ゴルフ
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人気選手が続々米国へ…ギャラリーは5年前より約26万人減少、来季の国内女子ツアーは本当にヤバい
「傾向」がはっきりするはずだ。 来季の米女子ツアーは、山下美夢有、岩井明愛・千怜の姉妹、馬場咲希、竹田麗央が新たに加わり、史上最多となる総勢13人の日本勢が戦うことになった。最終予選会で落ちた原英莉花は下部ツアーへの参戦を明言...
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人気女子プロがいなくなる来季ツアーの課題…一人一人の奮起を大いに期待したい
米女子ツアー最終予選会に挑戦した山下美夢有(成績1位)、岩井千怜(2位)、明愛(5位)、吉田優利(9位)、馬場咲希(24位)の5選手が出場資格を獲得できる上位25位に入り、来季から主戦場を海外に移します。 世界中から多くの選...
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国内男子ツアーは「末期症状」変わらず…来季は4試合減→4試合新設=24大会維持できたウラ側
厳しい現状は変わらない。 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は18日、来季のトーナメント日程を発表した。11月29日付の日刊ゲンダイ「世界ゴルフ新潮流」で宮崎紘一氏(ゴルフジャーナリスト)が「消滅の可能性がある」と指摘していた...
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キャディー仲間からは「もったいない」…かつて実績のある2人からのオファーを断ったワケ
キャディー仲間から「もったいない話だな」と言われた一件があります。 7、8年ぐらい前だったでしょうか。2006年賞金女王の大山志保ちゃんが「来年は専属でキャディーをやってくれませんか」と声をかけてくれたのです。大山志保といえ...
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「5冠」で今季の主役・竹田麗央 バンカー嫌いになるな!欠点は本人も自覚、来季米挑戦の課題
日本女子プロゴルフ協会の表彰式「JLPGAアワード2024」が昨17日、都内のホテルで行われ、竹田麗央(21)が年間最優秀選手賞、賞金ランキング1位、栄誉賞、メディア賞ベストコメント、特別賞の5冠を獲得。 「こんなに優勝できる...
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どんどん狭くなる米ツアーの門 男子の金谷拓実は切符を得たが…
米PGAツアー最終予選会で日本ツアー賞金王の金谷拓実(26)が来季の出場権を獲得。来季は東北福祉大の先輩である松山英樹(32)と同じ舞台に立つわけだが、そこに至る過程はかなりハードだった。 今月1日の国内最終戦(日本シリーズ...
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山下美夢有が来季の米ツアー挑戦初年度から「いきなり勝てる」これだけの根拠
米女子ツアーの古江彩佳(24)は今季、メジャーのエビアン選手権を制し、日本人初のベアトロフィー(年間最少平均スコア)も受賞した。身長153センチと小柄なハンディをものともせず世界の頂点に立ったが、その古江よりさらに身長が低い150セ...
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渋野日向子を襲う新たな日本勢のプレッシャー…来季は米ツアーシード権復活も安心にはほど遠い
日本時間11日の米女子ツアー最終予選会では、5人の日本勢が来季の出場権を獲得。史上最多の13人が海を渡ることになるが、参戦4年目となる渋野日向子(26)は、これまで以上に重圧を背負うことになりそうだ。 2019年の全英女子オ...
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原英莉花を待つ米女子下部ツアーの厳しい「数字」…移動も過酷、ギャラリーもほぼゼロ
「もう予選会は受けたくない」 2025年米女子ツアーの出場権をかけた最終予選会(Qシリーズ)の最終日に進めなかった原英莉花(25)のセリフだ。来季は米下部のエプソンツアーからの昇格を目指すと明言した。 Qシリーズは5日...
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米女子ツアー最終予選通過者はこれで万々歳ではない 1年目に待ち受ける長距離移動、食事の苦労、酷暑
米アラバマ州で行われている来季の米女子ツアー出場権を争う最終予選会(Qシリーズ)の最終日は岩井姉妹、山下美夢有、吉田優利らが上位にいますが、悪天候で中断。翌日(現地10日)に延期された。降雨や寒さの中、5日間90ホールの戦いは厳しく...
