マスターズ覇者マキロイ「ダブルグランドスラム」に早くも現実味…「今年中に王手かけるかも」と専門家

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 今年のマスターズに勝ってグランドスラム(4大メジャー制覇)を達成したR・マキロイ(35)はグリーン上で号泣した。2014年の全英に勝ってから11度目の挑戦。試合後は「ずっと重荷を背負ってきた。呪いがとけた」と、これまでの苦しい胸の内を吐露した。

 かねて、あのタイガー・ウッズの後継者として目されてきたマキロイにとって「グランドスラム」の称号は欠かせないものだった。それは本人が一番わかっていたからこその呪縛だったわけだが、これでひと仕事終えたと満足してはいないだろう。

 マキロイ以前にグランドスラムを成し遂げた者は、G・サラゼン、B・ホーガン、G・プレーヤー、J・ニクラス、ウッズの5人。そのうち、ニクラスとウッズは4大メジャーで各3勝以上しており、「トリプルグランドスラマー」になっている。その他の3人はダブルも達成していない。マキロイは全米プロで2勝しており、マスターズ、全米オープン、全英にもう一度勝てば「ダブルグランドスラマー」になる。

「その可能性は十分ありますし、ウッズの後継者なら、それを目指して欲しい」と言うのはゴルフライターの吉川英三郎氏だ。

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