渋野日向子が“丸裸”で臨む今季初メジャー…スイング固まらず、技術も用具も満足にサポート得られず

公開日: 更新日:

 米ツアー参戦4年目を迎えた渋野日向子は今年11月で27歳になる。2019年全英女子オープンを制した時は20歳だから、時が経つのは早いもの。米ツアーの勝ち星はその1勝のみ。悲願の2勝目がメジャーなら最高だろうが、それを期待できる状況にあるといえるのか。

 まず指導者だ。プロ入り前の17年から指導を受けていた青木翔コーチと20年末に離れ、その間は石川遼などの助言に耳を傾け、2年後に再び青木コーチの元に戻った。

「一昨年から上田桃子吉田優利などを教える辻村明志コーチに教えを受けるようになったが、今はコーチに頼らずマネジャーにスイングの動画を撮ってもらいチェックしていると聞いた。スイングが今も固まっていないのは、そのせいではないか」(ツアー関係者)

 プロにとって命ともいえるクラブも替えた。長く愛用していたPINGとの契約が昨年末で切れたことで、今はフリー。契約の縛りがなく、好きなクラブを使えるため、いろいろと試した末に、ドライバーはタイトリスト、アイアンはスリクソンを選んだ。ボールもタイトリストからスリクソンにチェンジした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー