私のおふくろメシ
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篠井英介 帰省の楽しみは「加賀太きゅうりを炊いたもの」
俳優の篠井英介さん(59)は魅力的な低音と上品な立ち居振る舞いが持ち味で、舞台で“女性”を演じることができる希有な存在。女形だ。 出身は小京都、石川県金沢市。篠井家の食卓には故郷の食材を使っ…
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平畠啓史 手編みのセーターと「鶏の手羽先入り関東炊き」
お笑いタレントにして芸能界でナンバーワンのサッカー通。ファンにもサッカーを知らない人にも楽しくよく分かる解説やネタでお馴染みの平畠啓史さん(49)。出身は大阪・高槻市で、しゃべりは落ち着いた丁寧な関…
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柏木広樹さん 年1回のごちそうだった「エビのアメリカ風ソース煮込み」
チェリストの柏木広樹さん(49)はソロ活動とともに葉加瀬太郎さんのコンサートなどで全国を飛び回っている。地方公演は食い道楽の柏木さんにとって、音楽と食べる楽しみのセットである。 音楽、クラシ…
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仁科克基 母親の暮らす家に行き「雑煮」を食べた思い出
故・松方弘樹さんと女優・仁科亜季子さん(64)の長男で俳優、タレントとして活躍している仁科克基さん(35)。京都で生まれ、中学まで育った。京都の2000坪の大豪邸には住み込みのお手伝いさんが5人もい…
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菅原孝さん 夫人が味を受け継ぐ「具だくさんの仙台の雑煮」
「ビリー・バンバン」の兄・菅原孝さん(73)は3年前の14年に母・キヨ子さんの介護のため出掛けた実家で突然、脳出血で倒れた。運良く弟・進さんの携帯電話につながり、救急車で運ばれて一命を取り留めたが、今…
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渡辺裕之 母が手間暇かけて作ってくれた「お煮染め」の思い出
映画、ドラマ、舞台で活躍する渡辺裕之さんは水戸出身。84歳で今も健在の母・正也さんが作ってくれたのは……。 ◇ ◇ ◇ 水戸生まれというとみんなに「納豆」といわれますが、僕の場合…
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木村祐一 おかんにせがんで作ってもらった「たらこのゴマ油炒め」
タレントの木村祐一さんは食べることが大好きな料理愛好家としても知られる。とっておきの「おふくろメシ」を。 よくバラエティーとかで“最後の晩餐”は何にするっていう質問があると割と「お母さんの」…
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三遊亭小遊三 お花見で食べた「太巻き」と「ほうれん草の卵とじ」
「笑点」でお馴染みの三遊亭小遊三師匠(70)は横浜で生まれ、小学校2年になった時に山梨・大月市に移った。両親が50歳と40歳の時の遅く生まれた子供で、姉2人と兄の4人きょうだいの末っ子。 「物心…
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つボイノリオ 料理ベタの母が誕生日に作ってくれた「茶碗蒸し」
70年代、下ネタのコミックソング「金太の大冒険」を歌って大人気となり、現在は地元、名古屋のCBCラジオで「つボイノリオの聞けば聞くほど」を24年間続けているラジオパーソナリティーのつボイノリオさん(…
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大八木淳史 親子4人で食べた京都ならではの「飛龍頭の煮物」
伏見工高でラグビーを始め、同志社大学、神戸製鋼所、日本代表で大活躍。1988年から94年まで神戸製鋼所が日本選手権7連覇を達成した際の立役者のひとりであるラグビー元日本代表の大八木淳史さん(56)。…
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弘兼憲史さん 今はアシスタントとまかないで食べる「水餃子」
「課長島耕作」の漫画家・弘兼憲史さん(69)は仕事をしているスタジオで、5人のアシスタントと“まかない料理”を食べる。そのために近所のスーパーに出かけて買い物をするし、料理の腕前は折り紙付きだ。 …
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土山しげるさん 思い入れが詰まった「金沢の茄子そうめん」
グルメ漫画家の土山しげるさんは石川・金沢の出身。両親とも金沢の人で大正12年生まれの母・静子さんは昨年亡くなった。160センチある大柄でスラリとした近所でも有名な美人。しかも、三度の食事をてきぱきと…
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ドリアン助川 ちゃぶ台とアニメとともに思い出す「鶏団子の澄まし汁」
ラジオのパーソナリティーで、作家のドリアン助川さんは元ハンセン病患者を通じて「人としての尊い生き方」を問うた原作「あん」が映画化されて、世界中で話題になっている。スラリと背が高く、おおらかそのものの…
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陣内孝則 総勢34人の大所帯の食卓にのぼった「高菜の焼き飯」
実家は家具の町・福岡県大川市で代々続く「陣内木工」。自宅は家具の工場や小売店も兼ねる大きな二階屋で、祖父母に両親、弟、妹、父親のきょうだい、いとこ、住み込みの弟子ら総勢34人の大所帯。食事を作るのは…
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榊英雄監督 親子3代に受け継がれる「アジの南蛮漬け」
榊英雄監督が生まれ育ったのは海に囲まれた長崎・五島列島。日々の食卓にのぼるのは豊富な魚介類だったことはいうまでもない。 「刺し身は丼に盛り付けられ、よく取れる水イカなんか山盛りです。カワハギの…
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やくみつるさん 3月に他界した母の味は「卵のフワフワ」
漫画家のやくみつるさん(58)は秋田・鹿角市出身の両親と妹の4人家族で世田谷で育った。小中学校時代には高度経済成長期やオイルショックも経験した世代だ。食生活も一気に洋風化が進んだ時代で、やくさんいわ…
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大鶴義丹 劇団の看板女優だった母が作る「ヒジキの煮物」
俳優で作家の大鶴義丹さんは劇作家の唐十郎と女優の李麗仙の長男。両親はかつて大人気の新宿・花園神社の「紅テント」公演で多忙を極め、夜中まで自宅2階の稽古場で芝居に打ち込んでいた。 「もう子供そっ…
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氏神一番の活力の原点 「拙者の体はカレーで出来ている」
先月放送された「爆報!THEフライデー」(TBS系)で、もつ鍋店とレストランバーの経営に失敗して、2000万円近いお金を失ったことを告白したミュージシャンの氏神一番さん。かつて「平成名物TV 三宅裕…
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彦摩呂 長屋住まいのごちそうだった「煮込みハンバーグ」
「宝石箱や!」などグルメリポートの名言で知られる彦摩呂さん(50)。体重120キロながら、繊細で的確な表現は視聴者をうならせる。もちろん食べ物へのこだわりは並々ならぬものがあるが、忘れられない食べ物が…
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氷川きよしが待ち焦がれた月に1度の「ミートスパゲティ」
若手のホープといわれた氷川きよしさん(39)は9月で四十路を迎えるが、演歌界を支えるスターにとって、今も変わらないのは家族との交流だ。暮れは紅白歌合戦に出場。正月には東京で家族との時間を過ごすが、必…