新型コロナウイルス
-
高齢者にとって安全性の高いコロナワクチンは? ファイザーとモデルナを比較
新型コロナウイルスワクチンの安全性について、高齢者を対象とした研究や、異なるワクチン同士を比較した研究は限られていました。そんな中、高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの安全性について、ファイザー社製のワクチンとモデルナ社製のワ...
-
マイナ不人気、コロナ拡大、増税イメージ…どっちらけ岸田“シン内閣”を待つ「3つの想定外」
再び政府内であの表現を繰り返すのか。福島第1原発にたまるALPS処理水の海洋放出に対する中国の禁輸措置に「全く想定していなかった」と言い放った野村哲郎農相には驚いたが、案の定、内閣改造で交代。しかし、政権の骨格を維持したまま政権浮揚...
-
中国ではゼロコロナ政策中止から2カ月で約190万人の超過死亡…3大学の詳報資料などから推計
新型コロナウイルスの感染拡大を、都市封鎖などの強権的な手法を用いて抑え込もうとする政策は「ゼロコロナ政策」と呼ばれます。特に中国では、徹底したゼロコロナ政策が実施され、新型コロナウイルス感染症による超過死亡率(本来想定される死亡率を...
-
PCR無料検査所事業に参入し不正業者扱いされ…人生崖っぷちに「金利だけで年1億円」
新型コロナウイルス感染症(コロナ)は、リモートワークが普及するなど社会を激変させた。その過程でさまざまなビジネスが生まれては消えた。各国政府も莫大な予算を投じ、医療衛生関連のビジネスもはやった。このような国家的な危機にいち早く行動で...
-
コロナ禍は終わっていない…全国で置き換わり進むオミクロン株派生型「EG.5.1」に要注意
新型コロナが5類に移行して初めて迎えたお盆が終わり、心配なのが感染拡大だ。オミクロン株の派生型である「EG.5」が国内で主流になってきた。 厚労省の集計によれば、全国の新規感染者の定点当たり報告数は、15.91(7月24~3...
-
コロナワクチンと超過死亡との関係は? 米研究チームが専門誌で報告
インターネット上では、「新型コロナウイルスワクチンの接種による超過死亡」といった情報をしばしば見かけます。超過死亡とは、集団の死亡率が一時的に増加し、本来的な死亡率の期待値を超えてしまう現象のことです。しかし、ワクチン接種と超過死亡...
-
コロナ拡大時「注意喚起の目安」を厚労省公表 確保病床の使用率50%超など4指標
厚生労働省は10日までに、新型コロナの感染拡大時、都道府県が住民らに注意喚起する目安を公表した。想定される指標として、確保病床の使用率50%超など4つの指針を示した。医療提供体制確保のため、目安を参考にした上で基準を設定するよう求め...
-
厚労省が迷走…今秋接種ワクチン「ファイザー製一本化」の大問題
7月28日、厚労省は秋以降接種予定の変異株対応コロナワクチンとして、ファイザーから2000万回接種分、モデルナから500万回分を購入することで合意したと明かした。迷走の上、問題だらけの決着だった。背景をご紹介したい。 実は、...
-
「コロナ後遺症」まだまだ要注意…高齢者は長期化の恐れ、発症後に要介護度が上がる傾向も
高齢者はまだまだコロナには気をつけた方がよさそうだ。 新型コロナウイルスの患者約12万人の臨床データを解析した結果、高齢者は後遺症として、うつなどの発症割合が高いことが分かった。しかも、後遺症が長期化しているという。25日、...
-
コロナワクチンは夕方よりも日中に接種すべき? 米医学誌で報告
地球上の生物は、約24時間の周期で体内環境を変化させることが知られています。人間においても体温やホルモン分泌など体の基本的な機能は約24時間のリズムを示すことが分かっており、このリズムを「概日リズム」と呼びます。 過去に行わ...
-
新型コロナ5類移行でも「感染の夏」再びか…見えないから怖い“第9波”の襲来
新型コロナウイルスの感染法上の分類が「5類」に移行してから、8日でちょうど2カ月。日常を取り戻したかと思いきや、「第9波」が襲来だ。 「現状は第9波になっていると判断することが妥当だ」──。日本医師会の釜萢敏常任理事は5日の会...
-
先送りしたコロナショック顕在化 上半期だけで飲食業倒産「424件」過去30年で最多更新ペース
飲食業の倒産がすごい勢いで増えている。東京商工リサーチ(TSR)の全国集計によると、今年上半期(1~6月)は前年同期比78.9%増の424件。上半期ではコロナ禍の2020年の418件を超え、過去30年間の最多を更新するハイペースだ。...
-
石井竜也も郷ひろみも「喉の不調」訴え…相次ぐ公演中止の背景とコロナ第9波との因果関係
音楽関係者から「またか」の声が上がっている。全国ツアー中のバンド「米米CLUB」が今月2日に予定していた神戸公演を当日に中止を発表。理由は、カールスモーキー石井こと、ボーカルの石井竜也(63)の喉の不調と公式サイトで説明された。 ...
-
日本版CDC設立で感染症対策は改善されるのか? “感染症ムラ”の解体が急務
5月31日、米国に倣い日本版CDCを新設する法律が成立した。 国立感染症研究所(感染研)と国立国際医療研究センター(NCGM)を統合し、新たな特殊法人を設立するという。果たして、こんなことで日本の感染症対策は改善されるのだろ...
-
新型コロナ後遺症に糖尿病治療薬が有効? 63%リスクが低下
今年の5月8日以降、新型コロナは季節性インフルエンザと同じ扱いになりました。実際には流行は続いていますが、感染力は強いものの症状は軽いので、通常の風邪と同じように対応している方が多いと思います。ただ、高齢者や基礎疾患のある方では重症...