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来季米国で戦う竹田麗央がメジャー覇者・古江彩佳から「学ぶ」べきもの
日立3ツアーズ選手権(千葉・京葉CC)は、女子プロ(JLPGA)の連覇で幕を閉じた。 今年は海外メジャーのエビアン選手権を制し、年間平均ストローク1位(69.99)のベアトロフィーも獲得した古江彩佳(24)が参戦。勝利に貢献...
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城彰二さん(4)父は真のゴルフバカでした 亡くなるまでにした5回のラウンドが唯一の親孝行
ベストスコアは68です。今年の2月に69が出て、その翌週に自己ベストを更新しました。 場所は埼玉県の鳩山カントリークラブ。佐藤一成プロと一緒でした。ティーチングプロ会員だった佐藤プロは、今年8月に50歳でプロテストを通り、予...
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桑木志帆ツアー初Vから3勝のウラに3人の有能スタッフ…コーチ、トレーナー、キャディーの支えで来季も期待大
今季女子ツアーは初優勝から8勝を挙げて、初の年間女王に輝いた竹田麗央が大いに注目されましたが、初優勝から3勝マークの桑木志帆も目覚ましい活躍を見せました。 1勝目の「資生堂レディス」は逆転。2勝目「ニトリレディス」は逃げ切り...
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大きく出遅れた原英莉花に「最終日」はあるか…現時点では予選通過に“赤信号”
2025年の米国女子レギュラーツアーの出場権をかけたQシリーズ・ファイナルクオリファイングトーナメント(最終予選会)が5日に開幕した。 会場は米アラバマ州マグノリアグローブGCのクロッシングズC(6664ヤード・パー72)と...
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首位快走の荒木優奈は故郷“ゴルフ王国”の先輩に続くか 武器はナショナルチームで鍛えられた屈強メンタルとパット精度
【JLPGA新人戦加賀電子カップ】第2日 ここまで来たら優勝を逃すわけにはいかない。 今年のプロテスト合格者25人(山口すず夏は米女子ツアー最終予選会に出場)が参加し、3日間54ホール・ストロークプレーで行われる今大会...
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QT目前に上井邦浩君に起きた奇跡…最終ホールで《トドメを刺されたな》とうなだれた直後のまさか
エリエール女子ゴルフでバッグを担いだ木戸愛ちゃんは1打差で予選落ち。シード権は取れませんでしたが、ランク54位で来季は第1回リランキングまで出場できる“準シード”になりました。 翌週は男子のカシオワールドで上井邦浩君とコンビ...
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双子だから気になる岩井姉妹の“落とし穴”…スポンサーも「セットの価値」重視、のしかかる壮絶重圧
来季の米女子ツアー出場資格をかけた最終予選会が5日から米アラバマ州のマグノリアグローブGC(クロッシングズC・パー72、フォールズC・パー71)で始まる。 出場者は99人で、日本勢は7人が参戦。今季同ツアーでシード権が取れな...
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日本シリーズで思い出す 怖さ知らずのパッティングで制した青木功さんとのプレーオフ
賞金王争いが注目された今年の日本シリーズは、金谷拓実が逆転で僅差のマネーレースを制しました。 会場の東京よみうりCCはこの時季、硬く締まった高速グリーンが選手を苦しめます。やや砲台で傾斜もきついので、ラフからのショットをピン...
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国内男子賞金王と大騒ぎしても女子ツアーでは五指にも入らない現実…今季「億り人」は女子7人で男子2人
【日本シリーズJTカップ】最終日 6人に賞金王の可能性があった男子ゴルフの最終戦は、賞金ランク1位の平田憲聖(24)が通算イーブンパーの17位に終わり、同ランク2位で通算9アンダー3位に入った金谷拓実(26)が約288万円差を...
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石川遼は優勝が絶対条件 最終日の難関18番ホールで逆転賞金王のドラマは生まれるか
【日本シリーズJTカップ】第2日 今大会はディフェンディングチャンピオンと今季ツアー優勝者、賞金ランク25位までの30人だけが出場するエリート大会だが、毎年選手を苦しめるのが18番パー3(224ヤード)だ。奥行35ヤードのグリ...
