闘病記
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三遊亭あら馬さん、あと半年の余命宣告を受け…肝臓移植から復帰までを語る
去年10月半ば、弟の肝臓の25%をもらって、生体肝移植手術をしました。そして、12月5日には無事に故郷の鹿児島での二つ目昇進のお祝い会を務めてまいりました。周囲には「無理するな」と言われましたし、自分でも賭けでしたが、あの目標がつら...
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オミクロン株感染体験記「5~6日間熱が続き、鼻水とだるさが継続」
オミクロン株の影響もあり、一時期は収まっていた日本国内のコロナ感染者数が激増している。日本よりも早くオミクロン株の感染が拡大しているアメリカでは新規感染の1日平均は74万人(1月12日時点)。「特にニューヨークでのオミクロン株の感染...
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俳優・井上純一さん 尿管結石の激痛を振り返る「指一本動かすだけで全身に…」
「尿管結石」になったのは結婚して間もない頃でしたから、33歳だったかな。30年も前のことなので曖昧な部分もありますが、とにかくものすごい激痛だったことは覚えています。なんでも男性が経験する“3大激痛”のひとつだそうで、その痛みは悪魔的...
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ポルノスターまりかさん 米国での乳がん手術を振り返る 両胸全摘でも仕事続け殿堂入り
「まりかは十分がんばった。でも“可哀想”だと思ったら萎えちゃうから、むしろまりかのために引退してほしい……」 仕事復帰するまでの2年間、SNSで病気の経過を報告していると、ファンの方々からそう書かれることもありました。 ...
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オシメをして舞台に…俳優・江藤博利さんが膀胱がんとの闘病を振り返る
2012年10月、当時「やっちゃいました劇団」という劇団の座長を務めていて、本番を3日後に控えて稽古をしていた夜のことでした。8時ごろにトイレで用を足そうとしたら、オシッコではなく真っ赤な血が出てきたんです。それまで不調や違和感は一...
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飲んだら必ず死ぬと言われ…歌手の仲雅美さん肝不全・腎不全との闘い
バブルが崩壊して3億円の負債を抱えてしまい、それまでに手に入れたものはすべて失いました。それがきっかけで離婚もし、子供とも離れ、1991年にはお酒の飲み過ぎで体を壊しました。あとから母と妹に聞いた話では、医師に「あと2日の命」と告げ...
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写真家・野村誠一さんは悪性リンパ腫に…ステージ4と告げられ動転、家内にお墓の相談まで
主治医に「治るから大丈夫」と言われても、頭が真っ白になりました。家内は主治医から話を聞いた段階で治ると信じたようで、不安でいっぱいの自分に対して困惑してたかも(笑い)。 今年1月、食べると気持ち悪くなり吐いてしまう症状があり...
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突発性頚椎硬膜外血腫と闘う三浦雄一郎さん「ストックを突いて歩けるだけ儲けもの」
2020年6月3日、僕は「特発性頚髄硬膜外血腫」という100万人に1人と言われる珍しい難病を発症して緊急手術を受けました。でも、それから1年後の今年6月、富士山の5合目で行われた聖火リレーで無事に聖火ランナーを務めることができました...
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「本当に怖かった」…元女子バレー日本代表・大友愛さん 9月に“めまい”との闘い4時間
あんなにひどいめまいは初めてでした。天井がぐるぐる回るのではなく自分が回転している感覚で、ひと言でいえば「本当に怖かった」。めまいなんて休めば治ると思われがちですけれど、今回「良性発作性頭位めまい症」を経験して、めまいで長く苦しむ人...
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元ソフトバンク攝津正さん白血病との闘いを語る「鼻血が5時間止まらなかったことも」
正式に病名を告げられた瞬間は、「死ぬのかな」と思いました。でも先生に「大丈夫です。今は治せる病気なので」と言われて落ち着きました。 早期発見だったのと、いい薬ができていたことで、入院は必要ありませんでした。治療は抗がん剤の薬...
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森永卓郎さんは糖尿病を克服 12年前は「足が象の脚のようにパンパンに腫れて…」
「60歳を生きて迎える森永さんを想像できない」 そう医者に言われたのは2010年のことです。当時53歳。仕事は多忙を極めていました。 2000年に「ニュースステーション」(テレビ朝日系)のコメンテーターになったことを皮...
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整体が回復のきっかけに…作家の今野敏さんパニック障害を語る
26、27歳の頃になんとなく食事がしにくくなったのが、今思うと「パニック障害」の始まりだったと思います。 大学在学中に新人賞を取ったとき、賞を主催していた出版社の担当が、「うちの新人賞を取って食っているヤツはいないから就職し...
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腎臓の働きは現在60% 作家・久間十義さん難病との闘い語る
2011年の暮れ、むくみと倦怠感と息苦しさでヘロヘロになって病院に行ったら、「これはすぐに手術しなきゃいけないかもしれない」と言われました。腎臓がひどく炎症を起こしていて、透析が必要になるからシャント(透析用血管)を作る手術をすると...
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もし悪性だったら…モデルの理絵さん 子宮筋腫での全摘を振り返る
2019年5月、世の中がゴールデンウイークで賑わっていたとき、私は手術のため入院していました。病名は「子宮筋腫」。悪性と確定したわけではなかったのですが、手術は開腹による全摘出にしました。 最初に子宮筋腫が見つかったのは、い...
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今もお腹に人工メッシュが…猫ひろしさん「鼠径ヘルニア」を振り返る
3年前、お腹と左ももの付け根の間ぐらいが急にプクッと膨らんでいることに気づきました。コンビニのサラダにのっている半分に割った茹で卵ぐらいの大きさでした。触ると少し痛かったので、3日後ぐらいに病院に行ったら、「鼠経ヘルニアです」と診断...
