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「時の審廷」芦辺拓氏

<「権力者の企みはミステリーの犯人が仕掛けるトリックに通じます」>

 弁護士兼名探偵の森江春策を主人公にした、人気「時」シリーズの第3弾。12年ぶりとなる今作は、3つの時代と都市を舞台に戦後史に残る事件を大胆に取り込んだ、伝奇小説の様相を併せ持つ長編ミステリーだ。

「高校生のとき、テレビ番組で見知った米国立公文書館から発掘された『占領プラン』に大きな衝撃を受けたんです。これは日米戦において日本が敗戦したとき、北海道と東北地方はソ連が、関東・中部・北陸はアメリカ、中国地方と九州はイギリス、四国は中国と、4カ国が日本を分割して支配するという取り決めで、いわば『日本分断』計画です。この計画があったことは紛れもない事実ですが、話が大きすぎてトンデモ話みたいですよね。で、敗戦から70年経った今なら、こうした一連の戦後史を伝奇として扱ってもいいのでは……。そんな発想から今作が生まれました」

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