著者インタビュー
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「格付けしあう女たち」白河桃子氏
■「一定基準のない複雑怪奇な人間関係、それが女子カーストです」 ランチタイムにつるんだり、上司への愚痴に花を咲かせたりと、一見仲が良さそうに見える女性たち。しかし、そこには互いに格付けし合う「…
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「かつお節と日本人」藤林泰氏
■「かつお節の消費拡大のきっかけは『フレッシュパック』の発売でした」 かつお節といえば伝統的な食材で、化学調味料に押されて、消費量が減り危機的状況にあると思いがちだが、それは早計。 宮…
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「奇動捜査ウルフォース」霞流一氏
■「映像化するなら改造パトカーはCGでなく特撮で撮りたいですね」 「もともと『傷だらけの天使』のような男2人の刑事ものが好きだったんです。人気ドラマ『相棒』の2人は年齢差があるけど、平気で悪口を…
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「行人坂の魔物」町田徹氏
■「銀行と闘った実在のヒーローのノンフィクションです」 歴史ものと金融ものが合体した異色のノンフィクションである。 「東京・目黒区にある行人坂は、魔物がすんでいるのではないかといわれるほ…
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「草魚バスターズ」真板昭夫
<「朽ち果てた史跡の池を蘇らせた13年間の格闘の記録です」> 京都市右京区にある大覚寺の大沢池に今年、3500本もの美しい蓮の花が咲き誇った。その風景はさながら極楽浄土のようであったというが、…
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『医者とおかんの「社会毒」研究』内海聡氏
<「身の回りの“社会毒”の危険性と、それをなくす方法を書きました」> ワクチンや食品添加物、人工甘味料、遺伝子組み換え食品、農薬など、自然界には存在せず以前は人間の体に入ることはなかった、数々…
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「海賊党の思想」浜本隆志氏
<「ドイツ海賊党が主張するネットの自由、政治の透明化は大きな社会的テーマです」> 「今日、インターネットは日常生活で不可欠なメディアですが、ネット資本や権力をもつ側が、このメディアを自分たちに都…
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「時の審廷」芦辺拓氏
<「権力者の企みはミステリーの犯人が仕掛けるトリックに通じます」> 弁護士兼名探偵の森江春策を主人公にした、人気「時」シリーズの第3弾。12年ぶりとなる今作は、3つの時代と都市を舞台に戦後史に…
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「晩夏光」池田久輝氏
<選考委員満場一致の期待の新星> 第5回角川春樹小説賞受賞作品。「センチメンタリズムを描ききる力を感じた」(北方謙三氏)、「香港という街の匂いがひしひしと伝わってくる」(今野敏氏)など、選考委…
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「コミュニティ発電所」古屋将太氏
<「異なる世代が一緒につくり上げる楽しさがあります」> トラブルが毎日報じられる東京電力福島原発。「原発はもうダメだ」と思う人も、「国が自然エネルギーをやってくれればいいのに」と他力本願になり…