-
アフターコロナの健康は「免疫力アップ」で維持する!
新型コロナウイルスの流行がようやく一段落し、以前のような日常生活が戻りつつある今、医療関係者の間では長期にわたる感染対策が講じられた影響によって生じたある「弊害」が懸念されているという。アフターコロナの今だからこそ気をつけなくてはい...
-
コロナ5類移行後も飲食店は苦境続き…深夜営業が激減「3つの深刻事情」
新型コロナが5類に移行し繁華街は賑わいを取り戻しているが、日付が変わる頃まで街にいると、以前より少なくなったと感じるのが飲食店の深夜営業。店舗運営に大きく影響しているのが昨今の円安や物価上昇だ。 「ファミレスや牛丼など安さが売...
-
マスクの効果を評価したランダム化比較試験 0.3ポイントでも条件が変われば…
今回はマスクの効果を評価したランダム化比較試験について紹介しよう。ようやく、やっとのことでというか、あるいはすでに読むのをやめてしまった人が多いかもしれないが、やめてしまった人がまた戻ってきてくれることも期待して、話を続けよう。 ...
-
新型コロナ感染者ジワリ拡大…回復後も「2年経っても苦しむ後遺症」には要注意
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行してから、8日でちょうど1カ月。日常生活はコロナ禍前に戻りつつあるが、コロナ感染者数はジワジワ増えている。 東京都が8日発表したモニタリング分析によると、「定点把握」に...
-
大阪府では補助金70億円中、42億円が不正請求…コロナ禍が暴いた人間の“チョロまかし”気質
コロナ禍に乗じて“インチキ”横行だ──。大阪府は5日、新型コロナウイルスの無料検査事業の補助金に関し、衝撃の結果を発表した。抽出調査を行ったところ、7事業者が請求した70億円中、実に42億円分が不正申請。ナント6割がデタラメだったこ...
-
コロナワクチンの推奨キャンペーンで子供の欠席日数が激減?
コロナ禍の2020年において、世界で最も広く実施された感染予防策は学校の休校であり、世界中の学生の9割以上に影響を及ぼしたことが報告されています。 その後も、新型コロナウイルス感染症による学生の病欠や、ウイルスの再流行に伴う...
-
「塩野義製薬」が新たなコロナ飲み薬の治験開始 低迷していた株価が急騰
今週AIが選んだのは塩野義製薬(4507、本社・大阪)です。 同社は5月17日に、新型コロナウイルス感染症治療薬の新たな候補薬の第1段階の国内臨床試験(治験)を始めたと発表しました。 2022年11月に国内で軽症・中...
-
インフルエンザ季節外れ全国大流行のナゼ…5月でも学級閉鎖続出の異常事態
インフルエンザの流行が収まらない。例年12月から3月にかけて猛威を振るうが、今年は5月になっても集団感染が続出。インフル患者の定点報告数は、流行開始の目安である1を超える1.36人(今月8~14日)。全国で学級閉鎖が相次いでいる。 ...
-
「原因」と「結果」で考える社会の落とし穴…マスクの効果における病態生理と統計学的事実
今回は非感染者のマスクの効果について、同じように病態生理と疫学的事実で考えてみる。新型コロナ感染症はエアロゾル感染によって広がるということがわかっている。エアロゾルとは空気中を漂うウイルスを含んだ粒子である。 この粒子は不織...
-
アフターコロナで目立つ麻疹・結核・インフルエンザ…どう考えればいいのか
新型コロナの感染症法上の位置づけが、季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行して2週間ほどが経過した。この間、街は人出が戻り観光地や歓楽街も賑わいを取り戻したが、このところ目につくのが結核、麻疹、インフルエンザといった感染症のニュー...
-
中国コロナ第2波を感染症の権威が警鐘「6月末に週6500万人」の衝撃!日本はどうなる?
世界2位の人口を抱える中国で新型コロナウイルスが再び猛威を振るっている。足元で立ち上がっている第2波が6月末にピークに達し、1週間で6500万人が感染するとの予測が22日発表された。人口14億人超といえど、ものすごい数だ。 ...
-
日本のコロナ対策が迷走した原因は「国民の健康より国家の都合」な厚労省の体質にある
なぜ、我が国のコロナ対応は迷走したのか。コロナ対策の主体は厚労省だ。その前身である厚生省は昭和13年に内務省から分離独立した。今回の迷走劇を考える上で、内務省を理解することは重要だ。 内務省は、征韓論を端緒とする明治6年の政...
-
太田肇同志社大教授インタビュー(上)「同調圧力社会」の閉鎖性と同質性
ほぼ3年半に及んだコロナ禍において、社会の同調圧力はどう変容したのか。「同調圧力の正体」「何もしないほうが得な日本」などの著書で日本社会を鋭く分析している同志社大学の太田肇教授を直撃した。 ──「同調圧力」の背景にある「閉鎖...
-
インフルエンザと新型コロナでは死亡リスクはどちらが高い?
新型コロナウイルスの感染が拡大した当初、同ウイルスによる感染症はインフルエンザ感染症よりも重症化しやすいと考えられていました。実際、2020年に報告された米国の研究データによれば、入院患者の死亡リスクは、インフルエンザ感染症と比べて...
-
コロナ世代の新入社員は“リアル飲み会”に大はしゃぎ! 5類移行でリモート飲みは消滅へ
8日から新型コロナが5類に移行されたことを受け、群馬の高崎タカシマヤでは17日から屋上ビアガーデンがオープン。期間も席数もコロナ禍前の2019年と同じに戻すというが、脱コロナの流れの中で、職場の「飲み会」も増えていくのか。 ...