ゴルフ
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川﨑春花 復活のカギはクラブを替えずに使い続けたこと...腰痛、メンタル不調の悪循環からの脱却
川﨑春花が2年ぶりに「ミネベアミツミレディス」でツアー3勝目を挙げると、「大東建託・いい部屋ネットレディス」も制して7月に2戦連続優勝と勢いがあります。 ルーキーイヤーの2022年に2勝を挙げて初シードを獲得しました。 ...
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男子ゴルフ松山英樹 8アンダー単独首位発進も…ファンは「パット合戦」で物足りない?
今回の会場はフランスを代表するコース。中継で初めて目にしたファンがほとんどだろう。各ホールはほぼ平坦で樹木がほとんどなく、長いフェスキュー芝のラフはスコットランドのリンクスを彷彿とさせる。一方、10ホールが池絡みで、米国のコースのよ...
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パットに悩む西郷真央は「大爆発」をまぐれにしてはいけない。「バニスター効果」で飛躍に期待
パッティングとは悩ましいものです。直径4.25インチ(108ミリ)のカップまでの距離と同時に、傾斜やラインを読み、タッチを合わせる。グリーンの速さは芝質や芝目、天候、時間によっても変わります。その日の調子によって「穴」は大きく見えた...
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笹生優花 パリ五輪金メダルへの“最強ギア”は師匠ジャンボ尾崎の「お下がりドライバー」
パリ五輪の開会式が26日19時30分(日本時間27日2時30分)から、パリ中心部を流れるセーヌ川で行われる。8月11日まで約2週間の大会期間中、32競技329種目の熱戦が繰り広げられる。 ゴルフは男子が8月1日、女子は7日に...
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今時の女子プロは「アイドル扱い」なら国内、「大金稼ぐ」なら海外…日米の賞金とファン気質から読み解く
昨今の円安ドル高の影響もあって、米国ではラーメンが1杯5000円以上もする店があるそうだ。物価はバカ高いが給料も高額だ。プロゴルファーの「給料」を賞金と考えれば、こちらも日米の格差は大きい。 ある若い女子プロは「今は力不足で...
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原英莉花は米ツアー最終予選会に臨めるか…イケメンキャディーとの破局がプレーに影響も
国内の女子プロは今週はオープン週で夏休み。家族とゆっくりしたり、旅行に行ったり、友人とプライベートを満喫しているプロが多い。そんな休暇中に22日付の世界ランキングが発表された。 前週の試合で2戦連続優勝を遂げた川﨑春花(21...
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全英OPで牙をむいた「リンクス」での必須条件…イメージ通りの攻め方がまったく通用しなくなる
ゴルフで最も難しいのは強風下でのプレーです。全英オープンの舞台となるスコットランドのリンクスは特有の重い風が吹き、強さも一定しません。時折、突風となり、スタート時間によって風向きも大きく変わります。 硬く起伏の激しいフェアウ...
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国内女子ツアーは男子の全英OPと正反対…激甘コースでのバーディー合戦ではプロの凄味は伝わらない
今年の全英オープン(ロイヤルトゥルーンGCオールドコース=7385ヤード・パー71)は、久しぶりに天候が荒れた。というよりは、強風と横殴りの雨の中、ニット帽子にネックウオーマー、カシミヤのセーターやレインウエアを着込んでのプレーは、...
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塩田正さん(4)取材現場に行くと中村寅吉さんが「おめぇが来たんじゃホントのこと言うよ」
1957年のカナダカップ団体戦(中村寅吉、小野光一)と個人戦(中村寅吉)の優勝は、日本のゴルフ界を大きく変えました。全国でゴルフ場造成が進み、国産のボール、クラブができてきます。ゴルフ雑誌創刊も相次ぎました。 そんな中、私自...
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古江彩佳の生命線は強いこだわりを持つ2本のウエッジ…メンタル頑健でも繊細なクラブ感覚
米女子ツアー参戦3年目の古江彩佳がメジャー「アムンディ・エビアン選手権」を制して本当にうれしく思います。 今年6月の全米女子オープン2勝目の笹生優花に続き、日本人女子のメジャーチャンピオンは樋口久子さん、渋野日向子と4人目で...
