新型コロナウイルス
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中日・木下投手の死去は「労働災害」の色彩が濃いのに、なぜ遺族に補償金は支払われないのか
働く人が新型コロナワクチン接種で健康被害を受けた場合、労働災害の対象になるのだろうか。 厚生労働省は、接種は「労働者の自由意思に基づく」のだから健康被害が生じても労災保険給付の対象外としている。ただし、ワクチン接種が業務遂行...
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【パラダイムシフト】「劇的な変化」に緩衝材としての役目あり
「paradigm shift」 この「パラダイムシフト」なる語、テーマとならなければ、語意を知ることはなかっただろう。 編集部、いわく。 「常識を覆すような劇的な変化といったことで、プラスの表現だと思いますが…...
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副反応問題に2つの制度で遺族戸惑い…中日・木下投手の妻は「救済申請」までに1年2カ月
どんなに優れたワクチンでも「副反応」は必ず生じる。人の免疫は複雑で多様なため、ワクチンを打てば病原体に対する免疫をつくる「主作用」以外の好ましくない症状も出る。免疫反応が関わっているので、これを副反応と呼び、病気の治療薬に伴う「副作...
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そもそもマスクは何を防いでいるのか 着用基準見直しが話題だが…
着用しない外国人観光客がいるのに、なぜ日本人だけが律義にマスクをつけているのか? そんな疑問を抱いている人も多いのではないか。 一応、日本でも部屋内外での脱マスクは認められている。5月に厚労省が発表した基準によると屋内では他...
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現状に合っていない新型コロナ「2類」扱いの弊害…「5類」への変更が必要だ
臨時国会で議論される感染症法改正の概要が明らかとなった。注目すべきは、新型コロナの扱いについて、2類から5類への変更が見送られたことだ。この仕組みでは今冬の流行には対応できない。 感染症法改正で最優先すべきは、現状に即して体...
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中日投手・木下雄介さん 因果関係「評価不能」判定に妻は「崖から突き落とされた」と
新型コロナワクチン接種後の「副反応疑い」による死亡者が増え続けている。9月4日時点で医療機関から厚生労働省に報告された障害、入院などを含む「重篤」な副反応疑い事例は7798件。そのうち死亡例は1854件を数える。 国内の総接...
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新型コロナ“大波”もたらす新変異ウイルスの不気味…すでに欧米やシンガポールで拡大中
どこまで変異は続くのか。オミクロン株の派生型ウイルスが次々と誕生し、欧米やアジアで勢力を伸ばしている。水際対策を大幅に緩和した日本国内への流入が懸念されている。 23日の全国の新規感染者数は3万815人。前週同曜日を約140...
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新型コロナワクチン接種後死亡一時金 厚労省が新たに72歳男性を認定で計4件に
ワクチンによる健康被害を審査する厚労省の「第152回疾病・障害認定審査会 感染症・予防接種審査分科会」が17日に開催された。 今回は新型コロナワクチンについては18件が審議され、そのうち11件を「ワクチン接種によって起きた可...
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新型コロナ第8波が現実味を帯びる中…欧州で「中国製の暖房器具」が売れている
国内で新型コロナの感染者数が増加傾向にある。今月15日は3万5339人の感染者が報告されたが、1週間前より約8600人増えている。11月にも「第8波」の到来が現実味を帯びてきた。 「第7波」ではマスク着用、「3密回避」などの対...
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最大75万人「インフルエンザ」とのダブル感染対策で見える政府のホンネ
政府は新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行で1日最大75万人の患者数もあるとの予測を公表、それに備えた対策を発表。 65歳以上や基礎疾患のある人、妊婦、小学生以下の子供は従来通り発熱外来などを受診。それ以外の低...
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コロナ禍でニーズが高まる「海洋散骨」とは? 5万円~27万円までプランはさまざま
少子化や核家族化の影響で問題となっているのが、お墓を持たない自然葬だ。海洋散骨とは、遺骨を埋葬するのではなく、海上に散布する供養方法で、社会のニーズに沿う供養方法として、にわかに人気を集めている。 「少子化が進み、継承が前提の...
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新型コロナワクチン接種後死亡は9月23日までに1881件 =厚労省報告
厚労省は今月7日、新型コロナワクチンの接種と副反応との関連性を議論する専門部会を開催した。 同会に提出した資料によると、予防接種開始(2021年2月17日)から22年9月4日までに新型コロナワクチン接種後の死亡として報告され...
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(3)外国人観光客には難儀 水際対策緩和後も残る複雑ルールが“日本敬遠”の理由に
今月11日から日本政府は水際対策を緩和した。全ての帰国者・入国者について、原則として入国時検査を実施せず、入国後の自宅や宿泊施設での待機、待機期間中のフォローアップ、公共交通機関不使用などの要求がなくなる。また、一時停止してきたビザ...
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「発熱外来」高齢者や小学生以下などに限定、コロナとインフル“同時流行”に備え
現役世代は高熱でも発熱外来で受診できなくなりそうだ。 政府は12日、発熱外来を高齢者や小学生以下の子どもなどに限定して受診を呼びかける方針を固めた。インフルエンザと新型コロナの同時流行を想定し、重症化リスクの高い人の医療体制...
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(1)中国人の「海外旅行熱」はすっかり消沈 東南アジアに期待も激しい値引き合戦
岸田文雄首相は10月3日召集の臨時国会で「インバウンド観光を復活させ、年間5兆円超の訪日旅行消費の達成を目指す」と所信表明した。11日から、1日当たりの入国者数5万人の上限を撤廃して個人旅行やビザなし渡航を解禁したが、消費意欲の旺盛...
