ずっと震えていた…歌手の黒木じゅんさん急性膵炎を振り返る

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黒木じゅんさん(歌手/55歳)=急性膵炎

 ある日の夜、胃から胃の裏にかけての痛みが始まり、朝にはピークに達していました。次第に手がしびれて冷たくなってきたので「これはやばい」と思って、痛み止めをもらいに病院に行こうと考えました。その日は、お世話になった方の娘さんの結婚披露宴で歌う仕事が入っていたのです。

 マンションのエレベーターで1階まで降りました。でも着いたときにはもう立てなくなっていて、うずくまりながら管理人さんに救急車を呼んでもらったのです。結論から言うと、死んでいてもおかしくないくらいの「急性膵炎」でした。

 後から聞いた話では、家族は医師から「この3日間がヤマです」と告げられていたそうです。

 当時、36歳でした。救急車で運ばれている間、ずっと寒くて震えていました。病院に着いて血液検査をすると白血球とアミラーゼの数値が異常に高いことが分かり、すぐに「膵炎」と診断されて即入院になりました。アミラーゼは膵臓に含まれる消化酵素のひとつで、膵炎はこの消化酵素の出すぎによって自分の膵臓を消化してしまうことで起こる炎症です。

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