スマスロ『からくりサーカス2』など射幸性高い人気シリーズが直面する「2作目のジンクス」

公開日: 更新日:

 今年7月に全国のホールで導入されたSANKYOのパチスロ機『Lパチスロ からくりサーカス2』(以下『からくりサーカス2』)。大ヒットした前作『パチスロ からくりサーカス』を踏襲しつつ、新要素を追加したが、ユーザーからの支持は前作ほどではない。パチスロでは、今回のように、人気シリーズの第2作が苦戦するケースが少なくないが、それはどうしてなのか。

 現行のパチスロ機の中でも射幸性が高く、ハイリスクハイリターンな機種として知られている『からくりサーカス』シリーズ。初代『からくりサーカス』のAT(アシストタイム。小役を揃えるためのナビゲーションが発生し、出玉が増える状態)の初当り確率は設定1で1/564、設定6で1/447と、多くのAT機に比べて初当りが重い仕様となっている。一方で、平均上乗せ850枚のチャンスゾーンを経由して突入する上位ATを搭載しており、出玉の爆発力はかなり高い。

 そんな初代を踏襲する『からくりサーカス2』だが、AT初当り確率は設定1で1/519、設定6で1/410と初代に比べて少々初当たりが軽くなっている。そして、初代と同様の爆発力を持つ上位ATも搭載されており、一見すると『からくりサーカス2』の方が甘い機種のようにも思えるが、不評はなぜか。

「基本的なゲーム性は初代とほぼ同じで、初代のファンであれば安心して楽しめるスペックではありますが、裏を返せば『代わり映えがしない』ということでもあります。射幸性の高さが人気のシリーズなので、新作が出ればその点での強化を期待するユーザーが多いのも事実。しかし、『からくりサーカス2』は初代に比べて爆発力が高まっているわけではない。パワーアップしていないという意味で、ユーザーの期待に応えられていないのかもしれません」(パチスロライター、以下「」内同)

 そして何より反発を受けているのが、新筐体だ。『からくりサーカス2』の筐体では、リールを囲むように筐体前面を覆う大きな液晶画面を搭載。液晶画面下部がテーブルのように前にせり出しており、そこにレバーや各種ボタンが設置されている。

「イメージとしては、格闘ゲーム機のような筐体なんですが、とにかくレバーが叩きにくいという声が圧倒的に多い。従来のパチスロ機とレバーやリールストップボタンの配置が異なるということに加え、レバーが固いという人もいます。これまでのパチスロ機とは違う姿勢で遊技することを強いられるため、肩こりを誘発するなんて声も聞こえてきますね。ゲーム性うんぬんよりも『打つのが疲れる』ということで避けているユーザーもかなりいるのではないでしょうか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アミューズメントのアクセスランキング

  1. 1

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  2. 2

    2026年秋 「羽根モノ」続々リリースで、パチンコは多様化の時代へ =後編=

  3. 3

    スマスロ『L戦国乙女5』は前評判での「覇権台」が裏目に…ユーザーの厳しい意見に今後のホールの対応は?

  4. 4

    大人気のパチスロ『ソードアート・オンラインII』、波紋を呼ぶ「ウルティマ状態」

  5. 5

    YouTube番組で物議…「パチンコの遠隔操作」が“現在は存在しない”理由と業界が取り組む健全化

  1. 6

    SNSで「おもしろい」と密かに人気の『スマスロ攻殻機動隊』 全国導入台数約1万1000台で隠れた名機となった魅力

  2. 7

    パチスロ愛好家の漫画家ユキヲ氏に聞いた 自作『邪神ちゃんドロップキック』パチスロ化への思い

  3. 8

    スマスロ『からくりサーカス2』など射幸性高い人気シリーズが直面する「2作目のジンクス」

  4. 9

    2026年秋 「羽根モノ」続々リリースで、パチンコは多様化の時代へ =前編=

  5. 10

    迷惑行為に及ぶプロ集団“軍団”の排除に動き出したパチンコホールの徹底姿勢 SNSで一般客から情報収集も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  2. 2

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  3. 3

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  4. 4

    千葉秋季大会開幕も専大松戸が「来春センバツを狙う」と宣言できない切実なチーム事情

  5. 5

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  1. 6

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  2. 7

    timelesz猪俣周杜「傷害容疑で逮捕」に“ダブルでガッカリ“…ファンの計り知れない失望

  3. 8

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 9

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 10

    4度結婚した宇野千代の“不倫”をNHK朝ドラ「ブラッサム」はどう描く?「カーネーション」は真正面から