知名度や実績あるラーメン店の倒産が急増…今や問われているのは「味」より「利益」
再び「ラーメン店」の倒産が急増している。
帝国データバンクの調査によると、2026年1~9月に発生した「ラーメン店」経営業者の倒産は56件と、前年の年間件数60件に迫る勢いで増えているという。個人店の閉業を含めると、実際にはもっと多くのラーメン店が店を閉めているとみられている。
特徴的なのは、創業間もない個人店ではなく、一定の知名度や実績があり、複数店舗を展開していた中堅クラスの倒産が相次いでいることだ。業歴「10年以上」の倒産が36件と、全体の64.3%を占めている。
帝国データバンクは、「淘汰の軸は『味』から『利益』に」と分析している。
■あまりのコスト高が原因
「人気店かどうかだけではなく、利益を得られているかどうかが問われはじめています。根本原因は物価高、コスト高です。コストを下げるために味に妥協できるか。職人気質には難しいでしょう。あるいは、値段を上げられるかです。いわゆる『1000円の壁』を突破できるかどうか。コスト高なのに価格転嫁できない店が苦しんでいます」(帝国データバンク・飯島大介氏)


















