新型コロナウイルス
-
「原死因」ワクチン接種4事例の詳報 遺体が語る因果関係とは?
大阪医科薬科大学法医学教室は、昨春から今春にかけて警察から依頼された法医解剖例のうち少なくとも「4件」で、「原死因(死亡を引き起こした一連の事象の起因となった疾病または損傷)」は「新型コロナウイルスワクチン接種」と報告している。その...
-
第8波懸念「オミクロン株ワクチン」いつ追加接種するのがベストか
オミクロン株対応ワクチンの追加接種が進んでいる。「どうすればいいですか」と聞かれることが増えた。私は、このような質問を受けた時、「すでに3回、あるいは4回接種を済ませているなら、感染が本格化した段階で打てばいい」と助言している。その...
-
大阪医薬大法医学教室の解剖…ワクチン2回目接種後に異変、60代男性は肺動脈の断面に血栓びっしり
大阪府高槻市、大阪医科薬科大学法医学教室では鈴木廣一名誉教授ともう一人の教授で、年間160~200体、犯罪や事故、または自宅や路上などで突然死した人の遺体を解剖している。昨年8月上旬、60代男性の遺体が運び込まれてきた。 男...
-
コロナ「協力金」1日6万円支給に踊らされ…大阪ミナミの飲食店経営者3人に聞いた
コロナ禍で、時短営業や休業要請に協力した飲食店には、国から「協力金」が支払われた。ママ1人で営業のスナックにも一律1日6万円が支払われたため、“支給金バブル”が話題になったものだ。一方では、多くの従業員を雇う大型店も一律6万円しかも...
-
広島大が衝撃発表! “サイトカインストーム”発生で症例報告4例全員の体温が「異常高温」
総じて厚生労働省と医学界は、新型コロナワクチン接種と接種後死亡の因果関係の解明には消極的なようにみえる。 そうしたなか、広島大学の法医学、病理学講座を中心とする研究グループが、「Frontiers in Immunology...
-
新型コロナは第8波に突入したのか…北海道の新規感染者が全国ワーストの惨状、東北も深刻
「感染の再拡大の局面に入り、いつ誰が感染してもおかしくない状況だ」──。新型コロナの感染再拡大に見舞われている北海道の鈴木直道知事は3日、改めて懸念を表明。4回目のワクチン接種を道民に呼び掛けた。 北海道の感染状況は全国ワース...
-
1周忌前にやっと届いた鑑定書 死因とされた「全身性炎症反応症候群」の意味
広島県在住の岡本裕二さんは、新型コロナワクチン接種3日後に自宅で亡くなった長男の死因を知りたくて、地元の自治体窓口に、「健康被害救済制度」の適用を申し出た。遺体を解剖した広島大学法医学研究室が示した死体検案書の死因は「不詳」。納得で...
-
広島の30歳男性はモデルナ2回目の3日後に亡くなり…死因「不詳」に遺族は愕然
新型コロナワクチン接種後、体調が急変し、自宅や路上で亡くなるケースがある。医師が看取っていないので、変死扱いになり、警察が「検視」をして死因を探る。遺体は警察医や法医学研究室などが「検案」。必要なら解剖が行われる。 ただし、...
-
コロナ禍3回目の冬でも企業の6割が忘年会・新年会「開催しない」 飲食業が迫られる最終淘汰
忘年会・新年会シーズンが迫ってきた。新型コロナ禍に見舞われてから3回目の冬。苦境に立たされてきた飲食業にとって書き入れ時だが、見通しは決して明るくない。 東京商工リサーチ(TSR)が先月3~12日、全国の企業4611社を対象...
-
症例に評価を下す“審判役”のPMDAがワクチンと副反応の「因果関係」を認めない背景
日々、全国の医療機関からPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)に新型コロナワクチン接種による「副反応疑い報告」が続々と届いている。 1900件近い死亡例でPMDAが接種と死の因果関係を認めたものは一件もない。まるで厚...
-
副反応疑い死亡例は9月4日時点で1854件…その99%以上が「評価不能」判定の不可解
国が医薬品の安全性、有効性を判断するうえで厚生労働省所管のPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)が重要な役割を担う。この医薬安全性の審判役=PMDAには医療機関から新型コロナワクチン接種後の「副反応疑い報告」が続々と寄せられ...
-
中日・木下投手の死去は「労働災害」の色彩が濃いのに、なぜ遺族に補償金は支払われないのか
働く人が新型コロナワクチン接種で健康被害を受けた場合、労働災害の対象になるのだろうか。 厚生労働省は、接種は「労働者の自由意思に基づく」のだから健康被害が生じても労災保険給付の対象外としている。ただし、ワクチン接種が業務遂行...
-
【パラダイムシフト】「劇的な変化」に緩衝材としての役目あり
「paradigm shift」 この「パラダイムシフト」なる語、テーマとならなければ、語意を知ることはなかっただろう。 編集部、いわく。 「常識を覆すような劇的な変化といったことで、プラスの表現だと思いますが…...
-
副反応問題に2つの制度で遺族戸惑い…中日・木下投手の妻は「救済申請」までに1年2カ月
どんなに優れたワクチンでも「副反応」は必ず生じる。人の免疫は複雑で多様なため、ワクチンを打てば病原体に対する免疫をつくる「主作用」以外の好ましくない症状も出る。免疫反応が関わっているので、これを副反応と呼び、病気の治療薬に伴う「副作...
-
現状に合っていない新型コロナ「2類」扱いの弊害…「5類」への変更が必要だ
臨時国会で議論される感染症法改正の概要が明らかとなった。注目すべきは、新型コロナの扱いについて、2類から5類への変更が見送られたことだ。この仕組みでは今冬の流行には対応できない。 感染症法改正で最優先すべきは、現状に即して体...