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スピン機能が高いウエッジは打ち方が悪いと距離感が安定しない…性能を引き出すために必要なこととは
今どきのゴルフクラブに共通していること、それは新製品は必ずと言っていいほど「飛距離」が伸びることをアピールしていることだ。ドライバーもアイアンも「さらなる飛び」をうたっており、そうではないのはサンドウエッジだけである。 サン...
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ゴルフ界の“ビジュアルクイーン”臼井麗香がコース新「63」の大爆発!前夜祭では「悩殺衣装」披露
華やかなビジュアルで注目される臼井麗香(25)が、この日はプレーでもギャラリーを悩殺した。 19日の大東建託・いい部屋ネットレディス(福岡・ザ・クイーンズヒルGC=6505ヤード・パー72)2日目。トップに3打差の7位タイで...
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全英オープン日本勢大量8人“全滅”もある「惨敗データ」…2000年からトップ10入りわずか3人
【全英オープン】第1日 日本女子は今年、笹生優花(23)が全米女子オープンに優勝。3打差2位は渋野日向子(25)だった。全米女子プロも山下美夢有(22)が2位と健闘。前週のエビアン選手権では古江彩佳(24)が、日本女子では4人...
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前週の疲れ見せず岩井「姉」は3位T好発進も「妹」は…バーディー合戦必至の攻撃的展開
前週のエビアン選手権で、海外メジャー自己最高の10位タイに入った岩井明愛(22)。疲れも見せず18日の大東建託・いい部屋ネットレディス(福岡・ザ・クイーンズヒルGC=6505ヤード・パー72)初日は、7バーディー1ボギーの66で3位...
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松山英樹が狙うは2度目のメジャーVより「パリ五輪金」か…18日開幕の全英OPとは相性微妙
今年は「らしい」戦いが見られそうだ。 18日に開幕する全英オープンは近年、リンクス特有の強い風や天候の急変が少なく、直近3年の優勝スコアは13アンダー、20アンダー、15アンダーとバーディー合戦になっている。しかし、今年の会...
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渋野日向子 今年の国内ツアーは大丈夫?来月2日開催の「北海道meijiカップ」に出場予定
心待ちにしているファンは多いはずだ。 前週のエビアン選手権は古江彩佳(24)が優勝。日本女子4人目のメジャー制覇に沸いた。この大会、通算イーブンパー51位で終えた渋野日向子(25)は今週「Danaオープン」(米オハイオ州)に...
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エビアン逆転V!古江彩佳の「変えない強み」 どんな状況でもリズム、スイング、表情まで変化なし
鬱憤を晴らす大逆転劇でした。 エビアン選手権最終日。首位に1打差2位タイから最終組でスタートした古江彩佳(24)が、1イーグル、6バーディー、2ボギーの「65」をマークし、通算19アンダーで日本勢4人目のメジャー制覇を成し遂...
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シャフトが短くなってヘッドスピードが落ちても飛距離ダウンするとは限らない
毎年のようにモデルチェンジされ新製品が繰り出されるゴルフクラブ。特にドライバーはモデルチェンジが頻繁で、年度ごとに新しいクラブがゴルフショップに並ぶ。 ドライバーの場合、新製品は「さらなる飛距離アップ」をうたうが、ここにきて...
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11日開幕エビアン選手権でわかる? 渋野日向子「完全復活」の試金石
今大会が試金石になる。今季は5月まで9試合で予選落ち6回。絶不調だった渋野日向子(25)だが、5月末の全米女子オープンは優勝の笹生優花に次ぐ2位。3試合後の全米女子プロも7位と健闘した。海外メジャー2大会連続の好結果は、ファンに完全...
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杉浦悠太はミスしても勝ったが…夏場の難敵「強いラフ」で一度試してもらいたいアプローチがある
10日まで北の大地の網走にいます。東京の灼熱地獄が嘘のようにゴルフ場もとても爽やかです。 前週の日本プロゴルフ選手権は気温35度を超える厳しい暑さの中、杉浦悠太が4日間首位を守る完全優勝で幕を閉じました。 「もしやプレ...
