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上昌広医療ガバナンス研究所 理事長

1968年兵庫県生まれ。内科医。東京大学医学部卒。虎の門病院や国立がん研究センター中央病院で臨床研究に従事。2005年から16年まで東京大学医科学研究所で、先端医療社会コミュニケーションシステムを主宰し、医療ガバナンスを研究。16年から現職。

日本版CDC設立で感染症対策は改善されるのか? “感染症ムラ”の解体が急務

公開日: 更新日:
日本の問題は感染研への依存度が高いこと(感染研の脇田隆字所長)/(C)日刊ゲンダイ

 5月31日、米国に倣い日本版CDCを新設する法律が成立した。

 国立感染症研究所(感染研)と国立国際医療研究センター(NCGM)を統合し、新たな特殊法人を設立するという。果たして、こんなことで日本の感染症対策は改善されるのだろうか。私は、そうは思わない。

 確かに、… 

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