-
中日投手・木下雄介さん 因果関係「評価不能」判定に妻は「崖から突き落とされた」と
新型コロナワクチン接種後の「副反応疑い」による死亡者が増え続けている。9月4日時点で医療機関から厚生労働省に報告された障害、入院などを含む「重篤」な副反応疑い事例は7798件。そのうち死亡例は1854件を数える。 国内の総接...
-
新型コロナ“大波”もたらす新変異ウイルスの不気味…すでに欧米やシンガポールで拡大中
どこまで変異は続くのか。オミクロン株の派生型ウイルスが次々と誕生し、欧米やアジアで勢力を伸ばしている。水際対策を大幅に緩和した日本国内への流入が懸念されている。 23日の全国の新規感染者数は3万815人。前週同曜日を約140...
-
新型コロナ第8波が現実味を帯びる中…欧州で「中国製の暖房器具」が売れている
国内で新型コロナの感染者数が増加傾向にある。今月15日は3万5339人の感染者が報告されたが、1週間前より約8600人増えている。11月にも「第8波」の到来が現実味を帯びてきた。 「第7波」ではマスク着用、「3密回避」などの対...
-
コロナ禍でニーズが高まる「海洋散骨」とは? 5万円~27万円までプランはさまざま
少子化や核家族化の影響で問題となっているのが、お墓を持たない自然葬だ。海洋散骨とは、遺骨を埋葬するのではなく、海上に散布する供養方法で、社会のニーズに沿う供養方法として、にわかに人気を集めている。 「少子化が進み、継承が前提の...
-
(3)外国人観光客には難儀 水際対策緩和後も残る複雑ルールが“日本敬遠”の理由に
今月11日から日本政府は水際対策を緩和した。全ての帰国者・入国者について、原則として入国時検査を実施せず、入国後の自宅や宿泊施設での待機、待機期間中のフォローアップ、公共交通機関不使用などの要求がなくなる。また、一時停止してきたビザ...
-
「発熱外来」高齢者や小学生以下などに限定、コロナとインフル“同時流行”に備え
現役世代は高熱でも発熱外来で受診できなくなりそうだ。 政府は12日、発熱外来を高齢者や小学生以下の子どもなどに限定して受診を呼びかける方針を固めた。インフルエンザと新型コロナの同時流行を想定し、重症化リスクの高い人の医療体制...
-
(1)中国人の「海外旅行熱」はすっかり消沈 東南アジアに期待も激しい値引き合戦
岸田文雄首相は10月3日召集の臨時国会で「インバウンド観光を復活させ、年間5兆円超の訪日旅行消費の達成を目指す」と所信表明した。11日から、1日当たりの入国者数5万人の上限を撤廃して個人旅行やビザなし渡航を解禁したが、消費意欲の旺盛...
-
今年1~6月の国内死者、予想を最大4万人超過の衝撃! 国立感染症研究所などが推計
死者数が例年の水準に比べてどれだけ上回っているかを示す「超過死亡」。今年1~6月は1万7000~4万6000人に上り、新型コロナウイルスの感染拡大以降で最多となった。国立感染症研究所などが推計した。 この間の新型コロナウイル...
-
感染症法改正案は“机上の空論” インフル&コロナ同時流行で高熱小児の親に受診難民続出の恐れ
政府は7日、感染症法などの改正案を閣議決定。国会に提出した。新型コロナウイルスの感染再拡大に備え、病床確保や外来診療の拡充を盛り込んだが、遅きに失した感は否めない。 今年の冬はインフルエンザとコロナの同時流行が懸念されている...
-
欧州で新型コロナ感染再拡大…岸田政権の水際対策“大幅解除”は最悪のタイミング
日本も「新型コロナの秋」に見舞われるのか。欧州では先月末から気温や湿度の低下に伴い、新規感染者数が急増。再び感染の波を迎えつつある。 英オックスフォード大の研究者らが運営する「アワー・ワールド・イン・データ」によれば、100...
-
「オミクロン系ワクチン」は急いで打つ必要なし 11月以降の接種で感染予防にもなる
オミクロン株ワクチンの接種が始まった。患者さんから「どうすればいいでしょうか」と聞かれることが増えた。 私は「複数回の接種を終えているのであれば、急いで打つ必要はない」と答えることにしている。それは、どうせ打つなら、重症化だ...
-
錯そうするワクチン情報「従来型」「BA.1」「BA.5」何をいつ打つ? 上昌広氏が解説
いったい、どのワクチンを、いつ打つのが正解なのか──。今後、時間を追って新しいワクチンを接種できるようになるため、なにがベストか迷っている国民も多いのではないか。 新型コロナのオミクロン株「BA.1」に対応したワクチンの接種...
-
新型コロナやっと終息視野も…WHOテドロス事務局長の責任を追及する声
ようやくだ。WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長が14日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の「終息が視野に入った」との認識を示した。WHOの統計によると、昨年1月には、1週間で10万人超だった世界の死者数が、今年...
-
“大阪産コロナワクチン”の開発頓挫…「アンジェス」は投資家らの期待を裏切り続けてきた
市場関係者からは「またか」「やっぱり」といったタメ息が漏れる。 大阪大学発の創薬ベンチャー、アンジェスが先週、新型コロナウイルスの従来株に対するワクチン開発を中止すると発表した。今後はオミクロン型など変異株にターゲットを転換...
-
医療機関外でのコロナ死 8月は過去最多869人! 岸田政権「医療難民ゼロ」公約は大ウソ
何が「医療難民ゼロ」だ──。全国の警察が8月、自宅や療養施設、外出先などで体調が悪化するなどして死亡した遺体を調べたところ、869人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。前月より611人増え、今年2月の564人を大幅に上...