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こころMOJIアーティストの浦上秀樹さん 難病「遠位型ミオパチー」との闘いを語る
私はスポーツが好きで、将来はスポーツインストラクターになりたいと思っていたんです。でも19歳の頃から、運動をしていると急に足に力が入らなくなるようになりました。初めは気のせいだと思っていたのですが、その回数がだんだん増えて、「おかし...
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放送作家・野々村友紀子さんが語る「ムズムズ脚症候群」との苦闘
2014年ごろ、テレビを見ていたら「ムズムズ脚症候群」について取り上げていて、「これだ!」と思いました。「これって名前がついた病気なんだ」とそのとき初めて自分の脚に起こる症状が病気だと知り、びっくりしました。正式には「レストレスレッ...
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死ぬときはがんが最適…医師の石蔵文信さん全身がんを語る
いい感じに日焼けしていて健康そうでしょう?(笑い)。最近、毎週ゴルフに行って、週2回テニスをして、自転車で走ったり、屋上で園芸しているからね。でも、元気でいられるのも今年いっぱいかなって気はするのです。 体調が悪かったピーク...
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アナウンサーの濱中博久さん 心筋梗塞の手術から回復まで
「濱中さん、直ちに救急車を呼んですぐ来てください!」 今年の1月、電話の向こうの医師にそう言われて、さすがの私も「えっ?」と仰天しました。私はそのとき、いたって普通に話せるし歩ける状態だったのです。でも、じつはこのときが一番危...
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ミッキー吉野さん 糖尿病が悪化し狭心症、脳梗塞と…医師の“脅し”に助けられた
「14年後に糖尿病がひどくなるぞ」 32歳のときに人間ドックでそう言われたことが、まさか的中するとは思っていませんでした。 46歳だった1997年、持病の糖尿病の悪化から、いわゆる「狭心症」の症状が表れたのです。心臓が...
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岡村孝子さん「もうダメなのかなと…」急性骨髄性白血病との闘病で一時は弱音も
2019年4月に「急性骨髄性白血病」と診断され、抗がん剤治療と「臍帯血移植」をして今に至っています。 18年の12月ぐらいからちょっと疲れやすさは感じていました。健康管理のために定期的にしている血液検査では、普段は6800前...
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肺がんで余命宣告され…俳優・御木裕さんが克服までを語る「目が覚めたら医者が3人深刻な顔を」
撮影現場でひどい腹痛に襲われて、スタッフが買ってきた市販の胃薬を飲んだら、一気に状態が悪化した。たぶん倒れたんだろうな。気付いたら病院だった。腹にヌルヌルしたものを塗られて検査されていたんだ。 さらに「造影剤を入れて検査をす...
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「今なら助かりますよね?」と無意識に…桑野信義さん直腸がん手術を振り返る
昨年秋、検査で「直腸がん」が発覚しました。がん摘出手術をしたのは今年2月。一時はストーマ(人工肛門)になりましたけれど、今は自前の肛門に戻りました。 もともと大酒飲みで、これまでだいたい東京ドーム2杯分ぐらい飲んでたかな(笑...
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小林幸子さん網膜剥離を振り返る 医師に「失明しますよ」と言われ頭が真っ白に…
これはね、もう本当に突然! 「網膜剥離」なんてビックリしました。 私、自分で言うのも何ですけど丈夫で元気なんです。何しろ検査が大好きなの。いわゆる検査フェチ(笑い)。心配性なんですかね。病気が怖いから検査専門の病院にしょっち...
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「声がれ」は死活問題…立川談笑さん甲状腺がん手術選択の苦悩
マメに人間ドックを受けていたときには、毎度、中性脂肪が高めだの、肥満だ、酒の飲み過ぎだと自分でもわかっていることしか指摘されなかったので、検査しても意味がないと思って5年間ほど受けずにいたんです。そうしたら「甲状腺がん」ができていま...
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ずっと震えていた…歌手の黒木じゅんさん急性膵炎を振り返る
ある日の夜、胃から胃の裏にかけての痛みが始まり、朝にはピークに達していました。次第に手がしびれて冷たくなってきたので「これはやばい」と思って、痛み止めをもらいに病院に行こうと考えました。その日は、お世話になった方の娘さんの結婚披露宴...
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足だけでなく右手まで…松前ひろ子さん変形性股関節症との苦闘
今年4月19日、右足に人工股関節を入れる手術を受けました。今も週に2~3回リハビリに通っていまして、ゆっくり回復しているところです。 事の始まりは16年前に遡ります。たまたま入った整体院のマッサージで、最後にギュッと足を引っ...
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ギター講師の黒河内直樹さん語る「局所性ジストニア」との壮絶闘病
病気の兆候が表れたのはプロギタリストを目指して音楽専門学校に通っていた頃でした。4年制の最上級生で、すでに少しずつプロ活動を始めていました。 ある日、練習しようとギターを抱えて右手でピック(弦をはじく爪に代わる道具)を持った...
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コロナかも…ほいけんたさん細菌性肺炎の不安を振り返る
去年の1月、「100点出したら賞金100万円」というカラオケの生放送番組で、見事に100点を出したところからこの話は始まります。 番組プロデューサーから「8月末にも同じ企画をやるから2連覇を目指して出演してほしい」と打診があ...
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「急に声が細くなって…」歌手・平浩二さん 今年患ったばかりの「くも膜下出血」を振り返る
健康にはすごく自信があったんですよ。だから、まさか脳の病気なんて自分でもビックリでした。 今年の4月5日のことでした。歌手が何組か集まって日本各地を回る夢グループのコンサートを行っていたんです。その日は、昼は山口県の宇部市で...