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年間女王の最有力候補に浮上した竹田麗央の「非常に悪い数字」
国内の女子ゴルフは先週の試合で前半戦(19試合)が終了。今週は「夏休み」だ。 前半戦を盛り上げたのが竹田麗央(21)だ。4月にプロ初優勝を遂げると2週連続Vを達成。その4試合後には3勝目を飾り、ここまでの16試合でベスト5も...
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国内男子プロ「日本一」の価値ガタ落ち…日本人選手の目はとっくに海外を向いている
【日本プロゴルフ選手権】 かつて国内の男子プロは「日本プロと日本オープンのタイトルは絶対に欲しい」と言った。1970年代から90年代にかけては、「AON」と呼ばれた青木功(プロ3勝、オープン2勝)、尾崎将司(6勝、5勝)、中嶋...
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塩田正さん(2)今では考えられない名門でのコースデビューで高価なクラブがポッキリ
コースデビューは我孫子ゴルフ倶楽部です。将来のゴルフ普及を見越して、私が通っていた東京教育大学にゴルフ部をつくることを勧めてくれた元文部省次官の伊藤日出登さんがメンバーだったので連れて行っていただきました。2人でのプレーです。 ...
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小祝さくら 脳が疲れにくい「驚異的な省エネプレー」…日米通算225試合連続出場を可能にする独特の武器
今季2勝を挙げて賞金ランク1位、ポイントランク3位につける小祝さくらが今週の「ミネベアミツミレディス」で日米通算225試合連続出場記録を更新しました。 私が現役だった時には今堀りつさんの482試合(出場人数が限られる大会を除...
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ロフト角を調整するとアドレス時のフェース向き(球のつかまり具合)が変わる
今から遡ること16年前(2008年)、ルールが改定されたことによってゴルフクラブに調整機能を付加することが認められた。これによってメーカー各社はこぞってヘッドとシャフトが簡単に脱着できるクラブを作り始め、今ではドライバーやフェアウエ...
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堀琴音もメリットに言及 なぜシニアのイメージが強い「長尺パター」 を若手プロが使いだしたのか
【ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ】 前週の試合で惜しくも2位に終わった堀琴音(28)。今週の「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」(北海道・真駒内CC空沼Cコース=6667ヤード・パー72)も2日目が終わっ...
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全米シニアOP2位!藤田寛之にみる「下り坂を楽しむ」生き方…次期専大監督に推薦するつもり
全米シニアオープン(ロードアイランド州ニューポートCC)で藤田寛之(55)が惜敗です。初日から首位を守りましたが、現地6月30日に行われた第4ラウンドは、霧の影響でスタートが約2時間遅れ、2位に3打差で迎えた11番のティーショットを...
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なぜ女子ゴルフ界にスライサーが増えた?桑木志帆も持ち球で「資生堂レディス」リベンジV
【資生堂レディス】 昨年の大会はプレーオフで櫻井心那(20)に負けて大粒の涙を流した桑木志帆(21)。同じ舞台でツアー初優勝を遂げ、歓喜の涙となった。 悪天候で2日目が中止となり54ホールに短縮された今大会の最終日。桑...
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これは見物だ!女子プロの真価問われる資生堂レディスの上がり3ホールと優勝スコア
海外メジャーで日本選手が活躍していることで、「国内女子プロのレベルが上がった」と言われている。一方で「それは一部のトップ選手だけ」(ツアー関係者)という声もあるが、国内プロのレベルを知るのに格好の舞台となるのが、27日に開幕した資生...
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五輪ゴルフは「混合団体戦」だけでいい…長すぎる競技時間、伝わりにくい熱気の解決案
パリ五輪の開幕(7月26日)が1カ月後に迫っている。前回の東京五輪では女子の稲見萌寧が銀メダルを獲得して日本中を大いに沸かせたが、「ゴルフは五輪に最もふさわしくない競技」といわれている。大きな理由は競技時間が長すぎることだ。 ...