円~75万円
企画・マーケティング調査/学歴不問/経験を活かして高収入/平日のみ/日勤のみ
株式会社MATSUURA DOBOKU 大阪府 堺市 正社員
月給30万円~35万円
高収入/半導体シリコンウェーハ製造/夜勤あり/賞与年2回
株式会社アイコック 長崎県 大村市 派遣社員
時給1,750円~2,188円
Sponsored by 求人ボックス