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《20試合を切ったら死活問題。何とかして欲しい》トップ選手の悲痛な叫びはJGTOに届いているのか
「20試合を切ったら僕らの死活問題になります。何とかして欲しい」 ツアー関係者にそう訴えたのは、ある男子のトッププロだ。もちろんこれは彼個人の意見だけではなく、大勢のツアープロの声を代弁した言葉でもある。 彼の話では、...
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男子の賞金争いの注目さらう女子プロQTファイナル「ファン爆増人気ルーキー」のスコア
【女子プロゴルフ QTファイナルステージ】 国内男子ゴルフは28日開幕の日本シリーズJT杯(東京・東京よみうりCC)が最終戦。優勝賞金は4000万円と高額のため、賞金ランク1位の平田憲聖(24)から6位の石川遼(33)まで賞金...
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ツアー選手の年間評価に“賞金ランク”は適正か? 大会毎の賞金格差を前に無理がある
米女子ツアーの古江彩佳が、平均ストローク69.99で日本人初の「ベアトロフィー」(最少平均ストローク賞)を獲得しました。長年同ツアーを見てきましたが、日本人選手もここまできたかと、感慨深いものがあります。 「ベアトロフィー」は...
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海外目指す女子プロの新トレンドは…公式戦Vから米ツアー移籍、そして「寿引退」
今季の国内女子ツアーは桑木志帆(21)の完全優勝で幕を閉じた。桑木はこの勝利でツアー通算3勝目。初の公式戦制覇で3年間の複数年シード権を手にした。 【写真】この記事の関連写真を見る(09枚) 複数年シードは2019年に...
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城彰二さん(2)ティーを立てることすら知らない状態で臨んだ初ラウンド、結果は「96」でした
現役時代はゴルフに何の興味もなかった僕ですが、31歳で突然、ゴルフに触れるきっかけが訪れます。テレビ東京から「ある程度のお金を用意しますので、そのお金をのちの人生を裕福にするために使ってほしい」という企画が持ち込まれたんです。40万...
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山内日菜子 プロにとって初優勝よりも2勝目が難しい理由
今年の「伊藤園レディス」は山内日菜子がツアー2勝目を挙げました。 直前までシード圏外のポイントランク73位。本人も来季出場権をかけて今月26日からのファイナルQTを覚悟していましたが、2年連続のシードをキープできました。 ...
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“竹田麗央のための1年”を締めくくる最終戦で脇役たちの「最後は自分」
【JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ】第2日 今季初シードの竹田麗央(21)は、日本女子プロ、日本女子オープンを制し、4月の初優勝から8勝を挙げ、年間女王になった。エントリーしていた12月の米女子ツアー予選会(5日...
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原英莉花「メジャー女」の本領発揮で雑音吹き飛ばすか…首位に1打差2位の好スタート
【JLPGツアーチャンピオンシップリコーカップ】第1日 この試合に勝って勢いづけたいところだ。 原英莉花(25)が7バーディー、2ボギーの67。首位に1打差5アンダーの2位と好スタートを切った。 原は通算5勝の...
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柏原明日架ちゃんの予選会で「押しかけキャディー」をやった顛末
女子ツアーは前週の大会で来季のシード選手が決まりました。メルセデスランク50位までに食い込めず、1回目のリランキングまでの出場資格も獲得できなかった56位以下の選手は、来週行われるファイナルクォリファイングトーナメント(QT)で出場...
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日米ゴルフツアーの「賞金女王」はこんなに違うのか!目玉が飛び出るとんでもない賞金格差
日米の女子ツアーは21日に今季最終戦が開幕する。 国内のツアー選手権リコーカップ(宮崎・宮崎CC)は、来季から米女子ツアーに〝移籍〟する年間女王の竹田麗央が最終組で大会3連覇を狙う山下美夢有と回る。 “賞金女王”の竹...