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今年1~6月の国内死者、予想を最大4万人超過の衝撃! 国立感染症研究所などが推計
死者数が例年の水準に比べてどれだけ上回っているかを示す「超過死亡」。今年1~6月は1万7000~4万6000人に上り、新型コロナウイルスの感染拡大以降で最多となった。国立感染症研究所などが推計した。 この間の新型コロナウイル...
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感染症法改正案は“机上の空論” インフル&コロナ同時流行で高熱小児の親に受診難民続出の恐れ
政府は7日、感染症法などの改正案を閣議決定。国会に提出した。新型コロナウイルスの感染再拡大に備え、病床確保や外来診療の拡充を盛り込んだが、遅きに失した感は否めない。 今年の冬はインフルエンザとコロナの同時流行が懸念されている...
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欧州で新型コロナ感染再拡大…岸田政権の水際対策“大幅解除”は最悪のタイミング
日本も「新型コロナの秋」に見舞われるのか。欧州では先月末から気温や湿度の低下に伴い、新規感染者数が急増。再び感染の波を迎えつつある。 英オックスフォード大の研究者らが運営する「アワー・ワールド・イン・データ」によれば、100...
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全数把握の簡略化、入国制限緩和…日本のコロナ対策は大丈夫なのか?
いよいよ日本も新型コロナ収束に向けて動き出すことになった。 「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」の9月8日変更などに伴い、同26日から新型コロナウイルス感染者数の全数把握の簡略化を開始。詳しい報告の対象が重症化リス...
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「オミクロン系ワクチン」は急いで打つ必要なし 11月以降の接種で感染予防にもなる
オミクロン株ワクチンの接種が始まった。患者さんから「どうすればいいでしょうか」と聞かれることが増えた。 私は「複数回の接種を終えているのであれば、急いで打つ必要はない」と答えることにしている。それは、どうせ打つなら、重症化だ...
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コロナ後遺症のだるさや疲労感に漢方薬「加味帰脾湯」が使われている
東京都は、オミクロン株の流行が広がった1月から7月20日までにコロナ後遺症を訴え、都立病院の外来を受診した119人の症状を調査・分析した。 オミクロン株は、それまでの株に比べて軽症であることが多いといわれるが、発表によると、...
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ワクチン接種後の健康被害 厚労省が66件の医療手当請求を認定
新型コロナワクチンの健康被害を審査する厚労省の「第12回疾病・障害認定審査会 感染症・予防接種審査分科会」が22日開催された。新型コロナワクチンに関する健康被害申請があった84件の審議が行われ、認定66件、否認13件、保留5件となっ...
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錯そうするワクチン情報「従来型」「BA.1」「BA.5」何をいつ打つ? 上昌広氏が解説
いったい、どのワクチンを、いつ打つのが正解なのか──。今後、時間を追って新しいワクチンを接種できるようになるため、なにがベストか迷っている国民も多いのではないか。 新型コロナのオミクロン株「BA.1」に対応したワクチンの接種...
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新型コロナやっと終息視野も…WHOテドロス事務局長の責任を追及する声
ようやくだ。WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長が14日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の「終息が視野に入った」との認識を示した。WHOの統計によると、昨年1月には、1週間で10万人超だった世界の死者数が、今年...
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“大阪産コロナワクチン”の開発頓挫…「アンジェス」は投資家らの期待を裏切り続けてきた
市場関係者からは「またか」「やっぱり」といったタメ息が漏れる。 大阪大学発の創薬ベンチャー、アンジェスが先週、新型コロナウイルスの従来株に対するワクチン開発を中止すると発表した。今後はオミクロン型など変異株にターゲットを転換...
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医療機関外でのコロナ死 8月は過去最多869人! 岸田政権「医療難民ゼロ」公約は大ウソ
何が「医療難民ゼロ」だ──。全国の警察が8月、自宅や療養施設、外出先などで体調が悪化するなどして死亡した遺体を調べたところ、869人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。前月より611人増え、今年2月の564人を大幅に上...
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感染研はなぜ隠す? 東京五輪期間中に海外から流入したコロナの実態
東京五輪・パラリンピック(オリパラ)が閉幕し、1年が経過した。コロナ対策の検証結果の発表が続いている。 8月3日、東京大学医科学研究所の井元清哉教授を中心とした研究チームが、オリパラ期間中に、日本国内で独自に進化したAY.2...
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再配布のアベノマスクが届かない! 厚労省は1200万枚分を“申請除外”、苦情多数
新型コロナ対策で導入され、大量の在庫が問題となった「アベノマスク」をめぐり、政府の要請に応じて再配布を希望したものの、受け取れないケースが相次いでいることが分かった。 所管する厚労省は、申請時に「リメークや海外送付のため」と...
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ネイティブ・アメリカンの平均余命が劇的に短くなった理由
コロナのパンデミック以降、アメリカ人の平均余命は3年も縮まりました。過去100年間で初めてです。それだけでも驚きなのに、さらに衝撃だったのは、アメリカの先住民族ネイティブ・アメリカンに限っては、6年半も短縮したことです。 ア...
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吉村府知事が火だるま! “肩入れ”した大阪ベンチャーのコロナワクチン開発中止で
大阪大発の製薬ベンチャー「アンジェス」(茨木市)が7日、新型コロナウイルスワクチンの開発を中止したと発表。それに対し大阪府の吉村洋文知事が、府民などから「アンタの責任は?」などと突っ込まれている。 同社のワクチンをめぐっては...