整体が回復のきっかけに…作家の今野敏さんパニック障害を語る

公開日: 更新日:

今野敏さん(作家/66歳)=パニック障害

 26、27歳の頃になんとなく食事がしにくくなったのが、今思うと「パニック障害」の始まりだったと思います。

 大学在学中に新人賞を取ったとき、賞を主催していた出版社の担当が、「うちの新人賞を取って食っているヤツはいないから就職した方がいい」と言うので、「3年間だけ」と決めて就職しました。

 小説を書きながら勤務して、予定通り3年で会社を辞める頃、いつも食べているものを見て「食べるの嫌だな」と思うようになったのです。常に外食でしたが、見ると「ウッ」となる感じで、「何だろうこれは……?」と思いました。

 会社を辞めて家に引きこもるようになるとそれがエスカレートしていき、いつのまにか電車に乗るのが不安になっていました。「乗ったら気分が悪くなるんじゃないか」と思い、外出が嫌でした。外食では、注文してから料理が出てくるまでが不安で耐えられない。何が不安かわからないけれど、「このまま倒れるんじゃないか」といったことを考えていました。

 そのうち喉が詰まるような感じがあったので耳鼻咽喉科に行きました。もちろん異常はありません。1年ぐらい通いましたが、らちが明かないので、いろいろ本を読んで調べてみました。それで、心療内科という専門科があることを知り、さっそく行って1年ぐらい通いました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に